分散投資をしてリスクを軽減!
分散投資とは、投資銘柄をいくつかの銘柄に分けて投資すること。
分散投資に対して集中投資という投資法があります。
たとえば、手元に100万円あるとします。
- 集中投資 A銘柄に100万円
- 分散投資 A銘柄に30万円 B銘柄に20万円 C銘柄に50万円
ここで万が一、A銘柄が暴落して株価が半分になった場合・・・、
集中投資では資産が100万円÷2=50万円になりますが、
分散投資ではA銘柄30万円÷2=15万円 B銘柄20万円 C銘柄50万円 =85万円
・・・と分散銘柄では、仮にA銘柄が下がっても他の銘柄にも投資しているおかげで大ダメージを受ける機会が減るというわけです。
もちろんA銘柄に集中投資を行い、A銘柄が2倍になれば利益が大きくなりますが、カブスルの投資基準は銀行金利よりも良い利回りで資産を運用するのが目標です。
元本割れの可能性がある集中投資は選択できません。
リスクをなるべく減らすことが資産運用の第一であると私は考えて分散投資をしています。
分散投資とは?
分散投資とは、投資資金を複数の異なる株式に分けて投資することを指します。
これにより、一つの株式が大きく値下がりしても、他の株式がその損失を補うことができます。
分散投資は、リスクを減らし安定したリターンを目指すために非常に重要な戦略です。
リスクの低減とポートフォリオの安定化
一つの株式に全ての資金を投資すると、その株価が下がった場合に大きな損失を受けるリスクがあります。
分散投資を行うことで、複数の株式に投資するため、特定の株価の変動に対する影響を抑えることができます。異なる業種や企業に投資することで、全体のリスクを分散することが可能です。
異なる業種や企業の株式は、異なる経済状況や市場環境に対して異なる反応を示します。例えば、製造業の株価が下がっているときに、IT企業の株価が上がっている場合があります。分散投資を行うことで、一部の株式が不調でも他の株式がその損失を補い、全体としてポートフォリオが安定します。
例えば、2020年3月のコロナショックの時は、航空株だけを保有していたら資産が大幅に減少していました。コロナショックの際は、非対面の事業が伸びていたので、ECサイトの株なども保有することで、分散投資となりました。
成長機会の拡大
分散投資を行うことで、成長の可能性がある複数の企業や業界に投資することができます。
これにより、特定の企業や業界に依存せず、広範囲にわたる成長機会を活用できます。
例えば、国内企業だけでなく、海外の成長が期待される企業にも投資することで、ポートフォリオのリターンを向上させることができます。
感情的な投資判断の回避
分散投資を行うことで、特定の株式の短期的な価格変動に一喜一憂することなく、長期的な視点での投資を続けやすくなります。
感情に左右されない冷静な投資判断を行うためには、分散投資が有効です。
市場の変動に対して冷静に対応するためには、幅広い企業や業界に投資することで、リスクを分散し、安定した投資を行うことができます。
蛇足ですが、リスク事項は、個別企業のことをαといい、株式市場全体の要素のことをβと呼びます。覚える必要はありませんが。
カブスルの失敗例
カブスルは投資初心者の頃、分散投資を勘違いして失敗してしまいました。
分散投資とは、業種・業態別に分散投資をしなくてなはならない
ということです。
なぜなら、投資を行なうとお分かりいただけると思いますが、株価の上下は業種・業態ごとに上下する場合が圧倒的に多いです。
- ゲーム関連株が上がった
- 鉄鋼株関連が下がった
- 半導体関連株が上がった
同業種の銘柄だけ持っていると、株価が上昇している時は良いですが、下落に転じると持ち株が悲惨なことになります。
大損のリスクを減らすために、業種・業態まで分けて分散投資ができると、バランスのよいポートフォリオが組めると思います。
下記、私がその失敗に気づいた時の過去日記です。
普通ではありえないくらい証券株の集中投資となっていました^^;
最終的にはナンピン買い(買い付け単価を低くする買い増し)が成功して大損はしなかったのですが、危ない目に遭いました。
分散投資に関するQ&A
分散投資に関するQ&Aです。
分散投資を始めるにはどのような株式に投資すれば良いですか?
分散投資を始める際には、異なる業種や地域の株式に投資することをおすすめします。
例えば、製造業、IT、医療、エネルギーなど、さまざまな分野の企業の株式を組み合わせると良いでしょう。
分散投資を行う上での注意点は何ですか?
分散投資を行う際の注意点として、過度に分散しすぎると管理が難しくなる点があります。
また、分散投資によって期待リターンが下がる可能性もあるため、リスクとリターンのバランスを考慮することが重要です。
分散投資の効果を実感するのにはどれくらいの期間が必要ですか?
分散投資の効果を実感するためには、一般的に数年以上の長期的な視点が必要です。
短期的な市場の変動に一喜一憂せず、長期的な成長を目指すことで、分散投資のメリットを享受できます。
分散投資を始めるのに最低限必要な資金はどれくらいですか?
分散投資を始めるための最低限の資金は投資先によりますが、少額からでも始められる投資信託やETFを活用することで、初期資金が少ない場合でも分散投資を実現することが可能です。
分散投資は、投資ポートフォリオのリスクを低減し、安定したリターンを追求するための基本的な戦略です。
複数の異なる株式に投資することで、個別の株価変動リスクを抑え、全体的なポートフォリオの安定性を高めることができます。
初心者にとっても、分散投資は非常に有効な手段であり、長期的な資産形成を目指す上で重要です。
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