SMBC日興証券 ダイレクトコース:IPO向き証券会社
目次
選べる2つの取引コース
SMBC日興証券 は、イチローのCMでも おなじみの大手証券会社です。
2018年に創業100周年を迎えた老舗証券会社で五大証券の一角を担っています。
トータルサポートが可能な「総合コース」と、手数料が安い「ダイレクトコース」がありますが、こちらのページでは 手数料の安いダイレクトコースを中心にご紹介しています。
2つのコースの違い
「ダイレクトコース」と「総合コース」の2つのコースによる違いです。大きな違いは二点です。
ワンポイント
- 「取引手数料」
ダイレクトコースは格安の手数料です。ご自身で取引される方に便利です! - 「コンサルティングサービス」
担当者と資産運用の相談ができる「コンサルティングサービス」を受けられます。
取引に発生する「取引手数料」や担当者と資産運用の相談ができる「コンサルティングサービス」が主な違いとなります。
サービス | ダイレクトコース (ネット取引) |
総合コース (店頭取引) |
---|---|---|
取引手数料 (税込) |
10万円以内の取引:137円 20万円以内の取引:198円 30万円以内の取引:275円 50万円以内の取引:440円 100万円以内の取引:880円 |
10万円の取引:5,500円 20万円の取引:5,500円 30万円の取引:5,500円 50万円の取引:6,325円 100万円の取引:12,650円 |
コンサルティング |
なし | 全国の支店で可能 |
簡単に説明すると、総合コースでは手数料が高い代わりにコンサルティングサービスが受けられます。ダイレクトコースではコンサルティングがない代わりに手数料が安くなります。
ご自身に合った投資スタイルによりコースを選んでみてください。
大手証券だけあり、IPOの引受幹事数が多い!
SMBC日興証券は証券会社 最大手。
新規公開株(IPO)の幹事を引き受ける回数がとても多いです。
- 2019年は、61社(全体の71%)のIPOを取り扱っています。
- 2018年は、66社(全体の73%)のIPOを取り扱っています。
ダイレクトコースによるIPOの配分方式は「同率抽選方式」になります。
つまり、100株応募しようが500株応募しようが、当選確率は一緒です。
資金量に左右されない「公平抽選」で 庶民の味方です (  ̄∇ ̄)
※ダイレクトコースでは店頭で配布される枚数の10%程度が抽選で参加者に配られます。

参考までに
担当者がつく総合コースでは「お得意さん」にならない限り、担当者から人気IPOを配布して頂けることはまずありません。(人気のものはお得意さんに回る)
カブスルも運用資産が少なく「お得意さん」には しばらくなれそうにないので、ダイレクトコースにてIPOの抽選に参加し、IPOに当選しています。
さらにダイレクトコースで「IPO優遇特典」というステージ制が2019年2月に導入されました。
平等抽選の10%の配分とは別に、最大で5%の配分があります。
IPO優遇特典により、ネット応募でのIPOの当選チャンスが増えました!
カブスルはSMBC日興証券証券で、IPOに19回 当選 しています。(IPO当選実績)
ダイレクトコースの取引手数料
投資情報などが充実している大手証券会社ですが、ダイレクトコースの手数料も格安クラスです。
~10万円 | ~20万円 | ~30万円 | ~50万円 |
---|---|---|---|
137円 | 198円 | 275円 | 440円 |
実は数年前は やや高い取引手数料でしたが、2015年4月から取引手数料が改定されました。
つまり、使い勝手はそのままに 取引手数料が安くなり、利用の幅が広がりました!
なお、ダイレクトコースの場合、「信用取引」における売買手数料は約定代金に関わらず「無料」です。※金利や貸株料などの手数料は発生します。
見やすくて利用しやすいWebサイト
Webサイトはシンプルながら非常に見やすく情報も整理されていると思います。
また、ログイン後の取引画面も同様に非常に見やすく使いやすいです。
(一部の証券会社ではログインすると旧システムで見づらいところもあります)
配色は少ないですが、目立たせたいところはシッカリと目立つデザインで視認性や読みやすさなどは抜群かと思います。
長く使う証券会社だからこそ、利用しやすさ・しづらさは気になります。
サポート体制が幅広い
電話やメールはもちろんのこと、「チャット」や「LINE」からも幅広くも受け付けています。

HDI-Japanが提供するサポートサービスの格付けである「問合せ窓口格付け / Webサポート」2019年調査において、電話窓口を評価する「問合せ窓口」部門及びホームページを評価する「Webサポート」部門で最高評価となる三つ星を獲得しています。
ビッグデータとAIの活用
ビッグデータとAIの活用も積極的に行っています。
- AI株価トレンド予報
AIが株価に影響のありそうなニュースを選定。複数のアナリストが株価の動向を予想。その予想をメールで受け取ります。 - 逆日歩予報
過去の膨大な市場データを収集しビッグデータを解析。信用売りで損失リスクとなる逆日歩の発生確率を予報するサービスです。
AIを活用した情報サービスは今後 証券会社のサービスのメインとなりそうです。
LINEで株価検索やチャート表示ができる!
面白い取組みとして、SMBC日興証券のLINEのアカウントを友達登録すると、LINE上で株価検索やチャート表示ができます。

日中足は、20分遅れで更新。日足、週足、月足は、前営業日終値で更新。
AIチャットボットが自動で返答、またはオペレーターが対応します。
「マーケット情報」や「AI株価トレンド予報」も利用することができます。
ご利用には「本人認証(ログイン情報)」が必要になります。
つまり、口座開設が済んでいないと利用はできません。
参考までに
早速、お友達になり下記の質問をしたところ 見事にスルーされました!

今後もAIを活用した新サービスには注目です。
レポートが秀逸
SMBC日興証券に口座開設するとレポートが登録アドレスに届きます。
相場の展開を推測するレポートは、相場が特に混乱しているときに重宝します。
2020年2月~3月のコロナショック時の相場レポート表紙

緑の下線はカブスルが引いたものですが、投資家の知りたい点が掲載されています。
ミニ株も利用可能
SMBC日興証券では、少ない資金で株を購入できる「ミニ株(単元未満株)」にて購入することも可能です。
単元株は100株ですが、1/10の株数である10株から購入できるのが特徴です。
最低購入金額が10万円の株式の場合、1/10の1万円から購入することができます。
会社四季報も無料で見られる

主に中長期の投資家に人気の「会社四季報」。
会社四季報 執筆記者による最新の業績予想数値や独自の業績評価指標が閲覧可能です。
SMBC日興証券では毎週木曜日に最新情報が更新されます。(週次更新)
会社四季報を見られる証券会社は一部ですが、その中でも週次更新の証券会社は数少ないです。
「キンカブ」でNISAの購入も便利に
2014年から始まった新制度「NISA」。
SMBC日興証券では、500円以上500円単位の金額指定で株式投資ができる「キンカブ」というサービスがあります。
キンカブによりNISAの非課税枠 上限120万円までピッタリと購入することも可能になっています。
また、投資信託のノーロード(手数料無料)の本数は500本以上と とても多いです。
SMBC日興証券の口座開設
SMBC日興証券はIPOの申込み、NISAの活用でも活躍する証券会社です。
参考までに
申込方法は3種類あります。2020.1.31時点
- ネットで口座開設
最短で4日で口座開設。パソコンでおすすめ。 - スマートフォンアプリで口座開設
最短で4日で口座開設。本人確認書類も撮影して送信。 - 申込書類を取り寄せて口座開設
最短で9日で口座開設。私はこちらで申込ました。
申込書類の記入例です。入力に迷う箇所のみ記載しています。
参考にしながら入力できるように、別画面で開きます。 ⇒ SMBC日興証券の記入例
企画でSMBC日興証券さんにインタビューをしてみました。
IPOや安くなった取引手数料のことなどを聞いています。ご参考にぜひどうぞ。
カブスル限定のお得な口座開設タイアップ企画を行っています。