第2のヤフー株ってどういう意味?
Q:質問
第2のヤフー株を目指そう!と掲示板などに書かれていますが、どういう意味ですか?
A:回答
「株の価値が数百倍になった例」として「ヤフー [4689]」の株の例があります。
ヤフーの株は「大化けした株」の代表としてよく使われます。
特に掲示板等で「買い煽り」のたとえとして利用されていることが多いようです。

ヤフーが上場した時代
「ヤフー」は1997年11月4日に店頭市場に登録されました。
今でこそ、ヤフー(Yahoo!)と言えば、誰でも知っているような企業ですが、当時は今よりは 知名度も高くありません。私は当時パソコンすら持っていませんでした。
ちなみに、1997年(平成9年)の主な出来事と言えば・・・
- 消費税が3%から5%に引き上げ
- タイガー・ウッズがマスターズ・トーナメントで大会最年少で初優勝
- 香港がイギリスから返還される
- ダイアナ元英皇太子妃、パリで事故死
- 東京湾アクアライン開通
といった出来事があった年でした。
ヤフーの公開価格と初値
それでは、1997年11月4日に上場を行ったヤフーの公開価格と初値を見ていきましょう。
- 公開価格: 70万円
- 初 値 : 200万円
参考までに初値売りを行うと、200万円 - 70万円 = 140万円の利益になります。
が!
ヤフーの株が凄いのは、初値売りの利益ではありません!
ヤフー株の上昇と株式分割
ヤフーは上場後、「株式分割」と「株価の上昇」を繰り返していきました。
パソコンが普及し、インターネット検索大手のヤフーは更に注目されていきました。
普及の要因となったWindows98の発売は1998年です。
1995年から2006年までの間に「1:2」の株式分割を12回行い、2013年に「1:100」の株式分割を行いました。
もし、仮に初値でヤフーの株を1株購入して、今まで持っていた場合・・・
株式分割後の株数は「819,200株」となっています。(2014.7月現在)
参考までに、2014年7月31日の終値は「473円」ですから、
819,200株 × 473円 = 3億8,748万1,600円
なんと、200万円だったヤフーの1株が、約3億円強の価値になっています。
もちろん、2株持っていれば6億、3株持っていれば9億円というワケです(  ̄∇ ̄)ハハハ
つまり、第2のヤフー株とは
つまり、第2のヤフー株とは、当初の価値に比べて数百倍になるような「大化け銘柄」になりそうな株のことを指します。
先ほどの例の場合だと、3億8,748万1,600円 ÷ 200万円 = 約193倍の価値になっています。ちなみに、公募で手にいれた場合、3億8,748万1,600円 ÷ 70万円 = 約553倍の価値になります。
第2、第3のヤフー株はなかなか 見つかるものではありませんが、もし見つけた場合、保有しておくことで、株式が分割され、どんどん資産が増えていく可能性があります(  ̄∇ ̄)
2013年の例だと、スマートフォン用のゲームアプリ「パズル&ドラゴンズ(通称:パズドラ)」の大ヒットにより、「ガンホー」が、株式分割と株価の上昇を伴って、価値をどんどん高めていきました。
実際に、ヤフー株を公開当初から保有してて億万長者になった方もいらっしゃいます。
タイムマシンがあれば・・・17年前に戻って、ヤフーの株を1株買って!と自分や身内にお願いしておきたいところですねぇ (  ̄∇ ̄)
カブスル限定のお得な口座開設タイアップ企画を行っています。