株は誰が買っているの?

Q:質問

株は誰が買っているの?

A:回答

個人や法人、海外の投資家が買っています。

うち、海外投資家の売買代金の割合が6~7割と多いです。

投資家 説明
個人投資家 わたしたちのような、国内の個人投資家
機関投資家 銀行や保険会社、投資信託などの法人投資家
事業法人 証券会社を除く株式会社など
海外投資家 日本に拠点のない機関投資家または個人投資家

個人投資家とは?

個人投資家は、私たちのことですね (  ̄∇ ̄)

  • 配当金等を目的とし、保有を長年続ける長期投資家
  • 一日に売買を何度も行うディトレーダー
  • 株主優待目当ての投資家

その他に、年金受給者、世の奥様、学生など様々な個人投資家がいます。

日本国内の個人投資家の特徴としては、逆張り戦略が多い傾向にあります。

逆張りとは、株価が上昇している場面では買わず、株価が下落している場面で買う投資法です。

逆張りとは?

機関投資家とは?

機関投資家とは、銀行や保険会社、投資信託などの法人の投資家です。

多額の資金を運用して利益を出すことを目指しています。
(銀行であれば預金を、保険会社であれば保険金など)

掲示板などでは「大口さん」とも呼ばれています。

動かす資金が大きいので、買いに回れば株価は上がりやすく、売りに回れば株価は下落しやすくなります。

株式投資の運用で得た利益は、銀行であれば利子の一部になり、投資信託であれば投資家への報酬となります。

事業法人とは?

事業法人とは企業のことです。

自社株買い

自社の株価が下落し割安と判断した際に「自社株買い」を行います。

個人投資家よりも大きな買い注文となるため、下落局面で大きな買い注文が入ると、株価が反転して上昇するキッカケにもなります。

外国人投資家

黒船

国内の株式投資の売買代金の6~7割を外国人投資家が占めており、その存在感はとても大きいです。

逆に言えば、外国人投資家から日本株が嫌われれば、株価も下がります。


2013年に「バイ マイ アベノミクス」と海外に向けて発信した当時の安倍首相の「アベノミクス政策」の海外の評判が良く、株価が右肩上がりに上昇していきました。

一方、2021年末に就任した岸田首相の「資本主義の見直し」発言は、国内および海外の投資家にとって落胆させるような内容であり、金利上昇の懸念もあいまって株価が下落しました。

海外の投資家の売買動向は、日本株の市場動向を左右します。
また、その代表である首相や日銀総裁の発言にも左右されます。

参考までに

外国人投資家に知名度が高い日本株は「ソニー」と「任天堂」。

これらの株価が上昇していると、外国人投資家が買っている可能性があります。

日本取引所」も外国人投資家に買われやすく、株価が上昇している場合、海外投資家の資金が日本株に流入している可能性があります。

ちなみに、私たちも外国の株を買う事ができます。
日本では、AmazonやAppleなどの米国株投資が人気です。

他国から見れば、私たちが外国人投資家になりますね (  ̄∇ ̄)


私たち個人投資家は、機関投資家や海外投資家の大きな資金の波を航海し、時には航海を成功させ報酬を頂き、時には船を沈められて損失を出しています (///∇//)テレテレ

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