ファンペップのIPO情報
2020/12/25(金)に上場する、ファンペップのIPO情報です。
機能性ペプチドを用いた医薬品の研究開発。ワクチンの共同研究も。
IPO「ファンペップ」の上場日
上場日 | 2020/12/25(金) | 証券コード | 4881 |
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市場 | 東証マザーズ | 業種 | 医薬品 |
公式サイト |
ファンペップのブックビルディング期間
ブックビルディング期間になると、幹事証券からIPOに申し込めます。
市場注目度 |
D(最も低い) 不参加 or IPOチャレンジポイント狙い |
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ブックビルディング期間 | 2020/12/10 (木) ~ 12/16 (水) |
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仮条件 |
650円~730円 (抽選資金:6.5万円 ~ 7.3万円) |
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当選口数 | 27,397口 | ||
公募株数 | 2,739,700株 | 売出株数 | 0株 |
抽選資金が不足している方は、IPOの抽選資金が不要の証券会社があります。
また、IPOの申込や当選確認は姉妹サイト「庶民のIPO」の便利なシステムをご利用ください。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選確認を手軽に。 - IPOのメール通知システム
IPOの申込開始時にメールが届く。
ファンペップの公開価格と初値
公開価格 | 650円 | 初値 | 715円 |
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騰落率 | 10.00% | 倍率 | 1.10倍 |
初値売りでの損益 | 6,500円(715円 - 650円)× 100株 |
※NISA口座利用による非課税額は1,320円になります。
ファンペップの初値予想と予想利益
★仮条件 決定後の予想仮条件 |
650円 ~ 730円 ※抽選資金:6.5万円 ~ 7.3万円 |
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予想損益 | -1.32万円~-8,000円 |
★仮条件 決定前の予想
想定価格 |
820円あたり ※抽選資金:8.2万円あたり |
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初値予想 | 770円 ~ 980円 |
IPO「ファンペップ」の主な幹事証券
ファンペップの主な幹事証券です。
◆ 主幹事証券
割当数(当選数)が多いので参加必須!
◆ 幹事証券(委託含む)
ブックビルディング(抽選)に参加可能!
ファンペップの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2019年12月 | 2018年12月 | 2017年12月 |
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売上高 | 301,417 | 355,866 | 101,179 |
経常利益 | -232,293 | -8,744 | -193,706 |
当期利益 | -235,183 | -11,937 | -204,061 |
純資産 | 930,723 | 1,165,906 | 716,579 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | -20.25 | -1.06 | -18.26 |
BPS※ | 64.12 | 64.12 | 64.12 |
IPO参加のポイント
ファンペップは、機能性ペプチドを用いた医薬品などの研究開発事業を行っている企業です。
大阪大学大学院医学系研究科の研究成果である機能性ペプチドの研究開発を進め、医薬品、化粧品および医療機器などの事業分野で実用化することを主な事業としています。
2020年4月から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の制御に重要な予防ワクチン開発に向けて、大阪大学およびアンジェス株式会社との間で、同社の抗体誘導ペプチド等のペプチド技術を活用した次世代DNAワクチンの共同研究を実施しています。
主な事業収益は、提携製薬会社などからの収入であり、医薬品の研究開発段階においては、契約一時金、研究開発協力金および開発マイルストーン、販売段階においては、ロイヤリティーおよび販売マイルストーンなどが想定されています。
赤字の創薬系バイオベンチャーと考えるか、予防ワクチン関連事業と捉えるかで評価が分かれそうです。
参考までに
12.17追記。公開価格が、仮条件の下限で決まり、公募割れリスクが高まりました。
同社の評価を「C」から公募割れのリスクが高い「D」へ変更しました。
理由として、ブックビルディングは仮条件の上限に需要が集まっていたものの、市況を考慮し下限決定したようです。
おそらくですが、バイオベンチャーのサンバイオ(4592)やモダリス(4883)をはじめとしたバイオ株の下落が目立つので、同社にも影響したものと思われます。
- 新型コロナウィルス(COVID-19)の予防ワクチンをアンジェスと共同開発。
- 社会的意義が高い事業内容。
- オファリングレシオが18.8%とやや低い。
- 公開株がすべて公募株。売出ゼロ。
- 購入単価が低い(8万円)。
- 業績が赤字になりやすいバイオベンチャー企業はIPOで人気なし。
- 同日に3社が上場。
- 2019年12月に上場予定だったが延期に。
12.8追記。仮条件は650円 ~ 730円に決定。(想定価格820円より11%下ブレ↓)
初値予想を680円 ~ 770円に修正。予想利益は-5,000円~4,000円です。
仮条件が下振れしたので、機関投資家の反応が薄かったんだと思われます。
ワクチン期待よりは、業績をきちんと見られた評価となりそうです。
目論見書の想定仮条件は1,200円。初値予想は1,320円 ~ 1,600円としました。
予想利益は1.2万円~4万円です。
赤字のバイオベンチャーと考えるか、予防ワクチン開発事業と考えるかで評価が分かれそうです。
カブスルはとりあえず、今年最後のお祭り気分で幹事証券にて積極的にIPOに参加します。
どっちに初値が転がるのか全くわかりません・・。
最後のIPOに、ある意味面白いものがでてきたなぁという印象です。
今年最後かと思いきや、同じ大阪府のバイオベンチャーであるクリングルファーマの上場が12月28日に決まりました。どちらも所在地は大阪府茨木市彩都あさぎ。
ファンペップ(4881) | クリングルファーマ(4884) | |
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上場日 | 12/25 (金) | 12/28(月) |
事業内容 | 機能性ペプチドを用いた医薬品などの研究開発事業 | HGFタンパク質を用いた難治性疾患の治療薬の研究開発 |
時価総額 (想定価格で計算) |
13,732百万円 | 4,016百万円 |
オファリングレシオ | 18.8% | 15.7% |
想定価格 | 820円 | 950円 |
設立 | 2013年10月 | 2001年12月 |
従業員 | 11名、平均年齢46歳、平均年間給与は841.3万円 | 10名、平均年齢43歳、平均年間給与は424.8万円 |
主幹事 | SBI証券 | 野村證券 |
仮条件 | 650円~730円 | 950円~1,000円 |
公開価格 | 650円(下限) | 1,000円(上限) |
【12.17追記】公開価格と仮条件を表に追記しました。
どちらもバイオベンチャーですが、ファンベップは仮条件の下限で決定。クリングルファーマは仮条件の上限で決定です。
ワンポイント
主幹事はSBI証券です。
主幹事は当選数が多いので、必ず参加するようにしましょう!
落選しても次回以降の当選チャンスが広がるIPOチャレンジポイントがもらえます。
1株からIPOに参加できるネオモバも委託幹事が予定されています。
追加でライブスター証券と岡三オンライン証券でもIPOの申込みが可能になりました!
カブスル限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設を行っていない方はお得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
- 岡三オンライン証券
抽選資金不要で幹事数が多い
口座開設+入金で現金2,000円がもらえる。 - SBI証券
幹事数は9割以上とかなり多い!
口座開設+入金・振替で現金2,000円がもらえる。 - ライブスター証券
抽選資金不要で穴場的存在
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