決算とは?
決算とは、
「1年間の収入・支出を計算し、利益や損失を計算すること」
3月末日を「決算日」としている企業が多いですが、3月が決算期の場合は、
4月1日から3月31日までの1年間が会計期間となります。
決算は企業にとって大事な業務であり、決算により企業としての
1年間の儲けや損失が、財務状態などが「決算書」として発表されます。
決算書とは?
決算書とは決算により、企業の営業・財務内容が把握できる書類です。
私たちが学生時代にもらった「通信簿」のようなものですね。
決算書のメインは3つ。
- 貸借対照表 【バランスシート(B/S)】
- 損益計算書 【プロフィット・アンド・ロス(P/L)】
- キャッシュフロー計算書
また、上記3つに加えて下記などがあります。
- 製造原価報告書(製造業のみ)
- 利益処分計算書
- 連結決算書
こちらではメインとなる3つの決算書について簡単に説明します。
メインである3つの決算書
・貸借対照表(バランスシート)
企業の「財務状況」が分かる。
お金がどこから入ってどのように出ていくのかが把握できる。
・損益計算書
企業の「儲け」が分かる。
利益の推移により企業の成長度が把握できる。
・キャッシュフロー計算書
企業の「現金の増減」が分かる。
営業によるものか、借入金なのか、現金の質が把握できる。
3つの決算書ではそれぞれ、理解できる範囲があります。
それぞれの足りない情報を他の決算書にて補い、企業の財務内容・健全性・将来性などを理解していきます。
決算書は各企業のホームページに掲載されており、「IR情報」や「株主の皆様へ」というリンク先にあります。
決算発表はいつ?
決算期が終わってから最終的な計算をするわけなので、決算期より数ヶ月後に決算が発表されます。3月が決算期の場合は、4月末から5月末に行われることが多いようです。
決算内容は見た方がいい?
もちろん。投資をする上では見た方がいいです。
自分で確認することにより、掲示板などでの根拠のない煽りも無視することができます。
また、中長期投資の場合は安心して買う事ができます。
堅い言葉や数値が並んでいるので、慣れていないと苦痛なんですけどね ^^;
決算書では、どういった部分を見た方がいいのか?を別カテゴリでまとめました。
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