TOBとは?
株式投資を行っていると良く聞くことになるTOBという言葉。
なんとな〜く知ってるとは思いますが、こちらでおさらいしようと思います。
1.TOBとは
TOBとは「株式公開買付」のことです。
読んで字のごとく
- 目的の銘柄の 「株式」 を取得するために
- その買付内容を 「公開(宣言)」 し
- 証券取引所を仲介しないで不特定多数の株主から 「買い付ける」
行為をTOB(株式公開買付)と言います。
2.何故、TOBを行うのか?
TOBは証券取引所を通しません。不特定多数の株主に対して、
「●●の株価で▲▲株を目標に■■日まで買い付けます」と宣言します。
この時、「●●の株価(TOB)」は「市場で取引されている株価」より、プレミアム価格を数割上乗せした株価で発表されます。
何故なら、市場よりも高い「株価(TOB)」にすることにより、保有者は市場で売らずにTOBで宣言した相手に売った方が得になるからです。
これにより、TOB宣言者は大量の株式を取得するチャンスを得られます。
3.大量に株式を取得してどうするの?
・相手の会社を乗っ取る「買収」
・子会社と経営共同する「合併」
これらの目的のために大量に株式の取得を目指します。
買収に関してはホリエモン率いる「ライブドア」が「フジテレビ」に対して行ったTOBがありますが、対象企業の株式を過半数(50%)を超えると経営権が取得できます。これがいわゆる「買収」です。
ライブドアは当時、フジテレビの経営権を狙って株式をどんどん買い増ししていったわけです。
ちなみに株式の3分の1を超えて取得すると株主総会における特別決議の拒否権が得られます。
4.友好的TOB、敵対的TOBとは?
こちらも字を読めばなんとな〜くお分かりかと思いますが、株式を取得する対象企業が株式の取得を望んでいる場合には友好的TOBとなります。(合併や合意の上での買収など)
上記の合意などとは違い、企業などの買収目的で一方的にTOBを使って、経営権を得ようと株式の大量保有を目指す場合は敵対的TOBとなります。
敵対的TOBを仕掛けられた対象企業は乗っ取られまいと、当然防衛策を講じます。
下記はその一例です。
- 第三者に大量に株式を取得してもらう
(TOB宣言者に50%取得させない) - 発行済株式の総数を増やす
(株数が増えるので50%の株数を取得するには更に買い続けなければならなくなる)
ただし、発行済株式の総数を増やすことは、現在の株価の気薄化につながりますので、既存株主にとってはとても迷惑な防衛策となります。
TOBが仕掛けられると、企業の攻防が始まりますので株価の動きも不安定になります。
急騰・急落もありますのでTOB銘柄には初心者は気をつけるようにしましょう。
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