デフレとは?
2009年11月。政府が「日本経済はデフレ状況にある」と改めて宣言したことにより、デフレという言葉がメディアで良く取り上げられるようになってきました。(既に長期に渡るデフレ下でしたが)
1.デフレとは
デフレ(正しくはデフレーション)とは一言で説明すれば、
「物価がどんどん下がっていく経済状況」
のことを言います。
物価は何故 どんどん下がる?
では、何故物価がどんどん下がっていくのかと言えば、
不景気により消費者の財布のヒモが固くなり、
売っている商品に対して買う顧客が少なくなります。(供給過多)
そうすると、お店側が考えることとして、
「最近ものが売れないなぁ。他店より値段を下げてはどうだろうか」
「ものが売れなくて在庫がたくさんある。安く売ろう」
など。
モノの値下げが始まり、価格競争がうまれ、物価がどんどん安くなっていきます。
デフレのメリット
デフレは物価がどんどん下がる状態。
現在は大手スーパーなどでも価格競争が激化しています。
ジーパン580円、弁当298円など消費者にとっては安くモノを
買え、家計が助かる時期だとも言えます。
デフレのデメリット
先ほどのジーパンやお弁当。
何故安くなっているのかが問題です。
例をあげるとすれば、ここのA店という大手のスーパーがあるとします。
A店でも価格競争の波には逆らえずジーパンの値段を下げることにしました。
A店は問屋さんにいつもの価格では売れないから、安く仕入れたい!とお願いしました。
問屋さんは買い手がいなくなると困るので中々反対は出来ません。
仕方なく仕入れ値を下げることにしました。 ⇒ 問屋の利益減
仕入れ値を下げたものの、他店よりもっと安く売りたいので利益率を
下げてA店は販売することにしました。 ⇒ A店の利益減
他店も安売りをしている為、値段を下げたからと言って爆発的に売れるわけではありません。
A店の総体的な利益は減ってしまいました。
A店の利益は減りましたが、社員にかかる人件費は変わりません。←ここが重要
そこでA店は社員を解雇し、パートさんを雇うことにしました ⇒ 雇用減
運よく残った社員も次はいつ自分が解雇されるか分からないので消費を控えます。
デフレの問題とは
「モノは安くなる(企業の利益は減る)が固定費(人件費や地代など)は変わらない」
よって、企業は利益を上げづらくなり、その反動が給与カットなどにもつながり、さらに消費が抑制され、さらにモノが売れなくなることにあります。
この経済の悪循環のことを「デフレスパイラル」と呼びます。
デフレ時の資産運用は?
デフレとはしつこいですが、物価が下がり続ける状態。
不動産なども例外にはもれず。
1坪100万円で買ったとしても、数年後には1坪90万円になっている場合もあります。
モノなどへの投資は不向きだと言えます。
株式投資ではインフレ向き、デフレ向きの銘柄がありますので
そちらに目を向けておいても良いかもしれません。
デフレ向きの銘柄とは「安く販売しつつも利益を上げている企業」
洋服のユニクロ(ファーストリテイリング:9983)や家具のニトリ(9843)、セルフ式うどん「丸亀製麺」(トリドール:3397)なんかはやはり強いと思います。
投資は自己責任でどうぞ。
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