株の保管はどうしているの?
Q:質問
購入した株はどうやって保管するんですか?
A:回答
購入した株式は、証券会社を通じて「ほふり」にて電子的に管理されています。
私たちは購入した株式を保管・管理をする必要がありません。
「ほふり」とは?
ほふりは「証券保管振替機構」の愛称です。
証券会社から預けられた株式を一括管理し、証券の受け渡しや名義書換の手間を簡素化しています。
預けられた株式の株主名義は「ほふり」となりますが、それとは別に株式を購入した人は「実質株主(所有者)」として登録されますので、配当金や株式分割などの株主権利をきちんと私たちが受け取ることができます。
このことから「実質株主制度」とも呼ばれています。
株を購入した時に株券が手元にくるわけではなく、「ほふり」にて株主名義が登録・管理されます。
私たちは各ネット証券会社の管理画面にて保有株を把握していればよいだけです。
株主権利である配当金や株式分割などの権利はきちんと行使されます。
ほふりの書面
証券会社より送られてくる「ほふり」の書面はこちらです。
保管振替制度による~という案内があり、手続きが完了したことを知らせてくれます。
一昔前までは、株券を自分で保管していたために大変でしたが、この制度のおかげでスムーズに株の取引ができるようになったんです。
2009年に株券は廃止され電子化
株式の取引等がより安全かつ迅速に行われることを目的として2009年1月に「株券が電子化」されました。
昔は写真のような「株券」が発行されており、株券が株を購入した証だったんです。
わたしが投資をした2004年頃は、株を購入するたびに株券が来るわけではなく、上場廃止などがあった際に持ち株の株券が登録住所に送られてきました。
(写真は身内の株券で今でも自宅にあります)
株主番号の管理は ほふりで行っているワケではない
株主番号の管理や株主優待の継続保有の判定は、ほふりで行っていません。
下記は ほふりのWebページの一文です。
株主番号の管理や株主優待に係る継続保有の判定は、当社では行っておりません。
該当銘柄の株主名簿管理人へご確認ください。
株主優待の条件である継続保有の判定は、発行会社で行っています。
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