株で破産するのはどうして?
Q:質問
株式投資で破産するのは何故ですか?
A:回答
破産とはgooの国語辞典によると、
- (1)財産をすべて失うこと
- (2)債務者が債務の完済をできなくなった状態
とあります。
(1)を株に当てはめて簡単に説明すると自分の投資した資産がなくなること
(2)の場合は信用取引や金融機関に借金をして投資した資産がなくなること
となります。
株式投資において破産したと良く聞くのは(2)の場合となります。
例 : 資産100万円の投資家
(1)財産をすべて失うこと
集中投資で100万円のA銘柄を買い、その企業が倒産して株価価値が0円になった場合に破産となります。つまり、
「1〜2銘柄などで集中投資している」
「その企業が倒産した」
この2つの条件が重ならなければ「破産」にはなりません。
集中投資して下落した場合でも資産は減りますが0円になることはありません。
つまり、集中投資をせずにいくつかの銘柄に分散投資をしている限りは破産はめったにありません。怖いのは信用取引を行って誰でも破産する可能性のある(2)の場合です。
(2)債務者が債務の完済をできなくなった状態
信用取引とは、簡単に言うと「借金・賃株をして投資する」株式投資です。
証券会社に担保を預けてその担保により数倍の資金をもって投資することが出来ます。
信用取引では自分が証券会社に預ける資金(担保)の約3倍の資金を借りて投資をすることが出来ます。
自分の資産100万円を預けて300万円分の株式投資を行うことも可能になるんです。
では、どういった時に破産となるか。
06年1月に起こった「ライブドアショック」のように、極端に株価が下がる事件やニュースが出た場合、ライブドアの時価総額は10分の1まで下落しました。(これは極端な例です)
資産100万円。最大に投資して株価が10分の1になった場合
| 自分の資産のみ の運用100万円 |
100万÷10 =10万円 |
損失 90万円 | 資産:10万円 | 借金0円 |
|---|---|---|---|---|
| 信用取引で合計 300万円を運用 |
300万÷10 =30万円 |
損失270万円 | 資産:0円 | 借金170万円 |
お分かりでしょうか?
自分の資産のみの運用だと資産が減るだけで済みますが、
信用取引(借金)をして損失を出すとその分の借金が残ることになります
つまり破産です。
信用取引は自分の資産以上の資金を動かす「ハイリスク・ハイリターン」になりがちな投資法です。
「信用買い」した銘柄が下落した場合
「空売り」した銘柄が騰がった場合
それぞれ委託保証率を超えてしまい破産するケースがあります。
破産は通常ありえない
上記の説明を見ると少し脅かしているかのように見えますが、
普通の株式投資を行っている限りは破産はありえません
投資先を誤るような「危険な株」に投資しない限りは破産の危険性も減ります。
危険な株とはメルマガ共同発行のrenbajinharuhiさんが示してくれた下記の通りです。
- 整理ポスト(上げ下げはマネーゲーム。博打です投資家は参加してはいけません)
- 継続疑義の注記のある株
- 株価が著しく低位の株
- 詳しい分析ができない人の管理ポストの株
上記の「危険な株」とは危険があるが「旨み」もある・・。
大儲かりしている人もいれば、大損している人もいるといったような非常に博打性が高い株となります。
最近の雑誌や書籍には「株で●●万円⇒●億円」などといったように大成功を収めた人たちが紹介されています。
その中には「信用取引」を用いて資産が急増していった投資家もいます。
惑わされてはいけないのは彼らは数多くの投資家の中で成功を収めた数%だということです。
信用取引を行うのは個人の自由ですが、最悪の場合「破産」がつきまとう投資法だというのを認識して頂きたいと思います。
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