ロウソク足は2種類ある。陽線と陰線
ロウソク足には「陽線」と「陰線」の2種類があります。
陽線と陰線で「何を表しているのか?」を知っておきましょう~(  ̄∇ ̄)
陽線と陰線
陽線と陰線により、終値で株価が始値より上昇したのか、下落したのかが分かります。
陽線と陰線の色は、各証券会社やサービスにより違います。(統一して欲しい)
- 陽線・・・白色、または赤色が多い。
対象期間において最初についた株価(始値)よりも、最後についた株価(終値)が高かった場合は陽線となります。
⇒つまり、株価が始値より上昇した! - 陰線・・・青色、または黒色が多い。
対象期間において最初についた株価(始値)よりも、最後についた株価(終値)が安かった場合は陰線となります。
⇒つまり、株価が始値より下がった・・・
ロウソク足の見方
もうちょっと詳しくロウソク足の見方をみていきましょう。
陽線から株価の値動きを知る
100円で始まり(始値)、(安値の)80円から(高値の)140円の間で株価が動き、最後に120円で終わった(終値)場合、対象期間の株価は始値より上昇したことになり、陽線となる。
陰線から株価の値動きを知る
100円で始まり(始値)、(安値の)60円から(高値の)120円の間で株価が動き、最後に80円で終わった(終値)場合、対象期間の株価は始値より下落したことになり、陰線となる。
ちょっと難しく思えるかもしれませんが、株式投資を行っているとロウソク足の見方はすぐに掴めてくると思います。
陽線・陰線の基本形
ロウソク足は株価の流れを棒状のものであらわしたものですが、その棒の長さやヒゲの長さ、形からさまざまな意味合いが予想されます。
ロウソク足の上下に飛び出ている線のことを「ヒゲ」と呼びます。
ヒゲは始値や終値と 高値や安値が違う株価の場合に発生します。
終値と高値が同じ場合や始値と安値が同じ場合はヒゲは出ません。
陽線・・・強い上昇 | 陽線の基本形 | |
陰線・・・強い下落 | 陰線の基本形 |
陽線・・・かなり力強い上昇 | 別名:日の丸坊主 | |
陰線・・・かなり力強い下落 | 別名:陰の丸坊主 |
陽線・・・かなり強い上昇 | 別名:陽の大引け坊主 | |
陰線・・・かなり強い下落 | 別名:陰の大引け坊主 |
陽線・・・少し弱い上昇 | 別名:陽の寄付き坊主 | |
陰線・・・少し弱い下落 | 別名:陰の寄付き坊主 |
陽線・・・上昇しているがどっちつかずの状態 | 別名:コマ | |
陰線・・・下落しているがどっちつかずの状態 | 別名:コマ |
陽線・・・場中で下落したが買い強く上昇 | 別名:下ヒゲ陽線 | |
陰線・・・場中で上昇したが売りが強く下落 | 別名:上ヒゲ陰線 |
陽線・・・場中で上昇したが売りが強い状態 | 別名:上ヒゲ陽線 | |
陰線・・・場中で下落したが買いが強い状態 | 別名:下ヒゲ陰線 |
対象期間で呼び方が違う
ロウソク足の対象期間は主に、下記の4つです。
- 5分足(ごふんあし)
5分間の株価の動きを表したもの。 - 日足(ひあし)
1日の株価の動きを表したもの。 - 週足(しゅうあし)
1週間の株価の動きを表したもの。 - 月足(つきあし)
1ヶ月の株価の動きを表したもの。
証券会社によっては「1分足」などのより細かい時間帯のロウソク足もあります。
最初に説明したとおり、用語自体を覚える必要はなく、「陽線」であれば株価が上がったんだな!、「陰線」であれば株価が下がったんだな!というのが分かれば大丈夫です。
これらのものがひとつひとつ集まりチャートとなって株価の流れを読むことができます。
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