カブスルの投資スタイル
株式投資歴20年。
自身に合っていると思う投資スタイルはこちら。
- 中長期投資が基本
- 利益確定をきちんと行う
- 損切りもシッカリ行う
- 株主優待や配当金目当てに投資をしないキャピタルゲイン目的
- IPO投資でローリスクで資産を増やす
- 銀行の預金金利よりよい利回りで運用できれば成功
- 短期売買は下手なので避ける(つい、やってしまう)
こちらが、カブスルの投資スタイルです。まぁ、普通ですね(笑)
投資初心者の方は「初心者は何を買えばいいの?」や、「さまざまな投資法を学んでみよう」を参考にしてみてください。
目次
中長期運用の「割安株」「グロース投資」
カブスルは基本的に中長期で株を運用。
下記のことに注意して購入しています。
- 業績が好調なこと
- 割安株(PERやPBRをチェック)
- 自分が好きになれる企業であること!
- 借金が少ない企業
- 上昇トレンドを形成していること
1.業績が好調なこと
なんといっても業績が大事です。
単年度をみるのではなく、過去からの業績の推移をチェックしています。
マネックス証券の銘柄スカウターを利用すると、手軽に業績の推移を確認できます。
★弁護士ドットコム(6027)の業績推移
業績の推移を確認すると、売上高が奇麗に伸びているのが分かります。経常利益も好調。
合わせて、EPS(1株あたり利益)とBPS(1株あたり純資産)が順調に伸びているかも確認しています。この2つが伸びていると順調に企業として成長しています。
2.割安株(PERやPBRをチェック)
割安株のメリットは、株価の上昇が期待でき、株価の下落もある程度 抑えられることです。
「PER」や「PBR」などの割安度を図る指標にて割安株を探します。
カブスルの場合、マネックス証券で見られる「IFISスコア」の「割安性」を必ずチェックします。(点数として50点以上)
★ワークマン(7564)のIFISスコア
また、銘柄スカウターでPERやPBRなどの指標の推移もチェックしています。
3.自分が好きになれる企業であること!
本を読むと「企業を好きになるな」とよく目にします。
が、私は思い入れを少しも入れることができないような企業には投資したくありません。
また、多少は事業内容に共感しないと興味も持ちません。
カブスルの場合、ハイテク・グロース株(成長株)に、お気に入りの企業が多いです。
通常の株は割安性を気にしますが、グロース株の場合は企業の成長性や成長率に期待しており、割安性は通常の株よりは気にしません。
4.借金が少ない企業
借金の中には利子を伴う「有利子負債」があります。
事業の投資の為に借金をするのは悪いわけではありませんが、あまりにも有利子負債が多い企業は、せっかく出した利益を借金の返済に充てることになりかねません。
もちろん利益以上の借金は倒産危機にも繋がりますので、有利子負債やフリーキャッシュフローがどのくらいあるのかはチェックしています。
5.上昇トレンドを形成していること
チャートを長期で見て上昇トレンドを描いている銘柄に投資しています。
上場直後の株など、株価の上下が激しい銘柄は見ていて疲れそうなので控えています。
上昇トレンドの銘柄は初心者でも買いやすいと思います。
ローリスク・ハイリターンのIPO投資
IPOのプライマリー投資は、ローリスクで利益に期待ができる投資です。
IPOは銘柄の人気度と市場の活況度により、「公開価格(抽選に応募して当選した価格)」よりも「初値(市場に上場して初めてついた株価)」が数倍になる場合があり、大きな利益が期待できます。
必ず初値が公開価格を上回るわけではありませんが、人気のIPO銘柄に関しては そのほとんどが数倍に上昇しています。
つまり、人気IPO銘柄の抽選だけに参加すればリスクはほとんどなく、ローリスク・ハイリターンの投資法になります。
では、どうやってIPOの当選を目指しているかというと・・・
IPOの抽選に応募しまくる!
当然ですが、IPOは抽選に参加しなければ当たりません。
カブスルは、銀行の貯金を大幅に減らし、IPOの応募資金に回して参加しています。
IPOの当選を目指すならマネックス証券など、オススメの証券会社の口座開設は行っておきたいところです。
カブスルのIPO投資歴は19年。
2023年8月にIPO投資の書籍も出版しています。
損切りが大事
投資初心者と投資中級者を分けるひとつの指標が「損切りをきちんと出来るか?」にあると思います。
損切りをできることは、株式投資においてとても大切なことなので、カブスルの中でもあちらこちらに書いています。
株の購入時に「目標価格(利益)」と「損切り価格(損失)」をある程度 決めておくとイザという時に、きちんと損切りができます。
また、購入後に株価が大きく下がった場合、「この株を今から追加で購入したいか?」を考えると、損切りの判断がしやすいかと思います。
(追加で買いたいと思えるならホールドor買い増し、思えないなら損切り)
短期投資中心から中長期投資中心へ変わった
投資初期は短期売買中心でしたが、現在は中長期での投資へと徐々に投資方法がシフトしてきました。結果を追求し独自の感覚・投資法で銘柄を選んでいます。
自分で考え購入するわけですから、その銘柄に対する「情報収集や投資判断」が身に付きます。
(銘柄ごとに値動きにクセがある)
飛びつき投資はしない
話題株は買わないようにしています。
話題株とはSNS上でよく見かける企業の株のこと。
商品の流行と一緒で、話題に上がっている時は注目度が一気に高まり株価も上昇しますが、熱が冷めるとズルズルと下げていく傾向に。
よって、話題株はまったく注目していません。投資家同士で話す機会がある際、話題株の話がでることがあるのですが・・・いつもついていけません(苦笑)
- 【1518】三井松島HD
- 【6619】ダブルスコープ など
その他、海運株や半導体株なども注目度が高い時には投資していません。
今後、話題になりそうな株を探して投資しています。
地政学リスクは悲観論を採用する
大事なのは資産を守ること!
今後、どうなるのか予想しづらい地政学リスクが起きた際、持ち株をどうするか?と判断に迷うことがあります。
そんな時は個人的に「悲観論」を採用しています。
資産を守るとは最悪の事態を想定して動くことです!
- 楽観論(どうにかなるさ)
- 相場が回復したとき:下落前まで株価が戻る
- 相場がさらに下落したとき:損切りが遅れているので大損しやすい
- 悲観論(やっべえぞ)
- 相場が回復したとき:戻った株価分、利益を取り損ねている
- 相場がさらに下落したとき:大損を避けられる
株式投資でやっちゃいけないのが大損すること。
また、人は損切りしづらい生き物なので、ずるずると株価が下げることによる精神的な苦痛や、含み損に耐えられず大きな損切をすることに。
相場で生き残ることを目的にするには、悲観論の採用を個人的にはおすすめします。
ワンポイント
相場の先行きが不透明な場合、キャッシュ(現金)の比率を高めるのがおすすめです。
- 複数株を保有している場合、一部を売却する
- 長期保有目的ではない銘柄はいったん売却する
優待株だから・・NISA口座で購入しているから・・といった理由で、売却時期が遅れ大損している方もみかけますのでご注意を。
2020年3月のコロナショック時にも、悲観論により持ち株をほとんど売却していたので、損失を免れることが出来ました。
趣味のテニスと投資は似ている
テニスというかスポーツと株式投資は似ていると思っています。
しっかり守ることで、攻撃につなげることができる
まずは得点をとられぬよう守ること。
次第にチャンスが見えてきて得点を取りやすくなります。
また、スポーツに置き換えると、株式投資も少し分かりやすくなるかな?下記、例え。
- 初心者なのに、ディトレードで生活費を稼ごうとする
同じコートに立っているのは錦織圭だけど、勝てる? - よく分からないインフルエンサーの動画をみている
なんでド素人のレッスン動画をみているの?プロが教えているレッスン動画もあるよ! - 話題になっている銘柄に飛びつく
そこ、錦織圭もいるし、ナダルもいるけど・・・ - 仕組みを分かっていないのに、信用取引をはじめてしまう
ルールも知らないのに大会にでるの?
チョットよく分かりませんでしたね・・。
株式投資で短期投資(ディトレード)を行う場合、相手にするのは相場に何十年と生き続けている歴戦の猛者です。初心者が同じ土俵に立つとカモにされやすいのでご注意を。
カブスル限定のお得な口座開設タイアップ企画を行っています。