AI(人工知能)を活用している証券会社
AI(人工知能)は、 人間の代わりにコンピュータが計算などの知的な作業を行う技術の事です。
様々なデータ(ビッグデータ)と合わせて活用することにより、AIは様々なサービスや事業で活用されています。
- スポーツ観戦のチケット
需要、市況、天候などのビッグデータを使い、価格を変動。 - 転職サイト
適性検査で人柄や価値観、社風を分析するもので、AIを駆使して企業と応募者の適性を判定。 - 日経新聞の決算サマリー
決算記事をAIで自動執筆。(外部リンク)
株式投資に関するサービスでも、AIは活用されています。
これからどんどん増えていくものと思われますが、現在 AIを活用している証券会社を紹介します。
売買タイミングをお知らせ!AI株価見守りサービス
AI株価見守りサービスは、株価をリアルタイムで見守り、投資戦略に基づいた売却タイミングをお知らせするサービスです。
SMBC日興証券のダイレクトコースの口座を開設していると、無料で利用できます。
同社の投資戦略のひとつであるLC-PH戦略(損失を限定し、含み益の拡大を目指す投資手法)と、AIによる高精度な株価トレンド予測を組み合わせることで、高度な投資戦略に基づいたサポート。
決めておいた株価になると通知するサービスは各証券会社でもあります。
AI株価見守りサービスは、株価データや市況データを学習させたAIが、1週間先のトレンドを予測。
(SMBC日興証券のHPより)
株価の変動に合わせて、自動で利益確定・損切り価格を管理し、リアルタイム株価により条件判定を行います。売却条件に達した場合、速やかにメールにてお知らせします。
- 頻繁に株価をチェックすることが難しい。
- 株価が下がってきた時に、また上がると我慢して売り時を逃しがち。
- 株価が上がってきた時に、少しの利益で確定しまいがち。
売りの判断は、初心者はもちろんのこと、上級者でも難しいです。
その判断を、AIによりサポートしてもらえる機能です。
なお、登録できるのは、SMBC日興証券で購入した株だけじゃありません。
他社で保有している株や、購入を検討している株でもOKです!
おすすめの株を診断!AI株式ポートフォリオ診断
AI株式ポートフォリオ診断は、顧客が設定するリスク許容度により、より効率的な運用が期待できるポートフォリオを提案してくれるサービスです。
ポートフォリオというのは、持っている株のことです。
(NTTや日本郵政を保有しているなど)
こちらもSMBC日興証券のサービスです。
(SMBC日興証券のHPより)
ごくごくカンタンに説明すると、決算データや株価データを参考に将来の業績を予測し各企業ごとにスコア化。(点数をつける)
スコアを基に、投資資金などからポートフォリオの提案をします。
- ポートフォリオを診断する
すでに株を保有している人向け。
SMBC日興証券で保有している場合は、そのまま改善案がでます。
他社で保有している場合、自分で登録することにより改善案がでます。 - ポートフォリオを作成する
まだ株を持っていない人向け。
投資資金や質問に答えることによりリスク許容度(10段階)を決定。
試しに、投資資金100万円、NTTを選択(1つだけ自分で選ぶ)、投資期間6ヶ月、リスク許容度は診断により「6」でポートフォリオを組んでもらいました。
提案は3つでますし、他の提案をみることも出来ます。
700株の購入を提案している、伊藤米久(2296)が気になりますね!
このままSMBC日興証券で購入も出来ますし、なんだろう?というチェックにも利用できます!
初耳の企業かと思いきや、伊藤ハムと米久の経営統合でできた会社のようです。
次に紹介するロボアドと似たような仕組みですが、こちらはSMBC日興証券のダイレクトコースに口座開設していれば、無料で利用できます。
提案を聞き入れてポートフォリオを変更するか、そのままにするかはアナタ次第です。
AI株価見守りサービスとAI株式ポートフォリオ診断は、HEROZとSMBC日興証券が共同で開発したAIです。
HEROZ(4382)はAI開発を行っている企業で、2018年に上場しています。
SMBC日興証券は口座開設から3ヶ月間はIPOの当選確率がアップする、ステージ制を導入しています。詳しくは姉妹サイトの庶民のIPOの記事にて。(SMBC日興証券のステージ制とは?)
ロボアドで資産運用。自動で資産の入替えも。
AIに資産運用を任せるロボットアドバイザー(ロボアド)サービスが2015年頃より始まっています。
ロボアドが対象者の希望する投資方針や膨大なデータを考慮し資産運用。
投資信託はプロの投資家に資産運用を任せますが、ロボアドはAIに資産運用を任せます。
カブスル限定のお得な口座開設タイアップ企画を行っています。