住宅ローンの繰り上げ返済より株式投資がお得?

Q:質問

先日、住宅ローンの繰上げ返済に充てるお金を投資に回し、結果、利子より投資による利益が上回ったという記事を見ました。

繰上げ返済より株式投資を行った方がよいでしょうか?

A:回答

メインは負債の返済である「繰り上げ返済」の資金をコツコツ貯金するべきだと思います。その上で余裕資金の一部を株式投資に回してもよいと思います。

住宅ローンは超低金利時代

日銀のマイナス金利政策もあり 現在、住宅ローン金利も超低金利時代です。(2016.12.8時点)

三井住友銀行の住宅ローンの場合。(2016.12.8時点)

  • 変動金利:年0.625%
  • 固定金利(5年/10年):年0.80%

仮に3,000万円を35年間借りた場合の返済額はおよそ下記になります。

参考までに

固定金利は35年間 同じ金利で計算しています。

  • 変動金利:年0.625% ⇒ 利息 約340万円、合計 約3,340万円
  • 固定金利(5年/10年):年0.80% ⇒ 利息 約440万円、合計 約3,440万円

繰上げ返済と資産運用はどちらがお得か?

自分で計算して比較しようと思いましたが・・・大変でしたので下記の記事などをご参考下さい!

どちらの記事もローン金利が1%であれば、資産運用で1%以上の利益を出せればよいと書かれています。

株式投資で1%以上の資産運用は可能か?

株式投資で1%以上の資産を運用することはそれほど難しいことではありません。
ちなみに2016年11月末の東証一部の 平均配当利回りは「2.02%」です。(加重平均)

じゃあ、住宅ローンの繰り上げ返済より株式投資をした方がよいんじゃないか!と思われるかもしれませんが、それは違います。

株式投資は損失を出すリスクがある

株式投資には損失を出すリスクがあります。
特に株初心者の場合は、中級者以上に比べて損失を出しやすいです。

先ほど1%以上の資産運用を株式投資で行うのは難しくないといいましたが、それはあくまでも難しくないだけで 株式相場の環境などにより損失を出すリスクはあります!

住宅ローンは負債

住宅ローンは「負債」です。

必ず返済していかないといけません。

株式投資で利益が必ず出せればよいですが、失敗して損失を出しても 住宅ローンは返済していかないといけません。

また、繰り上げ返済の資金を投資に回しているわけですから、損失を出すと繰り上げ返済による支払利息の圧縮もできません!

ワンポイント

繰上げ返済の資金を投資資金へ回して失敗すると・・・

  1. 総資産の減少
  2. 繰り上げ返済による支払利息の圧縮がなくなる

・・・という二重苦です。

こうなると精神的にもキツくなります。

投資失敗のリスクを考えると、基本的には余裕資金は「住宅ローンの繰り上げ返済」用に預金しておくのが「吉」です。

余裕資金の一部で資産運用を

余裕資金の大半は「住宅ローンの繰り上げ返済」に充てるべきだと思いますが、ごく一部を資産運用に回すのもオススメです。

と、いうのも 銀行などの預金金利も超低金利時代である現代では、老後の資金確保の為にも「資産の運用は必然」となってきます。

株式投資は「経験」によりリスクを抑えることが可能な金融商品ですので、今後の為にも投資行為に慣れておくのをオススメします。

上記で説明したように、住宅ローンの返済がある場合は、損失を出すリスクを考慮して少額から始められるのがよいと思います。

IPOにだけ参加するのも一手

宝くじ感覚で参加でき、人気IPOに当選すれば大きな利益を得られる「IPO」を利用するのも良い手かと思います。

IPOですと、住宅ローンの返済資金を貯めながら IPOの抽選にも参加できます。
また、人気IPOにだけ参加すれば損失リスクもほぼありません!

ちなみに、管理人もIPOに当選し得た利益で住宅ローンを繰上返済しております。(抽選資金に影響を与えない範囲内で)

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こちらの記事は、株式投資歴15年の運営者が執筆しています。
元手20万円、投資実績は2018年末で+1220万2,237円。初心者にも分かりやすい記事を心がけています。

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