ふるさと納税と株主優待の違いは?

Q:質問

ふるさと納税と株主優待はどっちがお得ですか?主な違いは何ですか?

A:回答

別物の制度なので、どっちがお得かは難しい質問です・・・(-`ω´-;A フキフキ

判断材料として、「ふるさと納税」と「株主優待」の違いを比べていきたいと思います。

ふるさと納税は「寄付の見返り」、株主優待は「投資の見返り」

「ふるさと納税」と「株主優待」を一言で表すと、

  • ふるさと納税は 「地方自治体への寄付に対して 記念品を頂ける」
  • 株主優待は 「上場企業への投資(株を購入)に対して 記念品を頂ける」

制度です。
どちらも寄付または投資へのお礼として、商品券や特産物などの記念品などを頂けるんです。

ふるさと納税とは?

ふるさと納税は、地方自治体への寄付になります。

地方自治体へ寄付することにより、寄付された地方自治体がそのお礼として「記念品」を送ってくれるんです。※記念品を用意していない地方自治体もあります

ふるさと納税

記念品はお肉や魚、野菜などさまざまあります。
PRにもなりますので、各地方自治体の名産や特色を出した記念品が多いです。


ふるさと納税の「寄付」がお得な理由

ふるさと納税の「寄付」がお得な理由としては、税金が免除される点にあります。
具体的には、住民税のおよそ1割程度が所得税と住民税から控除されます。

つまり、控除の上限の範囲内の寄付であれば、数万円の寄付をしても実質2,000円の負担で、自治体から記念品を複数 もらうことができます。

例として、給与収入が400万円の独身の場合、2万4千円分をふるさと納税で寄付しても、控除により実質2,000円の負担で地方自治体からの記念品を頂けます。

2014年度の控除の上限は住民税のおよそ1割が目安。
また、控除を受けるには「確定申告」が必要です。

現在、ふるさと納税の拡充案が検討され、住民税のおよそ2割程度まで控除の上限を拡大し、確定申告が不要になるように制度が見直されています。

株主優待とは?

株主優待につきましては、下記ページで詳しく説明していますのでそちらをご覧ください。

ふるさと納税と株主優待の比較

ふるさと納税と株主優待の比較をしてみたいと思います。

項目

ふるさと納税 株主優待
対象者 一定額以上 納税をしている方 証券会社の口座を開設をしている人(未成年も可能
※株主優待の方が対象者が広い
確定申告 ワンストップ特例制度を利用すると不要。利用しない場合は確定申告が必要。 特定口座 源泉徴収あり」、または「利益が出ていない」なら不要
リターン 2,000円の実質負担で、さまざまな記念品がもらえる。
給与収入が多い人ほど恩恵を受けられる。
記念品がもらえる他、株価が上がれば売買の差額の利益がもらえる。
※売却益で二度 美味しい
リスク 特になし
※リスクなしが最大のメリット
株価が下がるリスクあり。
記念品の特徴 ブランド肉や産直海産物、野菜などの地方の名産品が多い 商品券や金券、割引買い物券など種類は豊富。
記念品をもえらえる時期 寄付後、数週間以内に頂ける場合が多い 権利確定日より約3カ月後以降が目安
上限金額 目安として住民税の1割が上限
※今後、住民税の2割になる可能性あり
なし

ふるさと納税と株主優待は別物であり、どちらも記念品を頂けます。
どちらがお得かを答えるのは・・・難しいですが、どちらも もらって楽しい制度です。

カブスルはどちらも頂いており、また楽しんでおります (  ̄∇ ̄)

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