特別気配とは?初心者は買いの特別気配に注意

Q:質問

特別気配とは?
良い傾向なの?悪い傾向なの?

A:回答

特別気配とは、株価の注文が一方に偏っている場合に生じます。

  • 買い注文が売り注文より、圧倒的に多い。
  • 売り注文が買い注文より、圧倒的に多い。

特別気配になると、「特」や「ト」といった表示がつき、投資家に注意喚起します。

  • 特が「買い注文」についていれば…
    買い優勢で株価が上がる
  • 特が「売り注文」についていれば…
    売り優勢で株価が下がる

保有株が「特別買い」になれば、買い需要が大きく株価が上昇するので良い傾向。
その逆であれば、売られて株価が下がるので悪い傾向となります。

特別気配とは?

株式市場は「買いたい人」と「売りたい人」が存在し、証券会社が仲介をしています。

需要と供給(需給)のバランスでつねに株価が変動します。

この需要と供給のバランスが崩れた状態が「特別気配」であり、取引が一時停止されます。

周りの投資家に需供のバランスが崩れていますよー!とお知らせしているんです。

株価は変動しますが、実際に取引が行われているわけではなく、「気配値」と呼ばれる価格が値動きします。

需給のバランスが整う気配値になると、特別気配は解除され、取引が再開されます。

参考までに

ワンポイント

特別気配

マネックス証券の場合、特別気配になると「特」という文字が気配値の横に表示されます。

3,570円の欄を見ると、買い注文が売り注文の8倍近くあります。

買い注文が多く需給のバランスが崩れているので、取引が一時停止されます。

買いたい人と売りたい人のバランスがとれる株価まで売買を一時停止し、気配値と呼ばれる株価を切り上げていきます。


この状態は「買いの特別気配」になり、買い注文が一方的に偏っている状態です。

  • 買い注文が売り注文より多い場合を、「買いの特別気配」
  • 売り注文が買い注文より多い場合を、「売りの特別気配」

と、それぞれ呼びます。

当日の株価の上限(下限)まで特別気配が続けば、ストップ高(ストップ安)になります。

特別気配になると売買が一時停止される

通常の取引方法は、「ザラ場方式(オークション方式)」と呼びます。
買い手と売り手がお互い納得のいく株価で取引する方法です。

一方、特別気配になると、適切な株価形成の為に売買が一時停止します。
また、株価の決定方式に「板寄せ方式」という方法が採用されます。

この板寄せ方式中は、取引ができません。

株ボード上の株価は変動しますが、実際に取引が行われているわけではなく、「気配値」と呼ばれる価格が変動します。

「更新値幅」という株価の上限下限の範囲内にて気配値が変動します。

  • 買い注文が多い
    気配値が更新値幅の分だけ上がる。
  • 売り注文が多い
    気配値が更新値幅の分だけ下がる。

切り上がって(切り下がって)いく範囲は、株価が200円未満の場合は値幅上下5円などと、株価により「更新値幅」が決まっており、それに基づいて株価が変動します。

気配値が需給のバランスがとれる株価になると、特別気配は解除され売買も再開されます。

ワンポイント

ややこしくなってきましたね・・・。

初心者は簡単に概要だけ覚えましょう。

  • 買いが多く集まれば、株価(気配値)が自動で上がっていく。
  • 売りが多く集まれば、株価(気配値)は自動で下がっていく。

私自身も投資初期のころ、特別気配を詳しく把握していませんでしたし、詳しく特別気配の概要を知っておく必然性もそれほどないかと思います。

特別気配中でも注文はできる

特別気配中は、売買は一時停止状態にありますが、株式の注文を出すことは可能です。

指値や成行、逆指値注文など注文自体はできますので、覚えておきましょう。

特別気配になりやすい状況

特別気配になりやすい状況です。

  1. 大きなニュースが出た場合。
  2. 人気のあるIPOが上場した場合。
  3. 規模が小さすぎる株式の場合。

1. 大きなニュースが出た場合

株価を揺るがすような大きなニュースが出た場合、特別気配になりやすいです。

  • 会社が倒産した ⇒ 売り注文が殺到 ⇒ 売りの特別気配になる
  • 製薬会社が万病に効く薬を開発した ⇒ 買い注文が殺到 ⇒ 買いの特別気配になる

などなど。

その他にも相場全体に影響するような、天変地異や戦争、通貨危機など自然的・社会的な現象が起こった場合でも、株式相場全体が特別気配になりやすいです。

  • 1987.10.19 ブラックマンデー
  • 2006. 1.16 ライブドアショック
  • 2011. 3.11 東日本大震災 など。

2. 人気のあるIPOが上場した場合

IPO(新規公開株)とは、新たに企業が市場に上場することです。

これまで その企業の株を購入する機会がほぼなかったわけですが、IPOとして上場することにより、株をいつでも購入することができるようになります。

IPO株の中には、非常に知名度が高かったり、将来性が見込めたりと人気の高いIPO株があります。

人気のあるIPO株は、上場と同時に大量の買い注文が集まり「特別気配」となります。

3. 規模が小さすぎる株式の場合

規模が小さい株式の場合も特別気配になりやすいです。

  • 市場に出ている株数が少ない。
  • 一日の取引量が少ない。

わたしも取引したことありますが、このような株式はすぐに「特別気配」になりやすいです。

よって、規模が小さすぎる株式の場合は あまり気にしなくてよいと思います。

特別気配になった銘柄で気を付ける点

初心者が気をつけなければいけないのは、買いの特別気配になっている株式を購入するときです。

みなが買っているから私も買おう!

なんて、安易に買い注文を入れないように!

短期間で株価が急騰していた場合、特別気配による売買の一時停止の解除後に、投資家の利益確定による暴落…なんて事もありえます。

買いの特別気配に遭遇した場合は、今後も株価が上昇しそうなのか?勢いだけで上がっていそうなのか?を見極めてから購入しましょう (  ̄∇ ̄)

それが分からない場合は、手を出さないのが無難です。

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