株の配当利回りと銀行の預金金利の比較

株式投資の魅力のひとつである「配当金」と、銀行にお金をあずけるとつく「利子」について比較してみたいと思います。

結論から言うと、利回りで比較すると配当金のほうが利子より100倍~2,000倍お得です。

株式投資には株価の下落という損失リスクもありますが、資産運用を考えた場合、この利回りの差は非常に大きいです。こちらで順を追って説明します。

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配当利回りと預金金利について

株式投資の配当利回りと銀行の預金金利は意味の違いはあれど、どちらも「どれだけ、お金が増えるか?」を示した数値になります。数値が高いほど お得になります。

株式投資は、株式を保有することで「配当金」をもらえる企業があります。
購入金額により配当金がいくらもらえるのかを表す数値を、「配当利回り」といいます。

配当利回り(%) = 1株あたりの配当金額 ÷ 1株あたりの購入金額 × 100

そして、銀行にお金を預けるともらえる「利子」。
預金金利は預金額に対して、いくらの利子をもらえるかを表しています。

預金金利(%) = 利子 ÷ 預金額 × 100

カンタンにまとめるとこうなります。

ワンポイント

  • 配当利回りは、投資した金額により得られる配当金の利回りを表しているもの。
  • 預金金利は、預けた金額により得られる利子の利回りを表しているもの。

どちらも投資(預けた)金額による利回り(お得度)を表しています。
これをふまえて、それぞれの利回りを比較します。

配当利回りは預金金利の100倍~2,000倍

株式投資の配当利回りは、東証一部上場の全銘柄による加重平均で2.37%あります。
日経新聞社の国内の株式指標 / 2019.6.13調べ)

加重平均利回りとは、時価総額に対する配当金総額の割合を示したものです。
海外主要国の株式利回りの多くが加重平均型であるため、国際比較を行う際には、この加重平均利回りを用いることが一般的です。

ちなみに、単純平均による東証一部上場の全銘柄の配当利回りは1.94%になります。

一方、大手銀行に100万円を一年間あずけた際の預金金利は下記になります。(2019.6.13調べ)

銀行 定期預金 通常預金
ゆうちょ銀行 0.01% 0.001%
みずほ銀行 0.01% 0.001%
三井住友銀行 0.01% 0.001%

預金金利に差はなく、定期預金で0.01%、通常預金で0.001%になります。

まだ わかりづらいので、実際の金額で比較してみましょう。
100万円を一年間 運用した場合にもらえる配当金と利子の金額です。

(2019.6.13調べ)
銀行 利回り 配当金
利子
平均の配当利回り 2.37% 23,700円
定期預金金利 0.01% 100円
通常預金金利 0.001% 10円

どちらも100万円の資産を運用していますが、一年間で増える資産はこんなに変わってくるんです!

株式投資でもらえる配当金の金額は、定期預金の237倍、通常預金の2,370倍になります。

配当利回りは銀行の預金金利よりお得!

配当利回りが高い企業

知名度が高く、配当利回りが高い企業です。

配当利回りが高い企業は条件検索「スクリーニング」で見つけることができます。
各証券会社の口座開設にて無料で利用することができます。

(2019.6.13調べ)
企業名 業種 利回り
松井証券(8628) 証券商品先物 4.52%
日産自動車(7201) 輸送用機器 4.45%
日本郵政(6178) 東証一部 4.00%
みずほ銀行(8411) 銀行業 3.92%
ローソン(2651) 東証一部 3.64%

ちなみに、知名度が低く配当利回りが高い企業もたくさんあります。
そういった企業を見つけるのも株式投資の楽しさのひとつです。

(2019.6.13調べ)
企業名 市場 利回り
丸三証券(8613) 証券商品先物 6.35%
ベリテ(9904) 小売業 5.85%
三晃金属工業(1972) 建設業 4.88%
ウェルネット(2428) サービス業 4.38%
サムティ(3244) 不動産業 4.28%

参考までに

普通株は全部で4,046銘柄あります。(2019.1.24時点)

  • 1%以上:2,740銘柄。(全体の67.7%)
  • 2%以上:1,338銘柄。(全体の33.1%)
  • 3%以上:312銘柄。(全体の7.7%)
  • 4%以上:47銘柄。(全体の1.2%)
  • 5%以上:7銘柄。(全体の0.2%)

配当利回りの分布は、上記の結果となっています。

カブスルの配当利回り実績

参考までに、カブスルの配当利回りの実績を見ていただきたいと思います。

  • 2018年:運用にまわした金額:309万円
    配当金:46,650円、配当利回り:1.51%
    ※定期預金に預けた場合は309円の利子に。
  • 2017年:運用にまわした金額:193万円
    配当金:55,995円、配当利回り:2.89%
    ※定期預金に預けた場合は194円の利子に。
  • 2016年:運用にまわした金額:209万円
    配当金:64,155円、配当利回り:3.06%
    ※定期預金に預けた場合は210円の利子に。

3年間で得た配当金の合計は16万6,800円になります。
3年間の平均配当利回りは2.34%です。

仮に同金額を銀行に預けた場合、利子の合計は713円。
その差額は16万6,087円になります。

株式投資の配当利回りがいかに魅力的か、お分かりいただけたかと思います(  ̄∇ ̄)

参考までに、次に銀行の預金金利の推移について説明したいと思います。
今でこそ超低金利ですが、一昔前の預金金利は高く魅力的でした。

銀行の預金金利は超低金利!

現代の預金金利は超低金利時代です。

みなさんは銀行にどんなイメージを持っていますか?
おそらく、年代により印象が違うと思いますが現代は、

  • お金を預けるところ。
  • お金を引き出すところ。
  • 振込ができる。
  • 投資信託などの金融商品がある。
  • 預金金利がチョットつく。

といった印象があると思います。

一昔前のおじいちゃん世代の印象は こちらかもしれません。

  • 老後に備えてお金を増やすところ。

一昔前はお金を預けるだけでなく「お金を増やす手段」として銀行に預金をしていたんです。

この預金金利は年々低下しており、2019年現在では預金によりつく金利は ごくわずか。
資産を運用して増やすには、株式投資などほかの方法にて資産運用するしかありません。

時期 普通預金金利 定期預金金利(3年)
2019年6月 0.001% 0.010%
2010年 0.02% 0.062%
1998年 0.1% 0.320%
1990年 2% 6%

1990年代はバブル期ですが、このころはカネ余り状態。
普通金利で2%、定期預金をしておけば6%も利子がついたんです。(普通金利で今の金利の2,000倍)

この時代はお金を銀行に預けておくだけで、お金が増えていきました。
つまり老後の生活資金もすべて銀行に入金しておけば資産が増えていったんです。

参考までに

参考までに、一昔前の預金金利を5%として 現在の定期預金金利0.01%と増えた資産を比較してみましょう。

預金金利の昔と現在

300万円を預けて10年間で増える資産は、188万6,684円になります。

銀行預金の考え方が、昔(資産運用)と今(ほぼ預けているだけ)ではまったく違います。

銀行の預金金利と、配当金の配当利回り、株式投資の複利との比較を行いたい方は、次の計算フォームにてカンタンに比較が可能です。

株の利回りと預金金利を比較できる計算フォーム

「元本」「年数」「年利(目標複利)」を入力するだけで、それぞれの 運用資産額と、資産運用の差額をカンタンに比較できます。

  1. 「元本」には、「株式投資に投資する金額」や「銀行の預金額」を入力。
  2. 「年数」には、資産を運用する年数を入力。
  3. 「目指す複利」には、「株式投資で目標とする複利」を入力。
  4. 「預金金利」は、「比較したい銀行の預金金利」を選択。
項目 入力
元本
年数
株式投資で目指す複利
※参考までに2019年1月末の東証一部の平均配当利回りは2.37%です。
銀行の預金金利
※2019年1月24日 時点での預金金利です。



※ボタンを押すと計算結果はこのすぐ下に表示されます。

項目 計算結果
複利の運用で増えた資産の合計
銀行預金とついた利息の合計
株の複利と預金金利の差額

株式投資で目指す複利が良く分からない方は、平均配当利回りの「2%」を入力して計算してください。おそらく、2%でも増えた資産の差額は大きくなっているかと思います。

カブスルは複利20%を目標に取り組んでいます。(株式投資の運用実績

今や、銀行にお金を預けていても資産が増えないのが具体的にお分かり頂けたかと思います。


銀行の預金金利は超低金利時代。
株式投資をはじめとした金融商品で預金金利以上の資産運用をして資産を増やしていきましょう。

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