PER (株価収益率) ってなに?

PERとは、現時点での株価が 「割安か?割高か?」 を判断するもの

参考までにPERの読み方は「ピー・イー・アール」と読みます。「パー」と読んでもOKです。

チョット脱線しますが、身近なもので例えるなら・・

洋服があったとします。
洋服のお値段を見ると「5,000円」と値段がついています。

洋服を買うときの判断材料としては、「デザイン」だったり「かわいらしさ」だったり「ブランド」だったりしますよね?

もう一つ判断材料になるのが「これってお買い得(割安)かな?」ということですよね。

洋服のお買い得

洋服の場合は、お買い得感(割安)が強い程 購入しやすいですが、株式の場合はやや違います。

続いて株式の場合のお買い得感(割安)です。

PERの数値が低いほど「割安」になる

「PER」は、企業の株価の「割安度」が数値で表されているんです。

PERは計算式により倍率で数値化され、その倍率が低い程「割安である」と言えます。

  • PER30倍 よりも PER20倍 の方が割安。
  • PER20倍 よりも PER10倍 の方が割安。

特に、PER10倍~15倍は割安度が高い銘柄といえるかもしれません。

良い企業で割安度が高いとお買い得!

株式を購入する際は、PERが低く、安定した成長を見せそうな企業を選ぶ」ことが出来れば、お買い得な買い物をしたことにつながります。

割安だけども業績等が悪い企業の場合、株価が下がってしまうリスクも高く、良い買い物(お買い得な買い物)に繋がらない可能性があります。

洋服なども 安いけれども穴が空いていたり汚れがある洋服は 安くてもお買い得とは言えません。

有名な企業のPERは既に高い状態にある場合が多いです。
その企業に投資する人が多いので、株価が上がりPERも自然と高くなるんです。

ですから、「これから業績を伸ばしそうだ!」と思われる 成長が期待できる企業でPERが低い銘柄を見つけられればサイコーです(  ̄∇ ̄)

もう少し有効にPERを使うためには・・・

もう少しPERを有効に活用するためには、同業他社やライバルと比較することが大切です。

比較する事により、より一層 「割安か?割高か?」の判断がしやすくなります。

洋服においても「お買い得か?」を判断するのは他の洋服などと比べての結果となるはずです。

ただ単にPERが低い!割安だ!といって飛びつくのではなく、

  • その業種の平均のPERはどれくらいあるのか?
  • 同業種のライバルのPERはいくらあるのか?
  • なんでこの企業はこのPERの数値なんだ?

というのを少し調べてみると、より明確な投資判断が出来るようになると思います。

ただ単に、安いがすぐボロボロになる洋服はあまり買いたくないですよね?
安いと思って買ったものの、また新しく買う必要が出てくるようなものは結局損をしてしまいます。

逆に、 安いけど良質な洋服を購入することが出来ればとてもハッピーです。

投資する銘柄も、より良い銘柄をお買い得に手に入れることが出来れば、いずれは他の投資家たちの目にとまり、買いが集まり株価が騰がっていくチャンスが訪れます。

PER (株価収益率)の本来のご説明

PERとは、「Price earnings Ratio」の略で、「株価収益率」とも呼ばれています。
計算式は倍率で表され、「株価÷EPS(1株あたり利益)」で算出されます。

PERは恐らく株式投資を行なう上で最もポピュラーで最も使う頻度の高い単語です。
まずはPERの仕組みを理解しておきましょう。

例えば株価が3,000円で1株あたりの利益予想が300円ならば・・
「3,000÷300」=10 PERは10倍となります。

1株あたりの利益予想が150円だったならPER20倍になるわけです。

そもそもPERは、

「■■年先の利益までが現状の株価に含まれている」ということを意味します。

PER10倍であれば、「10年先の利益が現状の株価に含まれている」ということです。

つまり、

  • PER10倍だと・・・
    10年間、1株あたりの利益を同等に出すと 株を購入したときと同じ金額となる
  • PER20倍だと・・・
    20年間、1株あたりの利益を同等に出すと 株を購入したときと同じ金額となる

どちらがお買い得かは一目瞭然ですね。
PERが高い銘柄よりは、なるべくPERが低い銘柄を選べれば良いですね(  ̄∇ ̄)

PERが低い方が割安

PERから株価の予想を立てる

PERは将来的な株価の予想に使われる事も多いです。

下記の同業種・同形態の企業があるとします。

  • 業界の平均PERは20%
  • A企業 株価 15,000円、 一株あたり純利益 500円 、PER30倍
  • B企業 株価  6,000円、 一株あたり純利益 300円、 PER20倍
  • C企業 株価  8,000円、 一株あたり純利益 800円、 PER10倍

例では業界の平均PERは20%です。という事は・・・。

  • A企業: 500円 (一株あたり純利益) × 20 (業界平均PER) = 10,000円
  • C企業: 800円 (一株あたり純利益) × 20 (業界平均PER) = 16,000円

業界の平均PERに直して計算すると、A企業は株価が下がる可能性があり、C企業は株価が上がる可能性がある事になります。

もちろんこんな単純に株価が上下するわけではありませんが、予想の目安にはなります。

PERは投資を行う上で最も気にする指標。割安度を図る判断材料となります。

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