NISAを始めるには証券会社がおすすめ。各証券会社の比較一覧
新NISAを始めるには、証券会社や銀行でNISA口座を開設する必要があります。
NISA口座は、日本国内に住む20歳以上の方であれば誰でも開設することができます。
おすすめは株式投資もできる証券会社ですので、各証券会社の特徴もご説明します。
目次
どこでNISA口座を開設するの?
NISA口座は、「証券会社」または「銀行」にて開設することが可能です。
証券会社には証券マンと相談できる「店舗型」と、手数料が安く自分の判断にて手軽に投資ができる個人投資家に人気の「ネット証券」があります。
金融機関 | 証券会社 | 銀行 | |
---|---|---|---|
ネット証券 | 店舗型 | ||
NISA 対象取扱 金融商品 |
・上場株式 【 国内・海外 】 ・投資信託 ・ETF(上場投資信託) ・ETN(指数連動証券) ・REIT(不動産投資信託) |
・投資信託 | |
手数料 | 格安 | 高め | 高め |
注文方法 | ・自宅でネット注文 ・コールセンター |
・来店 ※ ・コールセンター |
・来店 ・コールセンター |
特徴 | ・取扱金融商品が多い ・手数料が安い ・注文が自宅で手軽にできる ・自分の判断で投資ができる ・スクリーニング(条件銘柄検索)など便利なシステムが利用できる ・ノーロード(手数料0円)の投資信託や信託報酬の安い投資信託がある |
・取扱金融商品が多い ・証券マンのアドバイスが聞ける |
・身近な銀行を利用できる。 ・デメリットとして、金融商品の幅が狭い |
個人的なおすすめ度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ |
※ 一部の店舗型証券会社ではオンラインでの注文も可能です。
個人的なおすすめは、NISA対象の金融商品が多い「証券会社」。
銀行を選択すると上場株式が購入できません。
また、証券会社の中でも手数料が安いネット証券がおすすめです。
株式投資や投資信託がまったく分からず、証券マンなどのアドバイスが聞きたい方は、店舗型の証券会社を選択してもよいかと思います。
ネット証券会社では、無料で投資情報を得たり、銘柄検索などのシステムツールを利用することができます。
NISA口座は1人1口座
NISA口座を同じ年に開設できるのは、1人1口座と決まっています。
つまり、「A証券会社」でNISA口座を開設すると、同じ年に「B証券会社」でNISA口座を開設することができません。
同様に「C銀行」でNISA口座を開設すると、同じ年に「D銀行」や「E証券会社」でNISA口座を開設出来ません。
NISA口座を他の金融機関へ変更できる?
NISA口座を変更する場合、その年の投資枠が未使用の場合に限り、変更が可能です。
現在 NISA口座を利用している金融機関(証券会社・銀行)から手続きを行い、「勘定廃止通知書」を発行してもらう必要があります。
勘定廃止通知書を新たにNISA口座を開設される他の金融機関へ提出することで、他社にNISA口座を移すことができます。
毎年、NISA口座を利用する金融機関を変更することは可能ですが、手続きの流れは結構面倒ですし管理が大変です。
NISA口座を開く際には よく考えて口座を開設した方が良さそうです (  ̄∇ ̄)
NISA口座選びで失敗しないようNISA口座を選ぶポイントを次に紹介します。
ワンポイント
注意したいのが、現在利用している金融機関からの「売り込み」です。
銀行では投資信託を扱っていますので、ふとした時にNISA口座開設の売り込みが来ます。
もちろん、「銀行」で投資信託の為にNISA口座の開設を行っても良いんですが、「株式投資」や「ETF」などの金融商品は「証券会社」でないと取り扱っておりませんので、そこら辺は良く考慮する必要があると思います。
NISA口座の比較
NISA口座の各証券会社の取扱金融商品と手数料の比較です。
個人的におすすめのネット証券会社による比較です。
(店頭証券は手数料が高く、銀行は株式投資ができない)
手数料による比較
NISA口座における国内株式投資の取引手数料の比較です。※2023.11.6時点
NISA口座による売買手数料は、無料とする証券会社が多くなっています。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | 松井証券 | |
---|---|---|---|---|---|
日本株 米国株 投資信託 |
無料 | ||||
単元未満株 | 無料 | 無料 | 無料 (スプレッドあり) |
無料 | 無料 (売却のみ) |
中国株 | 無料 | ETFのみ無料 | ETFのみ無料 | 取扱なし | 取扱なし |
手数料に差がほとんどないので、取扱金融商品やシステムなどを考慮された方がよいです。
取扱金融商品の比較
各証券会社により取り扱っている金融商品も内容も違います。※2023.7.4調べ
証券会社 | 国内株式 ETF/REIT |
投資信託 | 外国株式 | 海外ETF |
---|---|---|---|---|
マネックス証券 | 1,182本 |
米国、中国 |
270銘柄 |
|
SBI証券 | 約2,550本 |
9カ国 |
160銘柄 |
|
楽天証券 | 約2,320本 |
6カ国 |
230銘柄 |
|
松井証券 | 1,692本 |
米国 |
||
SMBC日興証券 | 約650本 |
|||
auカブコム証券 | 約1,037本 |
投資信託の本数は公式サイト上で発表している本数ではなく、カブスルがログインしてカウントしている本数です。実際の本数と違う場合があります。
投資信託については、各社 本数の違いはありますが投資信託で人気の「ニッセイ日経225インデックスファンド」や「レオス-ひふみプラス」は各社で取り扱っています。
取扱サービスの比較
各証券会社の取り扱いサービスの違いです。
個人的には、各証券会社のサービスを比較して、NISA口座を開設する証券会社を選ぶと良いかなぁと思います。(取扱商品や手数料はそれほど変わらない為)
証券会社 | つみたて 投資信託 |
単元 未満株 |
IPO 参加 |
---|---|---|---|
マネックス証券 | 100円~ | ||
SBI証券 | 100円~ | ||
楽天証券 | 100円~ | ||
auカブコム証券 | 100円~ | ||
松井証券 | 100円~ | ||
SMBC日興証券 | 1,000円~ |
単元未満株は「NISA口座による購入」ができるかどうかです。
NISA口座の利益は非課税になりますので、人気IPOとの相性も とてもよいです。
人気IPOに抽選で当選すると大きな節税になります。詳しくは下記の記事にて。
各証券会社のNISA口座の特徴
NISA口座における各証券会社の特徴をカンタンに。※2023.2.14調べ
証券会社 | 特徴 |
---|---|
マネックス証券 | |
松井証券 | |
SBI証券 | |
楽天証券 |
|
auカブコム証券 |
|
SMBC日興証券 |
|
NISA口座はよく考えて開設しましょう
NISA口座における各証券会社におけるサービスの違いが分かって頂けたと思います。
各証券会社には、無料で利用できる投資情報や投資ツールも充実していますので、それぞれの証券会社の特徴も考慮してNISA口座を開設することをおすすめします。
ちなみにカブスルは、マネックス証券でNISA口座を開設・運用しています。
ネット証券会社は、口座開設にかかる費用などが無料ですので、まずは複数の証券会社に口座を開設し利用してみて、その後 お気に入りの証券会社にてNISA口座を開設されるのをおすすめします。
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