積立投信とは?

カブスルの紹介文を寄稿してくれた「こぐまさん」が投資信託を行っておりますので、こぐまさんに投資信託のカテゴリ記事を寄稿して頂いています。

「積立投信」とは「毎月、指定した金額を目当ての投資信託に再投資すること」です。

たとえば「毎月 1,000円を投資信託Aに積み立てる」といったものが積立投信です。

積み立て投信

毎月の積立金額は月ごとにバラバラで構いません。
その月の収支にあわせて変更しても構いませんし、その月は投資しないという選択もできます。

また、毎月1,000円、3,000円など少額から積立できるものや1万、2万といったちょっと大きな額を積立するものなどさまざまです。

積立投信は長期投資に向いている

なぜ ここで積立投信というテーマを取り上げたのかについてですが、それは 積立投信が「長期投資 x 資産形成」に向いているからです^^

投資といってまずイメージするのは、毎日のように「いくらの株式をどれくらい持とうかな?」と悩む光景かもしれません。

しかし、積立投信はあなたが設定した金額が、毎月、証券口座から引き落とし形式で投資に当てられます。

このように、投資することが自動化されているので、日々の暮らしの中では投資を意識する必要がありません。

毎月支払っている生命保険や自動車保険なんかに似ていますね^^

あなたは「月々どれくらいの金額を投資に当てようか?」を考えるだけでいいシステムになっています。

「投資のことはよくわからないけど、30年後の私の退職金代わりに毎月3,000円ずつ長期投資してみたいなー。」(私です。笑)

というあなたには積立投信がぴったりというわけです。

投資信託がなぜ投資の初心者におすすめなのかについては、次項で詳しくみていきましょう!

初心者におすすめの理由

「積立投信」はなぜ初心者にオススメなのでしょうか?

理由はわかりやすく2点です。

  • 投資を始めるにあたってまとまった資金が必要ない。
  • 初めて間もなくは投資総額が小さいので、マイナス運用の影響も小さい。

いきなりドカーンと何十万も何百万も投資する勇気はありませんよね。

さらに、ドカーンと投資した結果、ドカーンと減ってしまったらもうどうしよう…ですよね。

そんな、「投資」の嫌なところをぐんと小さくして、気持ち穏やかに始められるのがこの「積立投信」なんです。

ただし、運用コストはちゃっかりかかってくるので「とりあえずなんでもいいから初めてみよう!」は危険ですよ!

この先30年その投資信託に投資していくつもりで、しっかり見極めていきましょう^^

500円から積立投信が可能

「積立投信とは?」でお話しした「積立投信は毎月のハードルが低い」の所以がこれです!
中には100円からというものもあります!

とてもローリスクな状況なので、安心して投資経験を積むことができます。
スロースタートしたい投資経験の浅い私たちにとってはとてもありがたいシステムです。

「積立投信やってみたいな~」と「私でも積立投信ができるんだ」と実感できることの間には、とても大きな差があることを、私自身が身をもって経験済みです!

「投資しているんだ」と自覚を持つことで、投資に関する情報が目につくようになり、自然と知識も増えました。(積立投信に関する書籍も5冊読破、+雑誌2冊)

ちなみに、私は月々1500円を投資信託に積み立てています。

まだまだ高額なリターンは期待できませんが、初めて3ヶ月ほどで運用にも慣れました。
「これなら30年続けられる!」という自信もつきました。

将来的には、子供から手が離れるようになれば、私の収入増に合せて毎月の投資金額もアップしていく予定です。

では、毎月500円を利回り4%の低リスクな投資信託に30年間積み立てた場合、どれほどの金額になるのでしょうか?

ズバリ【34万7,025円】です!

楽天証券 積立簡単シミュレーションより)

【500円 x 12ヶ月 x 30年間 = 18万】なので約17万の収益が期待できることになります!
そこそこ豪華に旅行ができますね!

少額から始められる積立信託は、私たち初心者のためにあるシステムと言っても過言ではありません!活用していきましょう!

銀行金利より良い利回りを期待できる

あなたが預けている普通預金は、年にどれくらいの利回りがあるでしょうか。
普通預金では、大手銀行でも年間数十円~数百円の金利しか期待できません。

さきほど「毎月500円を利回り4%の投資信託に30年間積み立てると約17万円の利益を期待できる」というお話しをさせていただきました。

まずはリスクが低く続けやすい積立投信を、毎月500円からでも利用してみながらじっくり今後の資産運用を検討して下さい。

まだ積立投信を初めて5ヶ月ほどの私ですが、すでにその「銀行金利より良い利回りを期待できる」を実感しています!(投資総額7000円で損益+211円)

積立投信にかかるコスト

積立投信にかかるコストは大きく2つです。

  • 購入時手数料(買付手数料)
  • 運用管理費用(信託報酬)

ではそれぞれを詳しく見ていきましょう。

購入時手数料(買付手数料)

投資信託にかかるコスト

私たちがある投資信託を購入する際、その投資信託を販売する人たちに支払う手数料です。

でもこれは私たちにとっては無駄なコストなので、購入時手数料がかからないものを選びましょう。

この手数料が発生しない投資信託のことを「ノーロード」と呼びます。

投資信託にかかるコスト2

ネット証券が販売しているものには「ノーロード」のものが沢山ありますので、「ノーロード」の投資信託を選びましょう。

運用管理費用(信託報酬)

投資信託にかかるコスト3

「投資信託とは?」でご説明した、「販売する人」「運用する人」「投資金を管理する人」それぞれに日々支払う手数料です。

運用管理費用は別々にではなくまとめて徴収されます。

例えば「運用管理費用が1.05%」という投資信託の場合、実際の内訳はこのようになっています。
(例)「販売する人に0.49%」+「運用する人に0.49%」+「投資金を管理する人に0.07%」

そして、「時価資産残高 x (運用管理費用÷365日)」が、日々、時価資産残高から差し引かれるかたちで徴収されます。(時価資産残高は投資総額に評価損益を足した額です)

運用管理費用が1.05%の投資信託の場合で見てみましょう。
保有している投資信託のその日の時価資産残高が10万円の場合「10万円 × (1.05% ÷ 365日 )」となり、その日は約2.8円が徴収されます。

これが、運用管理費用1.5%だったらどうでしょうか。
日々約4円徴収されることになります。

このたった1.2円の差もあなどれません。
時価資産残高は徐々に膨らんでいきますので、日々徴収される金額も高くなっていくのです。

運用管理費用は、高額だからといって収益も高いということではありません!

運用管理費用と収益に比例関係がないということを押さえておいてください。
運用管理費用はとにかく安いに越したことはありません!

他にも費用が発生する場合がありますが、まずは運用を開始するにあたって必ず見ておくべきこの2つを押さえておきましょう。

参考までに

カブスルは、マネックス証券で投資信託を行いました。

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