取引手数料が安い証券会社

証券会社の取引手数料の比較です。

取引手数料が安い証券会社をお探しの方は、参考にどうぞ。

取引手数料は主に2つのプランがありますので、そちらについても説明しています。

取引手数料が無料の証券会社はSBI証券と楽天証券

2023年10月よりSBI証券楽天証券の、国内株式における取引手数料が無料となりました。

取引手数料が無料となる利用条件です。

証券会社 利用条件
SBI証券 各種交付書面の受取方法を全て「郵送」から「電子交付」に切り替えるだけ。
電子交付とは書面の代わりに取引残高報告書や取引報告書などの書類をネット上で閲覧し、必要に応じて端末に保存できるサービス
楽天証券
ゼロコース
ゼロコースを選択。ゼロコースの利用にはRクロスとSOR利用が必須。
最良の価格で約定できると判断された市場またはシステムで注文を執行するシステム

ごくカンタンに説明すると、SBI証券は電子交付サービスを利用するだけで、既存の取引サービスの手数料が無料になります。

楽天証券は取引手数料プランを「ゼロコース」に変更する必要があります。
また、取引コース適用にあたり、RクロスとSOR利用に関して同意する必要があります。

単元未満株とPTSの取引手数料の違い

2つの証券会社では取扱いサービスも似ていますので、そちらの手数料も比較します。

証券会社 新NISA 単元未満株 PTS(夜間取引)
SBI証券 無料
  • 買い注文は無料
  • 売り注文も無料
  • ナイトタイム(夜間)は無料
  • デイタイム(昼間)は51円~
楽天証券
ゼロコース
無料
  • 買い注文と売り注文の手数料は無料(0円)
  • 注文ごとにスプレッド0.22%が発生
    (実質的な手数料)
無料

単元未満株サービスは買い注文も売り注文も手数料が無料のSBI証券の方が安くなります。(楽天証券はスプレッドが発生)

夜間も取引できるPTSサービスは楽天証券のゼロコースにすると手数料が無料となります。

取引手数料のタイプは主に2つ

取引手数料のタイプは大きく分けて、2つあります。

  • 1回の取引金額で、手数料が決まるタイプ
    • 頻繁に取引しない人にオススメ
    • ベーシックな取引プラン
  • 1日の取引金額の合計で、手数料が決まるタイプ
    • 1日に何度も取引する人にオススメ
    • 少額投資で、取引手数料が無料になる場合あり
    • 一部の証券会社だけ用意されているプラン

取引手数料プランは、多くの証券会社で1日ごとに変更ができます。

1回の取引金額による手数料の比較

1回の取引金額による取引手数料の比較です。

買い注文で1回、売り注文で1回です。
つまり売買すると2回の手数料がかかります。

(2023.10.2時点 / 税込)
約定金額 ~5万円 ~10万円 ~20万円 ~30万円 ~50万円
SBIネオトレード証券 50円 88円 100円 198円 198円
GMOクリック証券 50円 90円 100円 260円 260円
DMM.com証券 55円 88円 106円 198円 198円
マネックス証券 55円 99円 115円 275円 275円
SBI証券
※ゼロ革命対象外の場合
楽天証券
※超割コース
auカブコム証券
岡三オンライン 108円 108円 220円 385円 385円
SMBC日興証券
ダイレクトコース
137円 137円 198円 275円 440円
野村證券
ネット&コール
152円 152円 330円 330円 524円

参考までに

参考までに大和証券にて 店頭経由で取引をした場合はこちらです。 (2023.10.2時点)

約定金額 10万円 20万円 50万円
大和証券 2,750円 2,750円 6,325円

店頭窓口の取引手数料に比べると、ネット証券の取引手数料は格安クラスです。

1日の取引金額の合計による手数料の比較

1日の取引金額の合計による手数料プランは、売買回数は関係ありません。

同日に買いと売りの約定代金を足した合計額で手数料が決まります。

1日に頻繁に取引をされる方や、1日あたりの取引が100万円以内の方におすすめです。

(2023.10.2時点 / 税込)
約定金額 1日の約定代金の合計
~50万円 ~100万円 200万円
SBIネオトレード証券 無料 無料 1,100円
GMOクリック証券 1,238円
SBI証券
※ゼロ革命対象外の場合
1,238円
岡三オンライン 1,430円
楽天証券
※いちにち定額コース
2,200円
auカブコム証券 2,200円
松井証券 1,100円 2,200円

25歳以下の取引手数料が無料の証券会社

25歳以下の国内株式現物の取引手数料が、無料または実質無料となる証券会社です。

実質無料の場合は、いったん取引手数料を支払いますが、翌月などにキャッシュバックされます。

証券会社 無料 備考
松井証券 無料 -
SBI証券 実質無料 未成年口座の場合は月間1万円が上限
岡三オンライン 実質無料 翌月下旬にキャッシュバック
auカブコム証券 実質無料 翌月月末迄にキャッシュバック
DMM.com証券 実質無料 翌月20日にキャッシュバック

楽天証券などは上記の流れに追随しない旨を表明しています。

個人的には、取引手数料だけで証券会社を選ばないほうがいいと思っています。

初心者は手数料だけで証券会社を選ばないこと

取引にかかる手数料を抑えることは、資産を増やす上で大切なことです。

ただし多少 取引手数料が高くても、売買をスムーズにしてくれる取引システムが充実していたり、サポート体制が良い証券会社を初心者にはオススメします。

  • サポート体制がよい。
    困った時に質問をしやすい。
  • 取引システムが充実。
    連続注文やリスク管理に便利。

「手数料が安い = 良い証券会社」ではありませんので、ご注意を。

取引手数料を抑えつつも、取引システムやサイト内の情報が充実している証券会社を選ぶと快適に株式投資ができると思います。

上記の証券会社の口座開設はすべて無料ですので、いくつか口座を開設してみて 使い勝手等を比較してメイン証券会社を決めるのも良い手です。

※各手数料は「改定」により表示より安くなっている場合もあります。
※詳細は各証券会社でご確認ください。

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