IPO「日本郵政」「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命保険」の比較
日本郵政グループ3社の上場(IPO)が東証に承認され、想定発行価格等が分かってきましたので、各指標を比較したいと思います。
日本郵政 | ゆうちょ銀行 | かんぽ生命保険 | |
想定発行価格 | 1,350円あたり | 1,400円あたり | 2,150円あたり |
売買単位 | 100株 | 100株 | 100株 |
購入金額 (抽選資金) |
13万5千円あたり | 14万円あたり | 21万5千円あたり |
予想 PER | 15.8倍 | 16.4倍 | 15.4倍 |
PBR | 0.40倍 | 0.45倍 | 0.65倍 |
配当利回り | 1.70% | 1.79% | 2.60% |
IPO当選口数 | 495万口 | 約412万口 | 66万口 |
調達金額 | 約6,682億円 | 約5,774億円 | 約1,419億円 |
公開価格(売出価格)による配当利回り
割安度が高く、配当利回りは高い。
長期投資には魅力的な内容です。
発行価格は抑えられ、買いやすい価格に
日本郵政グループの株式は幅広く国民に所持してほしいという願いがあります。
その為か、発行価格は買いやすい値段に抑えられました。
売買単位は各100株ですので、発行価格に100株をかけた金額が購入金額(抽選資金)となります。
また、発行価格が抑えられたことにより、割安度を示す「PBR」の指標がかなり低めに抑えられています。
郵政三社の株は「国」が売出しを行います。
売出しにより上場で得た1.4兆円の資金は「復興財源」に充てられます。
配当狙いでの購入も視野に
割安度が高く、配当利回りが高い(投資金額に対して配当金の割合が多い)企業は、長期投資の対象になります。
5年間(最長10年間)、配当金や売却益が非課税になる「NISA口座」との相性も良く、郵政グループをNISA口座で購入される方も多いかと思います。
カブスルもマネックス証券のNISA口座でIPOに参加する予定です。
蛇足ですが、日本郵政グループは配当性向を上げる計画がありますので、現在よりも高い配当利回りになる可能性があります。
後日、NISA口座で IPOに当選しました。
当選口数がかなり多いIPO
郵政グループ3社の当選口数はかなり多いです。(当選口数は数千~数万くらいが一般的)
IPOに応募すれば、当選確率はかなり高いと思います。
これまでIPOに当選したことがない方でも当たるんじゃないかと思います (  ̄∇ ̄)
カブスルや妻、さらに身内達も複数株 IPOに当選しました(IPO当選実績)
日本郵政グループの株を購入するには証券会社に口座を開設する必要があります。
口座開設~取引開始までには 一週間~数週間かかる事が多いです。
余裕を持って、お早めに準備されておく事をおすすめします。
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