NISA(ニーサ)の活用方法
NISAの一般的な活用方法について説明します。
「つまり、NISAというものは」で説明したように、NISA制度は利益に関しては非課税になる恩恵がありますが、損失に対してはメリットはまったくありません。
そこで、NISA口座を利用する場合、下記のような運用タイプに分かれます。
- 損失を覚悟し、利益を最大限に得ようとする(ハイリスク ハイリターン)
- 損失を恐れ、安定的な利益を得ようとする(ローリスク ローリターン)
- 配当金や分配金をメインに考える
損失を覚悟し、利益を最大限に得ようとする
リスクをとって、最大限の値上がり益を狙います。(ハイリスク ハイリターン)
向いている金融商品としては「国内株式」や「外国株式」になります。
日本株よりも外国株の方がハイリスク・ハイリターンになりやすいです。
外国株はアップルやアマゾンなどの米国株や、中国株、ブラジルなど新興国の株などを購入することができます。
投資信託の場合は「新興国に重点を置いている投資信託」や積極投資をしている「利益追求型の投資信託(アクティブファンド)」になります。
上記の金融商品などを利用することで大きなリターンを期待し、非課税枠の恩恵を最大限にすることを狙います。
損失を恐れ、安定的な利益を得ようとする
リスクを避けたい場合、「バランス型の投資信託」がおすすめです。
(ローリスク ローリターン)
バランス型の投資信託では、株式の他にリスクが低い金融商品なども一緒に組み入れることにより、リスクが分散され 安定的な運用が可能になります。
ただし、リスクを低く抑えるため、消極的になり リターンも低くなりがちです。
配当金や分配金をメインに考える
株式投資では「配当利回りが高い大型株」に人気があります。
配当利回り(はいとうりまわり)とは、1株あたり配当を株価で割った百分率のことです。
投資金額10万円、配当金2,000円の銘柄があった場合、
2,000円 ÷ 100,000円 ×100(率) = 2%。
配当利回りは2%になります。
ちなみに3大メガバンクで10年間預けた際の預金金利は0.1%程度です。
ワンポイント
NISA口座で人気が高い銘柄は 知名度が高く配当利回りが良い株式が多いです。
- 武田薬品工業
- みずほFG
- ソフトバンク
- イオン
- NTTドコモ
- キヤノン
- 三菱UFJ
- トヨタ自動車
- 三菱商事
- JT
などなど。
業績が比較的安定しており、長期的に配当を見込め、値動きも安定した時価総額の高い銘柄がNISA口座で人気を集めています。
参考までに
参考までに、2017/4/24時点でのNISA口座の保有株式です。
管理人はマネックス証券にてNISA口座を開設しています。

どれも 株主優待や業績が良く、倒産リスクがほぼない企業を選んでいます。
次項では「管理人のNISA活用法」をご紹介致します。
NISA口座の一般的な有効活用の方法です。
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こちらの記事は、株式投資歴15年の運営者が執筆しています。
元手20万円、投資実績は2018年末で+1220万2,237円。初心者にも分かりやすい記事を心がけています。
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