ROEは株主の資本をどれだけ有効活用しているのか?の目安

ROEとは、株主の資本をどれだけ有効活用しているのか?を数値で表す指標となっており、数値が高いほど良いです。

日本株の売買代金の6~7割を占めているのは外国人投資家ですが、その外国人投資家が日本株に投資をする際の目安にしている指標となります。

ROEの読み方は「アール・オー・イー」。

外国人投資家は高ROE銘柄を好む

外国人投資家は、10%以上の高ROEの銘柄を非常に好みます。

つまり、投資した資本を効率的に利益をだしている企業が好きなんです。

外国人投資家に人気の株は下記で、株主構成比率も高いです。(2022.3.22調べ)

  • ソニー(6758):外国人投資家 59.8%、ROE 24.2%
  • 任天堂(7974):外国人投資家 50.6%、ROE 28.1%

ちなみに、ROEが16.4%のユニクロ(ファーストリテイリング)の外国人投資家の比率は18.6%です。

外国人投資家が参加すると株価が上昇しやすくなる

外国人投資家が日本株に参加することで、市場価値が高まり、流動性が良くなり、売買がしやすくなります。

外国人の中には日本以上に個人資産家が多いですし、投資家層も厚いので、投資マネーが市場に集まり株価も上昇しやすくなります。

参考までに

諸外国では「会社は株主のもの」であるという意識が強いです。

いかに企業がその株主の資本を有効活用しているのか?きちんと効率よく使って利益を上げているのか?が投資する上で最も重要な指標になるそうです。
(日本ではまだまだ「会社は経営者のもの」という意識が強いです。)

カブスルの場合、企業の成長性の度合いを図る指標というのにプラスして、外国人投資家が銘柄を購入する際に最も重要視する指標の一つとして 株を購入する際の参考にしています。

なお、日本株ではROEが7%を超える辺りからPBR水準が切り上がる傾向にあると言われています。(株価が上昇する)

ROE (株主資本利益率)の本来のご説明

ROEとは「Return on Equity」の略で、「株主資本利益率(自己資本利益率)」のことで、パーセンテージによって表されます。

計算式:「当期純利益 ÷ 純資産 × 100」

・純利益が10億円、純資産が100億円なら、(10÷100)×100=10 ROEは10%に。

純利益が多くなれば多くなるほどROEの指数も上がり、投資家から集めた株主資本で上手に経営ができていることになります。

つまり、ROEの数値が高く推移している企業は、高成長を遂げていると言えます。

ROEの注意点

ROEを見る際に気をつけないといけないのは、ただ単に高ROEというのだけで判断せず、分母となっている純資産の占めている資金の割合を知る必要があります。

純資産のなかの資本には自己資本と他人資本(借入金)があり、他人資本はいわゆる企業の借金ですので、自己資本と他人資本の割合のバランスを見る必要があります。

・純利益が10億円、純資産50億円(うち、他人資本45億円)

(10÷50)×100=20 ROEは20%。

一見 高ROE銘柄のように見えますが、借金を45億円しているのに純利益が10億円しか出ていません。このような場合は高ROEだからといって優良企業とはいえません。

また、ROEはその年の数値だけを見るだけではなく、ここ数年・数十年のROEの推移を見ることにより信頼度が高まり、優良企業を見つけることができます。

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