投資信託とは?

カブスルの紹介文を寄稿してくれた「こぐまさん」が投資信託を行っておりますので、こぐまさんに投資信託のカテゴリ記事を寄稿して頂いています。

投資信託とは?

投資信託とは、私たち一個人から集めたお金を投資のプロが運用して、運用成果に基づき利益を投資家に分配(還元)する仕組みで成り立つ金融商品です。

つまり、私たちのお金をプロに預け、代わりに資産運用してもらうんです。

信託とは、文字通り「相手を信用して委託すること」です。

投資信託の仕組み

投資のプロって誰?

ここでいう、投資のプロって誰でしょう?

投資のプロは、たとえば「ファンドマネージャー」と呼ばれる人たちのことです。

「ファンド」=「投資信託」です。「投信」と短縮したりもします。

「ファンド」を管理する人「マネージャー」のことを「ファンドマネージャー」と呼ぶんですね。
そのままですね。笑

このファンドマネージャーが運用機関(会社、銀行)に所属し、私たちが投資したお金を元手に投資行為を行うというわけなのです。

そこで出た利益から手数料を引いたものが私たちの収益として分配(還元)されます。

そして、投資を受けた企業がその資金を使って、新たな製品やサービスを私たちに提供してくれるのです。理にかなったステキな仕組みですよね。

カブスル補足

ファンドマネージャー(プロの投資家)が 長期的な投資の計画を立てて運用方針(株式や債券、国内株式や外国株式の比率など)を決定します。

次ページ以降でこぐまさんが詳しく解説してくれますが、個人のメリットは「投資(資産運用)をお任せできる」ことになり、デメリットは「運用が失敗する場合もある」事です。
プロと言えども100%のリスク回避はできませんので。個人ならなおさら難しい…

投資信託の成り立ち

投資信託は4つの登場人物・組織で成り立っています。

投資信託のしくみ
  1. 投資をする人
    私たちのことで 投資家と呼ばれます。
    私たちのような一個人で投資行為を行う人たちは「個人投資家」と呼ばれます。
  2. 販売する人
    投資信託の販売手続きや販売促進を行う人たちのことです。
    私たちの窓口となり、問い合わせ対応や投資信託の売買契約もこの人たちと交わします。
  3. 運用する人
    あなたが投資している投資信託に含む株式などの監視を行い必要に応じて組み替えなどを行う人たちのことです。
    投資のプロである、ファンドマネージャーはここにいますよ!
  4. 投資金を管理する人
    あなたが投資したお金を保管・管理する人たちです。
    投資信託のお財布的な役割を持ちます。
    お金の管理をする人たちは受託銀行に所属しています。

思っていたよりシンプルですよね!

投資信託のコストは?

投資信託では主に下記の手数料が発生します。

  • 販売手数料
  • 信託報酬(運用管理費)

上記以外にも「売買委託手数料」や「信託財産留保額」「監査報酬」といった手数料が発生する場合もあります。購入前にどんな手数料が発生するか確認しておきましょう。

販売手数料

販売手数料は、投資信託を購入するときに発生する手数料です。
購入する時に一度だけ発生する手数料です。

仮に販売手数料が3%になっており、100万円の投資信託を購入する場合、
100万円 × 3% = 3万円 が販売手数料となります。

当たり前の話ですが、こちらの販売手数料は低ければ低い程、負担が少なくて済みます。

販売手数料が無料の投資信託もあり、「ノーロード投信」と呼ばれています。

信託報酬(運用管理費)

信託報酬(運用管理費)は、投資信託を保有している間、継続的に発生する手数料です。
読んで字のごとく、投資信託を運用してもらっている対価(報酬)を金融機関に支払うわけです。

仮に信託報酬率が2%になっており、100万円の投資信託を購入する場合、1年間で2%(2万円)の手数料が発生します。この手数料は毎日少しづつ運用している資産から引かれていきます。

こちらも当然の事ながら、信託報酬率がなるべく低いものを選ぶことで、自身の負担が少なくて済みます。

販売手数料が無料(ノーロード)でも、信託報酬率が高いと結果的に支払う手数料が高くなり、得られる利益が少なくなります。

投資のプロが投資を運用すると何が良いの?

投資信託を利用するメリットには2つあります。それは、

投資信託の2つのメリット

  • 投資のプロが投資を運用することで恩恵が受けられること
  • 大勢でいっしょに投資を行うことで恩恵が受けられること

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. プロ目線でリスクを回避してくれる。

その時々で狙い目のいろいろな投資先(株式・国債など)に分散して投資してくれます。
分散して投資することで、投資先が一極集中することで起こる危険を回避できます。

カブスル補足

個人の投資では特定の銘柄や業種に購入が集中しやすくなります。

2.操作ミスによる失敗がない。

投資にはいろんな手続きがあり、操作しなければいけない事柄もたくさんあります。
値下がりした株の売却や、新しく買いたい株の購入など手続きは多岐にわたります。

これを、知識のある投資のプロが運用してくれるので安心ですね。

3. 悪質な投資行為を監視してくれる。

投資のプロとは言っても人間なので信用しきるのは危険ですよね。笑
大丈夫、投資信託は監査法人が取引をしっかりチェックしてくれるので安心です。

カブスル補足

監査法人とは、単語の響きからなんとなくお分かりになると思いますが、財務書類を監査(チェック)する法人のことです。

投資信託においても適切に会計などが処理されているかをチェックしています。
みなさんの大切なお金を預かっているのでチェックが必要なんですね。

みんなでいっしょに投資を行うと何が良いの?

1. 少額の500円から出資できる。

みんなで少しずつお金を出し合って出資するので、一人一人から集まるお金が小さくても大きな額で安定した投資が行えます。

カブスル補足

少額投資のメリットは「とりあえず始めてみる!」と最初の一歩を踏み出しやすい事です。

現在でこそ500円から投資ができますが、一昔前までは数万円、数十万円が当たり前でした。

私もそうでしたが、投資は頭で考えてもなかなか実感がわかず、実際に始めてみることで 見えてくるものがいろいろ出てきます。

500円のワンコインですので、気軽に始められます。
ワンコインといえども始めてしまえば立派な個人投資家で回りに投資信託をやっていると言えますね!

2. 毎月 決めた金額を自動で出資!手間を省いた運用ができる。

みんなで運用費を払って出資しているので、投資先の組み替えによるリスク回避など、資産運用以外にも便利なサービスを受けることができます。

カブスル補足

積立投信(投資信託の自動積立)では、毎月 決めた金額を自動で積み立ててくれます。

毎月500円に設定すれば年間で6,000円の投資信託が可能です。
5年間運用すれば3万円の投資信託に。

無理ない金額で設定することで、投資資金を徐々に増やしていくことができます。
もちろん、運用がプラスであれば資産は増えますし、仮にマイナスの場合でもある程度の貯金になります。

なんだか投資の割り勘みたいですね。笑

資産運用を人任せにする分、しっかり運用費もかかってくる点がメリットを受けられる仕組みである一方、デメリットにもなる場合もありそうですね。

投資信託のデメリット

投資信託には良い面ばかりではなく、もちろん 知っておくべきデメリットもあります。

それはズバリ【 運用にお金がかかること 】この1点のみです。

投資信託を始める時、投資している期間中の運用費、解約費用など いろいろな費用が発生します。

今回はこの投資信託の運用にかかるお金を、費用が発生するタイミング別に3つに分類して見ていきましょう!

投資信託を始める時

ズバリ、購入時手数料というものです。
(販売手数料、買付手数料、申込手数料、代行手数料といったりもします。)

この購入時手数料がかからない投資信託もありますが、あなたが投資信託で投資を始めるタイミングで販売会社にこの購入時手数料を支払います。

カブスル補足

購入時の手数料が発生しない投資信託は「ノーロード」と呼ばれています。

ノーロードの投資信託は人気があり、商品の種類も年々 増えております。
ちなみにカブスルもノーロードで投資信託を始めました。

投資期間中にかかるコスト

あなたが投資信託に投資をしている間、運用管理費用というものが発生します。

投資信託を運用してくれている人たちに支払う報酬、手数料で信託報酬と言ったりもします。

運用管理費用を支払う時、販売している人たちが窓口となってくれます。
それにより、その他の運用に関わっている人たち(運用する人・投資金を管理する人)にも費用を分配してくれます。

この運用管理費用は「年率~%」などというかたちで設定され、投資した資産から日々自動で差し引かれます。

この他にも、売買委託手数料(株や債券の売買にかかる手数料)や監査費用(運用をチェックするための費用)、保管費用(株式や債券の保管にかかる費用)などさまざまな費用がかかる場合もあります。

カブスル補足

投資信託にかかる費用や手数料はその金融商品により内容が変わります。
対象の金融商品の説明欄に記載されています。

解約する時にもお金がかかる!?

あなたが投資していた投資信託を解約する時に費用「解約手数料」が発生します!!!

違約金みたいなものですね。

投資信託を解約すると、その投資信託の運用に関わっている人たちの中でさまざまな作業が必要になります。

たとえば、その投資信託に投資していたお金を換金する必要がでてきます。
この作業にかかる手数料はその投資信託のポケットマネーを使って行われます。

でも、これだと、同じ投資信託に投資している他の投資家さんたちが損をしますよね。
なので、その投資信託のポケーットマネー(信託財産)を減らさない(留保する)ためにあなたが払うお金「信託財産留保額」というのもあるんです。

運用費用を侮るべからず

長期投資を考えているあなたは「塵も積もれば山となる」の心意気で、運用管理費用がとても重要だということを頭に入れておいてください!

カブスル補足

投資信託はいわゆる他人任せ(プロ)。
人に任せている分、その報酬としてさまざまな手数料が発生します。

逆にいうと、各種手数料を払ってプロに投資を代行してもらっているんです。

次は投資信託にどのような種類のものがあるのか見ていきましょう!

投資信託の種類

投資信託には主に大きく分けて2つの種類があります。

アクティブファンド インデックスファンド
運用方針 積極的な投資を行い インデックスファンドより高い運用成績を目指します。 日経平均株価やTOPIXといった市場の動向に沿った運用を目指します。
リターン 高い 低い
リスク 高い 低い
コスト 高い 安い

アクティブファンドは、インデックスファンド以上の高い運用成績を目指します。
ファンドマネジャーの手腕にも左右され、得られるリターンも大きくなりますが、損失を出すリスクも大きくなります。

インデックスファンドは、日経平均株価やTOPIXといった指標に連動するタイプなので、大きなリターンは期待出来ませんが、リスクも低くなります。

どちらを選ぶかは、個々の判断になりますが、安定的に運用したいなら「インデックスファンド」がよいと思います。

1. 「指数」を収益目標にする「インデックスファンド」

「インデックスファンド」は「指数」を収益目標にする、ローリスクローリターンな運用方法です。

インデックスファンド

夕方のニュースで「今日のTOPIX(トピックス)は…」なんて放送されているのを聞いたことありませんか?※【TOPIX】は「東証株価指数」のアルファベット表記です。

???指数???

指標となる数値、すなわち指数です。

そうなんです。
株や債券の値段には指標となる値があります。

この指数はある条件のもとで算出されます。

そして、この指数はあなたが投資している投資信託の価格がその指数より高いか低いかを見ることで、運用状況の良し悪しを測る目安になります。

参考までに

たとえば、

  • 「指数」より「あなたが投資している投資信託の価格」の方が高い
    ⇒「目標達成!」 運用が上向き
    ⇒ 利益が出ている
  • 「指数」より「あなたが投資している投資信託の価格」の方が低い
    ⇒「目標達成ならず…」 運用が下向き
    ⇒ 損失が出ている

と、こんな感じです^^

文頭に出てきた【TOPIX】は【東証1部上場銘柄の時価総額 / 銘柄数】です。
すなわち、東証1部上場銘柄の株価指数というわけです。

また、指数は「インデックス」とも呼びます。

インデックスは「索引」や「見出し」という意味でよく使いますよね。
その他にも、「指数」や「指標」という意味もあるんです。

投資信託ではこの「インデックス」とう用語が度々出てくるので、ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね^^

なお、【TOPIX】の他にも指数となるものにはまだいくつかありますが、まだここでは覚えなくて大丈夫です!

指数とローリスクローリターンな運用にはどんな関係があるの?

「指数」の値動きとあなたが投資している投資信託の値動きがなるべく同じ動きになるように運用するということは、その投資信託に組み込んでいる株を売った時に「利益がちょっとだけ」もしくは「損失がちょっとだけ」といった状態になります。

つまり、大きな利益は期待できないけれど、大きな損失も出にくいということです。

このため、ローリスクローリターンな運用ということになるのです。
(「指数に連動した運用」と言ったりもします)

こういった運用のことを、投資信託では「インデックス運用」と呼んでいます。

このインデックス運用で運用されている投資信託を「インデックスファンド」と呼びます。

「インデックスファンド」は、ローリスクな運用なので、日々のメンテナンスに手間暇かけたくない人、長期投資を行いたい人に向いている投資信託というわけです。

カブスル補足

投資初心者にはリスクが低いインデックスファンドがおすすめです。
大きいリターンを目指すよりも、リスクを小さくする努力が初心者には必要です。
(投資に慣れてきたらリスクをとって大きいリターンを目指します)

インデックスファンドで資産は増えるの?

当初は私も思いました。

指数を目標に運用していて資産は増えていくのかな?って思いますよね。

こちらをご覧ください。

(世界の)人口が増え続ける限り、経済は成長を続けます。
 : <中略>
そして、今後も当面、世界経済の成長が続くのだとしたら、その成長の波にお金を乗せておけば、それだけで資産はどんどん増えていくはずです。これが長期投資の醍醐味でもあるのです。
(「投資信託はこの9本から選びなさい」 セゾン投信社長 中野晴啓 著)

投資信託で資産が増えるのは世界経済が発展するからということで、日本やアメリカだけでなく全世界に目を向けた時にこれからまだまだ世界経済が発展する余地はあるでしょうということです。

2. リスクをとって高い収益を目標にする「アクティブファンド」

アクティブファンド

「投資」と聞いて、一番最初に抱く印象がこの運用方法なのかもしれません。

投資信託に発展途上で少しリスキーな株式などを組み込むことで、当たれば大きなリターン、当たらなければ大きくマイナスなど、その投資信託の価格の上下が大きい運用方法です。

カブスル補足

発展途上国は成長性が見込める半面、経済の規模も小さいので投資が回収できるか難しい投資になります。

つまり、投資を回収できるほど成長すればリターンが大きくなりますし、回収できなければマイナスになります。

アクティブファンドでは、積極的に発展途上国などの株式を組み込むことで、リスクをとりながら大きなリターンを狙っていきます。

このような運用を「アクティブ運用」と呼びます。

また、運用にも手間がかかるため、インデックス運用よりも運用費用が高くなる傾向があります。

そして、このアクティブ運用で運用されている投資信託を「アクティブファンド」と呼びます。

  • 投資をよりアクティブに!!!
  • 運用もよりアクティブに!!!

このアクティブ運用の活かし方は、その投資信託を「インデックス運用:アクティブ運用 = 3:7」で運用するなどして、リスクや運用の手間を軽減しながらなるべく高いリターンを目指すなどがあります。

どの投資信託を選ぼうかという時にぜひ注目したい点です^^

その投資信託にどの国のどのような会社の株式または債券を組み込むのかは、収益目標の立て方次第なのです^^

収益目標によって、リスクの高さが変わり、これによって運用の手間も増減します。

まずはこの収益目標の立て方が異なる「インデックス運用」と「アクティブ運用」があることをしっかり押さえてくださいね^^

参考までに

カブスルは、マネックス証券で投資信託を行いました。

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