初心者はどの企業の株を買えばいいの?

何の株を買えばいいのか、わからない…

これは、投資初心者なら誰しもが悩む問題です。
わたしも株初心者の頃に悩みました。

最初の一歩としておすすめなのは、普段から商品やサービスを利用している身近な企業から探してみることです。

身近なサービスから株を買ってみる

このページでは、初心者でも取り組みやすい株の探し方と、購入前に見ておきたいポイントをやさしく紹介します。

身近な企業から株を探してみよう

普段から利用している商品やサービスは、変化に気づきやすく、「買う動機」や「売る動機」を見つけやすいです。

例えば、次のような日常の気づきが、企業を調べるきっかけになります。

  • いつも行くお店に、お客さんが増えている
  • 近所に新しい店舗が次々とオープンしている
  • 家族や友人の間で、ある商品がよく使われている
  • 以前よりサービスが便利になった
  • 反対に、閉店が増えたり、サービスが使いづらくなった・・・

身近な企業であればあるほど、その企業の近況が目や耳にはいってきやすくなります。

つまり、買いや売りの判断材料も多くなります。

  • 最近、保有している企業の店舗の新規開店が続いている
    株価が上昇したら、利益確定または保有継続を検討
  • 新しいゲーム、大人気でみんな遊んでるなぁ
    業績が良くなる可能性あり。新規購入を検討
  • お気に入りの飲食チェーン店ができた。毎週、友達と行くようになった
    リピーターが増え株価が上がるかも?購入を検討
  • いつも利用しているあそこのサービス、使いづらくなった!
    顧客離れが起こるかも?保有していれば売却を検討

身近な企業やサービスほど情報を得やすくなりますので、投資初心者でも売買の判断をしやすいです。

身近にない企業やサービスは売買の判断がしづらい

身近にない企業は投資初心者にとって、「買い」や「売り」の動機を見つけづらいです。

たとえば「稲畑産業」って何の会社かご存知でしょうか?

稲畑産業は東証プライム上場。アジアに広域展開している化学専門の商社

身近な企業に比べると情報も入ってきづらいですし、売買の判断も難しくなります。
(ちなみに投資中級者以上は業績の推移や各指標の変化などで売買の判断をします)

株初心者におすすめの5つの選び方

投資歴22年のカブスルがおすすめする、初心者が株を探す方法はいくつかあります。

株初心者におすすめの5つの選び方

株初心者におすすめの5つの選び方

有名な大手企業から選ぶ

よく知られている大手企業は、ニュースや決算情報を見つけやすく、どのような事業を行っているのかも理解しやすいです。

  • 商品やサービスを知っている
  • ニュースで企業の動きを確認しやすい
  • 決算資料や企業情報が充実している
  • 売買する人が多く、一般的には取引しやすい

ただし、大手企業だから安全、株価が下がらないというわけではありません。
業績悪化や不祥事、景気の影響などで株価が大きく下がることもあります。

株は上がり続けることもありませんし、下がり続けることもありません。

この特性を利用し、安定成長を見せている大手企業の株を割りと安い時期に購入することができると、損失リスクを軽減できます。

企業が潰れない限り、株価の価値がゼロになることはありませんから、大手企業の株価が安い時期に購入してじっくりと保有します。

大手企業の株で身近な企業を紹介すると、下記のような株になります。

株価は2026年7月22日終値
企業名 株価 備考
NTT(9432) 151円 少額から購入しやすく、2026年度は16期連続増配を予定。
100株以上を一定期間保有するとdポイント進呈
トヨタ自動車(7203) 2,939円 世界的な自動車メーカー。
商品が身近で事業内容を理解しやすい
イオン(8267) 1,357円 100株以上でオーナーズカード。
買い物額の1%~7%を半年ごとに還元

業績とチャートをみて買うかどうか決めてみましょう。
マネックス証券では初心者でも業績をカンタンにチェックできるツールが揃っています。

最初から大きな金額を投資せず、少ない株数からはじめる方法もあります。

株主優待や配当金から選ぶ

株主優待とは、企業が株主に自社商品やサービス、買い物券などを贈る制度です。

株主優待

株主優待を楽しみに長期保有する人も多く、株式投資を続ける楽しみのひとつになります。

株主優待の内容は2026年7月時点
企業名 株主優待
日本マクドナルドHD(2702) バーガー類・サイドメニュー・ドリンクの引換券が各6枚入った優待券1冊
イオン(8267) オーナーズカード。買い物額の1%~7%を保有株数に応じて半年ごとに還元
オリエンタルランド(4661) 株主用1デーパスポートを年1枚
すかいらーくHD(3197) ガストやバーミヤンなどのグループ店舗で利用できる年間4,000円分の優待券
ANA HD(9202) ANA国内線の株主優待割引など
明治HD(2269) 1,500円相当の明治グループ製品詰め合わせ
味の素(2802) 500円相当の味の素グループ製品
キリンHD(2503) 500円相当、3年以上継続保有すると2,000円相当の自社グループ商品など

普段利用しているお店の優待や、欲しい商品がもらえる優待から株を探すと、株式投資を身近に感じやすくなります。

配当金は、企業が得た利益の一部を株主へ現金で還元するものです。

株価は2026年7月22日終値。配当金は会社予想、税引前
企業名 配当利回り 1株あたり
の配当金
100株保有時
の配当金
100株の
購入金額
NTT
(9432)
3.5% 5.4円 540円 1万5,200円
日本郵政
(6178)
2.4% 60円 6,000円 24万5,350円
キヤノン
(7751)
3.5% 160円 1万6,000円 45万3,600円
KDDI
(9433)
2.9% 84円 8,400円 28万7,550円
三菱UFJ FG
(8306)
2.6% 96円 9,600円 36万6,800円
三菱商事
(8058)
2.5% 125円 1万2,500円 48万8,800円
JT
(2914)
3.7% 242円 2万4,200円 64万5,800円

優待や配当金は魅力のひとつとして考え、業績や財務内容もあわせて確認しましょう。

本や雑誌、証券会社の情報を参考にする

株を購入するには「よし!これを買おう!」といった意思が必要なわけですが、初心者だとその決定までの過程が難しいと思います。

そこで、ダイヤモンドZAiなどの月刊マネー誌を参考にする方法もあります。

ダイヤモンドZAi

初心者に分かりやすい株式投資の月刊誌です。 いろいろな雑誌を読みましたが、こちらは比較的初心者にも読みやすい雑誌です。
普通の本屋さんにも置いていますし、カブスルは投資初心者の気持ちを理解するため、定期購読をしています (2026年9月号は950円)

雑誌は株の書籍に比べると、タイムリーな内容に対し、説明なり特集を組んでいることが多いので、売買判断の参考になります。(コロナ禍からの脱却時におすすめの株は?など)

また 有識者のコメントがあり、

  • どの株が今おすすめなのか?
  • その株はどういった点でおすすめなのか?
  • リスクがあるとしたらどんなところか?

などといったことが書かれていますので、まったく何もわからない 初心者の方は雑誌の説明内容を参考にして売買するのもおすすめです。

雑誌を見てると、「これは間違いない!」と思えてきますが、あくまでも「参考」にして下さい。当然、雑誌も未来を予想できているわけではないので、おすすめ銘柄が下がることだってあります。

カブスルも雑誌を見て飛びつき、損していることもあります(苦笑)

雑誌等を参考に購入しても、売るタイミングを決めるのは購入者です。

利益を確定させるのはもちろんのこと、下落した場合も意識して売るタイミングを考えると良い投資が行えると思います。

マネー雑誌では、どちらかというと中長期投資向きの銘柄が紹介されていますので、じっくりと取り組みたい方に参考になります。

株関連の書籍はたくさん本屋さんにありますから、自分が見やすいなぁと思う書籍を購入すればよいと思います。

スクリーニングで条件に合う株を探す

スクリーニングとは、希望する条件を入力して、条件に合う企業を絞り込む機能です。

  • 売上高や利益が伸びている企業
  • 配当利回りが高い企業
  • 株価が割安と考えられる企業
  • ROEや営業利益率が高い企業

すべての上場企業を一社ずつ調べるのは大変ですが、スクリーニングを使うと候補を効率よく探せます。

はじめは難しい条件をたくさん設定せず、「黒字」「売上高が増えている」「配当金がある」など、分かりやすい条件から試してみましょう。

他の投資家の考え方を参考にする

投資経験が長い人のブログや動画、保有銘柄を参考にする方法もあります。

ただし、同じ株を買えば同じ結果になるとは限りません。

  • 購入した株価が違う
  • 投資できる金額が違う
  • 保有する期間が違う
  • 利益確定や損切りの考え方が違う

銘柄だけを真似するのではなく、なぜ買ったのか、どのような条件で売るのかを参考にしましょう。

株を買う前に確認したいこと

気になる企業を見つけたら、すぐに購入せず、最低限の確認を行います。

  1. 何をしている企業か?
    どの商品やサービスで利益を得ているのか
  2. 業績はどうか?
    売上高や利益が伸びているか、赤字が続いていないか
  3. 株価は高すぎないか?
    過去の株価やPER、PBRなどを確認する
  4. 配当や優待を続けられそうか?
    利益に対して無理な還元を行っていないか
  5. いくら投資するか?
    株価が下がっても生活に困らない余裕資金で購入する

すべてを完璧に理解する必要はありません。
分からないまま買うのではなく、ひとつずつ確認する習慣をつけることが大切です。

「絶対に上がる株」を探すのではなく、自分が理解できる企業を、無理のない金額で購入することからはじめましょう。

カブスルはこんな点を見ています

カブスルは株式投資歴22年。
中長期投資を基本に、業績や株価の割安性、配当金などを確認して株を選んでいます。

特に、単年度の数字だけではなく、過去からどのように変化しているかを重視しています。

確認する項目 初心者向けの見方
売上高・利益 企業が成長しているか、本業で利益を出せているか
EPS・BPS 1株あたりの利益や純資産が増えているか
ROE 株主のお金を使って、効率よく利益を生み出しているか
営業利益率 売上高のうち、本業の利益がどれくらい残っているか
PER・PBR 業績や資産に対して、株価が高すぎないか
配当金 増配が続いているか、無理なく配当を出しているか
株価チャート 株価が急騰した直後ではないか、長期の流れはどうか

なお、最初からこのような投資判断ができていたワケじゃなく、投資の経験(良い思いや痛い思い)を経て、投資判断の材料が増えてきました。

複数の項目を組み合わせ、過去の推移や同業他社との違いも確認しながら判断しています。

いきなり難しいことから始めようとすると挫折しやすいので、まずは少額から!自分が出来そうなところから!少しずつ!やっていくのがオススメです。

テニスで例えると、初心者がいきなり錦織圭選手を目指せるワケじゃありません。
まずは基礎の練習から始めますし、練習を継続することで上手になっていきます。

投資情報を少しずつ集めよう

株式投資を行うにあたり、世の中の投資に関係する情報を積極的に耳に入れるようにしておくのがオススメです。

基本的なものとしては「新聞」ですが、便利になった現代ではお金を出さなくても、投資関連の情報が手に入ります。

参考までにカブスルが仕入れている情報元を表示します。
一番のオススメは日経新聞を購読することですが、気になるものからはじめてみてください。

料金は2026年7月時点
投資情報 料金
(月額)
備考
日経新聞 4,277円 (無料で見られる方法あり)
株式投資の基本ともいえる経済新聞。
カブスルは新聞+電子版(月額5,900円)を読んでいます。
料金が高いと思われる方は、証券会社の口座開設で無料で見られる日経テレコン21の証券会社版があります。
日経テレコンと株式新聞を無料で見られる証券会社
株式新聞 4,400円 (無料で見られる方法あり)
その名の通り、株式投資関連に特化した情報が掲載されている経済新聞。
月額料金が本来かかりますが、DMM株の口座開設で無料で見られます。
日経テレコンと株式新聞を無料で見られる証券会社
株探プレミアム 2,780円 国内最大規模の株式情報サイト。30日間無料のお試しがあります。
株探は凄腕投資家が利用しているイメージあります。
X(Twitter) 無料 Twitterの利用は無料。
発信者の中には株式投資に役立つ情報を流している人がいます。
それらの人などをフォローすることで株式投資関連の情報が入っています。
下記はカブスルがTwitterで作成したリストです。 なお、こういったSNSでは初心者をハメてやろうとする悪い輩もいますので、フォローする相手には気を付けましょう。
大体、煽り文句をつかっています。(絶対儲かる、失敗しないなど)

カブスルが投資をはじめた2004年より、現代は無料で有益な情報を得られます。

是非、悪い輩にだけは気を付けて投資情報を耳に入れていきましょう~。

上へ戻る

カブスル限定のお得な口座開設タイアップ企画を行っています。

PR