未成年口座に向いている株を購入しよう

未成年口座の運用は、資産を堅実に増やすことを目的としたいです。

運用期間は長期間。
なるべく安定的な資産運用を心がけたいです。

ローリスクのIPO投資と立会外分売への投資も、損失リスクが低く安心して資産を増やしやすいので、合わせて紹介します。

未成年口座で長期投資に向いている銘柄

未成年口座では、売買の差額の利益(キャピタルゲイン)ではなく、配当金(インカムゲイン)による資産運用を目指したいです。

キャピタルゲイン狙いになると、ハイリスク・ハイリターンの投資法になりがちになります。

長期投資を行うにあたり、気を付けたい点は下記になります。

赤ちゃんたち
  • 数十年後も存在していそうな企業か?
  • 財務状況は健全化か?(倒産しないか?)
  • 配当利回りは良いか?
  • 購入時の株価は割高ではないか?

一番気をつけたいのは企業の倒産。

倒産すると投資した資産は「ほぼ0」になりますので、倒産リスクだけは避けたいところです。

また、配当利回りが高いほど、得られる配当金が増えますので、できるだけ配当利回りが高い株を狙いたいです。つまり、

ワンポイント

  • 配当利回りがなるべく高い
  • 倒産リスクが低い

こういった企業が未成年口座の資産運用に向いています。

「配当金」狙いで株を購入してみよう

未成年口座では「配当金」目的で株式を選んで購入するのがおすすめです。

配当金狙いの場合、安定的な運用が可能となります。

ワンポイント

  • 配当利回りが高い
  • 株価が割安である
  • 企業に将来性がある
  • 倒産リスクが低い

配当金を多く頂いても、株価が大きく下がるとトータルで損失を出す可能性があります。
株価が高値圏にないか?買い時を見極めましょう。

買うタイミングが難しければ、単元未満株などで数株ずつ購入していくのも一手です。

娘はこれまでに、3万7,495円の配当金をもらっています。(2022.6.24時点)
預金金利では、まずもらえない金額です。

配当利回りは最低2%は欲しい!

株式投資の配当利回りは、プライム上場の全銘柄による加重平均で2.22%
日経新聞社の国内の株式指標 / 2023.10.13調べ)

加重平均利回りとは、時価総額に対する配当金総額の割合を示したもの。
海外主要国の株式利回りの多くが加重平均型であるため、国際比較を行う際には、この加重平均利回りを用いることが一般的です。

長期保有を目標に、配当利回り2%以上の株をできれば購入したいです。

2023年10月における「ゆうちょ銀行」の定期預金の金利は0.002%

※2022.6.24時点の配当利回り
銘柄名 配当利回り コメント
ゆうちょ銀行 4.75% 倒産リスクがほぼない企業。IPOにて良い利益も。
JR九州 3.34% 倒産リスクがほぼない企業。観光需要の復活に期待。IPOにて良い利益も。
日本郵政 5.20% 倒産リスクがほぼない企業。豊富にある手元資金の有効活用が必要。
ホクト 3.12% 配当利回りが良い。きのこセットがもらえる株主優待も魅力
柿安本店 3.37% 配当利回りが良く財務も健全。お惣菜の株主優待ももらえてお得。
NTT 3.01% 配当利回りが良く財務も健全。グループ力を活かした経営に期待。
イエローハット 3.74% 配当利回りが良く、財務も健全。若者の車離れなど今後の需要が課題。

株主優待はもらうと楽しい

未成年口座で株を購入する場合、株主優待目当てで購入する方法も考えられます。

株主優待狙いで購入する場合は、資産運用というよりは「楽しみながら投資を行う」に近いのかもしれません。

株主優待は企業により 金券などの商品券や施設の利用サービス券、ジュースや果物、お菓子などをもらうことができます。

株主優待

株主優待狙いで購入される場合も配当金同様、長期保有できるか?を考えて購入してみましょう。

ワンポイント

  • 配当金があれば なお良い
  • 株価が割安である
  • 企業に将来性がある
  • 倒産リスクが低い

株主優待の中には、長期保有すればする程 お得な株主優待もありますので、そちらを購入してみるのも手だと思います。

未成年におすすめの株主優待

カブスルが個人的に未成年口座にて購入を検討している銘柄です。

銘柄名 コメント
タカラトミー 「リカちゃん人形」や「トミカ」など 毎年違った自社製品がもらえるので、子供には魅力的。※購入し長期保有へ
イオンモール 3,000円相当のギフトカードがもえらえる。娘は100均でシールを買いたいと。※購入し長期保有へ
イオンファンタジー 2,000円分の施設利用券が年2回。メダルで遊べます。※購入し長期保有へ
サンリオ テーマパーク共通優待や店舗で利用できる商品券。
モスフードサービス モスバーガーで利用できる食事券。
オリエンタルランド 東京ディズニーランド、ディズニーシーで利用できる「1デー パスポート」。長期保有特典もあり
西松屋チェーン 子どもの洋服やおもちゃなど店舗で利用できる割引券。
グリーンランドリゾート 遊園地の無料入場券。

その他にも お子様向けの株主優待は たくさんあります。

姉妹サイト「ゆうかぶ」ではさらに詳しく紹介しています。

単元未満株でコツコツ買うのもあり

通常、株は100株単位で購入しますが、単元未満株を取り扱っている証券会社では、1株から購入することが可能です。

1株から購入することができるので、購入価格を抑えることができます。

単元未満株では購入資金を安く抑えられる!

カブスルの場合、未成年口座のメイン証券はマネックス証券を利用しています。

マネックス証券は単元未満株(ワン株)の買付時の取引手数料が無料
ということで、下記の方法で利用しています。

  • 狙っている優待株(マクドナルドHD)が高くて買えない!
    単元未満株で毎月、購入。
    (1株ずつなら100ヵ月で100株に。5株ずつなら20ヵ月で100株に)
    ※娘はこの方法で毎月1株買っています
  • こどもの投資体験として配当金が欲しい!
    5株ずつ配当利回りが良い数社に投資。

スクリーニングで対象銘柄を探す

各証券会社では「スクリーニング」により、条件による銘柄を抽出することができます。

配当金狙いの株式を探す場合、基本的にはスクリーニングを利用して銘柄を探します。

未成年口座の第一号銘柄として「ホクリヨウ」を購入しました!

中級者以上はリスクをとって攻めるのも一手

未成年口座は確定申告を行うことにより、基礎控除が48万円つきます。

詳しくは未成年口座の運用で知っておきたいことで紹介していますが、確定申告による還付金を受けやすくなりますので、中級者以上は積極的に運用していくのも手です。

  • 利益は、確定申告で払いすぎた税金を取り返す。
  • 損失は、損失の繰り越し制度を利用。将来の節税効果に。

カブスルは損失リスクを覚悟し、積極的にキャピタルゲインによるリターン(売買の差額による利益)を狙っていきます。

IPO投資と立会外分売でローリスクで資産を増やす

カブスルはローリスク投資である次の2つの投資で未成年口座の資産を着実に増やしています。
合わせて53万円の利益に。

2023.7.27時点
IPO投資 36万2,395円
立会外分売 16万6,627円

どちらも割安で株を購入できる仕組みなので、利益を得やすい投資になります。

  • IPO投資:上場前の割安となっている株を買い、上場後に売却
  • 立会外分売:ディスカウントされた立会外分売の株を買い、翌営業日に売る

割安な株を購入するということで個人投資家に人気があります。
人気があるので、どちらも対象の株を購入するのに抽選に参加する必要があります。

説明が長くなるので、参考記事にて詳しく紹介しています。

上へ戻る

カブスル限定のお得な口座開設タイアップ企画を行っています。