お問合せの返答が親切で丁寧な証券会社

初心者にとって「ハテナ?」と思う場面が多い株式投資。

株特有の特別気配だったり、税金のことだったり、証券会社のシステムの使い方だったり。
それは2004年から投資を行っている管理人も同様で、年に1~2回は疑問がでてきます。

特に当サイトでは初心者からのご質問を受けております。
私自身の経験で解決できない証券制度や証券会社側の仕組みについては、各証券会社に問い合わせて質問しています。

おそらく、わたしほど「いろんな証券会社に、いろんな質問」をしている人も少ないと思います。

そんな管理人がココの返答はいつも丁寧だなと思う証券会社を紹介します。
株初心者は、お問合せ用に口座開設してもよいと思います。

初心者は返答で嫌な思いをするとくじける

各証券会社は「何故、お問合せがきているのか?」を考えて欲しいと思います。

疑問

理由はカンタンですよね?
分からなくて、困っているからです。

困って質問した際に、

  • 親身になってその困りごとを、一緒に解決してくれようとする証券会社。
  • 公式サイトの文字をコピペ、またはURLを貼るだけで終わる証券会社。

あなたは どちらの証券会社に相談したいと思うでしょうか?

わたしのサイトにも、月に十数件の質問がくるから分かっています。
初心者って一生懸命なんですよ。

日本人の気質なのか、なるべく質問先に迷惑をかけないように、サイト内の情報を見ようとしているんです。それでも分からなかった点を「すみませんが教えて下さい」と質問しているわけです。

返答文にある、その文章をコピペしたページは既に見てるんですよ。
見ても分からないから具体例を挙げて質問しているんですよ。

過去の質問とその返答内容を思い出したら腹が立ってきましたが、わたしも投資初期の頃、証券会社からの返答でくじけたことがありました。

「自分の理解度が足りないのかな?」と当時 思いましたが、今振り返るとやっぱり違います。間違いなく返答が悪いんです。

わたし自身、株初心者のころに基本的な質問をして苦い思いをしたので、当サイトでは困っているであろう株初心者からの質問を受け付けているんです。

返答が丁寧&親切だと感じる基準

当サイトでは各証券会社にメールでお問合せをしています。
このページに関する情報は、すべてメールによるお問合せの場合です。

電話のお問合せも数回したことがありますが、各社で違いを感じたことはありません。

さて、わたしが感じる返答が丁寧&親切だと感じる基準です。

  1. 担当者名を名乗る。
  2. 質問の意味や意図を理解している。
  3. 具体例をつけた質問に具体例で返してくれる。
  4. メールで返答をくれる。

この4つの条件。意外とクリアできないんです(涙)

これをひっくり返すと、返答が丁寧または親切でないと感じる基準になります。

  1. 担当者名を名乗らない。
    何故、名乗らないんでしょうか?
    以前、担当者名を教えてといったらそれは出来ませんと言われましたが。
  2. 質問の意味や意図を理解していない。
    きちんと読んでいる?というくらい的外れな返答が来る場合があります。
    再質問が必要になるので手間がかかります。
  3. 具体例をつけた質問に具体例で返してくれない。
    具体例をつけているのに本文コピペで返ってきます。
    具体例に沿って返答してくれると理解しやすいのに。
  4. メールで返答をくれない。
    ログインして回答を見る必要があります。再質問するたびログイン。

自分で言うのもなんですが、ある程度の株式投資の知識を持ち 文章を書くことに慣れているわたしが質問をしても、嫌な思いをするときがあります。株初心者で知識が足りず、文章を書くのが苦手な人だったら…返答をみてどんなにガッカリするでしょうか。

たまたま担当者が悪かったんでは?と思われるかもしれませんが、返答が悪い証券会社はいつ質問しても気持ちの良い返答が来ません(泣)

各証券会社の返答状況一覧

各証券会社のメールによる返答状況とお問合せ履歴です。
最終質問日は2019年1月10日になります。

証券会社 担当者名 返答先 問合せ回数
マネックス証券 名乗る メール 数十回以上
SBI証券 名乗らない ログイン先 10回以上
SMBC日興証券 名乗らない メール 3回
岡三オンライン証券 名乗る メール 2回
ライブスター証券 名乗らない メール 2回
楽天証券 - - 3回
野村證券 名乗らない ログイン先 2回
カブドットコム証券 名乗る メール 4回
松井証券 - - 2回

こちらに載せているのは大手証券会社 & 知名度の高いネット証券会社です。

その他、中堅の証券会社に とある質問をしたことがありますが…まぁ 酷い返答でした。どことは言いませんが。

いつも返答がよい証券会社

管理人は各証券会社に何回か質問していますが、いつも返答が良い証券会社が3社ありますので紹介します。2019.1.11時点

管理人の信頼度は抜群!マネックス証券

マネックス証券

マネックス証券は、2004年から利用しているメイン証券会社です。

質問回数がほかの証券会社より多いですが、回数が多いのは取引回数が多いからではありません。
返答内容がいつも丁寧なので、質問しやすいんです(  ̄∇ ̄)

ワンポイント

2015年8月 に「単元未満株の株式分割」について質問してみました。
その返答が下記になります。

私がマネックス証券のサポートセンターを気に入っている理由としては、「いつも、まるで対面で相談を受けているかのように返答してくれる」ところです。

こちらの質問に沿った形で返答してくれ、さらに補足情報まで教えてくれます。

同じ質問を複数の他社にもしましたが、他の証券会社だと残念ながら、形式的で機械的な返答が多く補足的なものもありませんでした。

わたしは長年、なんでマネックス証券はメールの返答が充実しているんだろう?と思っていました。2017年8月にマネックス証券へメールインタビューする機会があったので聞いてみました。

カブスルからの質問

個人的に マネックス証券さんをメインとして利用させて頂いております。

その理由の一つとして「サポート体制が良い」ことが挙げられます。

サポートセンター

他証券会社だと こちらの質問に対する返答が「テンプレ」だったり、「このページを見て」で終わる事も多いのですが、マネックス証券の場合、知り合いに相談したかの如く、具体的で丁寧な回答が返ってきます。

何かサポートについてスタッフへの教育および方針があるのでしょうか?

マネックス証券さんの返答

ありがとうございます。

まず、当社ではお客様からと直接お話しさせていただくコールセンターのスタッフ、およびメールのお返事をしているスタッフ、双方ともにマネックス証券の社員が対応しています。

一定期間の研修を経てお客様の対応をさせていただくことは、おそらく他社でも同様かと思いますが、自社サービスについてより広く深い知見を持つよう各々で努力を重ねています。
そうした結果、テンプレートな回答ではなく自身の言葉でご説明できるようになっているのではないかと思います。

また、社内体制もフラットで、疑問点があれば部署を横断して回答を得られるようになっていることも一つの利点ではないかと考えています。

どのご担当者でも返答内容が良いですが、これで長年の疑問が解決しました。

さすが大手!SMBC日興証券と野村證券

国内を代表する大手の証券会社だけあり、返答内容はシッカリしています。

お問い合わせ回数はどちらも少ないんですが、頼りにしている証券会社です。

わたしの知人はどこかは教えてくれませんでしたが(守秘義務あり)、大手店頭証券会社のサポートセンターで働いた経験があります。教育システムがあって勉強になったと話していました。

どちらの証券会社も 今後、もっと活用したいと思います。

(実例)同様の質問を各証券会社にしてみた

同様の質問をした際の、各証券会社の返答内容を比較したいと思います。
記念すべき?1回目はNISA口座の移管について質問しました。

NISA口座の移管について質問があります。

  • NISA口座で株式を100万円で購入。
  • 株価が下がり、非課税期間終了後の株価は80万円に。

5年間の非課税期間が終了し課税口座へ移す場合、課税口座の評価額は80万円になると思います。

金融庁のサイトなどを見ても、このときの損失について書いていないのですが、移管の時点で

「NISA口座で20万円の損失確定となる」

という解釈でよろしかったでしょうか?
間違っている場合、正しい解釈を教えてください。

上記の質問を9社にぶつけてみました。その返答は下記になります。

個人的に返答内容が良かったと思う順に並び替えています。(あいさつ分などは省略しています)

【完璧】求めている返答内容

わたしが疑問に感じてる点について返答いただいてます。

NISA口座では損益(利益と損失)の概念がない。
20万円は損失にならない(損益通算できない)

これが今回、聞きたかった回答(正しい解釈)です。
質問した際の例を使い回答してくれてますし、質問にない移管後の補足もして頂いてます(親切)。

野村證券のお問合せBOXより

株式等の譲渡損失は、保有している株式を売却した時に確定となります。
NISA口座から課税口座へ払い出しされた場合、取得コストが払出し日の価格に変更となりますが、損失の確定とはなりません。

ご提示いただいた例で回答しますと、

  • 1)NISA口座で株式を100万円で購入(取得コスト100万円)
  • 2)非課税期間終了時に評価額80万円で課税口座へ払出し(取得コストが80万円へ変更)
  • 3)・値上がりし100万円で売却→20万の利益が確定し、課税される。(100万円-取得コスト80万円=20万円)
      ・値下がりし、60万円で売却→20万の損失確定なります。(60万円-取得コスト80万円=-20万円)

お客様にとっては、実質的にみると20万円分を損していることになりますが、NISAの制度上、損失の対象外となっています。

松井証券のログイン後 ご担当〇〇様より
管理画面に返答しましたよとメールが来ないので、返答があったのが分かりませんでした。

非課税期間(5年間)が経過した上場株式等は、原則、課税口座に振替します。

振替される上場株式等の取得価額は、払出日の時価となります。

なお、払出日に価格が下落していた場合でも、当初の取得価額と払出日の時価との差額に係る損失はないものとされます。
※課税口座に移管した場合、NISA口座での損益は発生しません。

お客様の例のように、NISA口座で100万円で買付した株式の非課税期間が終了し、課税口座への払出日の時価が80万円の場合、取得価額は80万円となります。

この場合、当初の取得価額100万円と払出日の時価80万円の差額である20万円は、損失になりません。

課税口座での取得価額が80万円となり、当該株式を売却した際、80万円と売却代金の差額が損益となります。

SMBC日興証券の日興コンタクトセンターより

NISA口座の株式が非課税期間終了に伴い、課税口座に払い出された場合の取扱についてでございますね。

税制上、NISA口座は、譲渡益に課税されませんが、譲渡損については無かったものとされます。
したがいまして、NISA口座において損失確定という概念はなく、その他の譲渡益との損益通算や繰越控除もできません。

また、非課税期間終了後、NISA口座から課税口座に払い出された株式の取得費についてご留意いただく点がございます。

お客様の一例をもとにご説明いたしますと、課税口座に払い出された株式の譲渡損益計算に用いる取得費は、当初NISA口座で購入された100万円ではなく、NISA口座から課税口座に払い出す際の時価である80万円となりますのでご注意ください。

マネックス証券のコンタクトセンター ご担当〇〇様より

NISA口座でご購入いただいた株式の非課税期間満了時において株価が80万円の場合、ご理解の通り、課税口座へ払出す際の評価額(以降売却時の取得価格)は80万円となります。

なお、譲渡損益はあくまでもご売却をいただくことで確定いたしますので課税口座へ払出し(課税口座への資産移動)では、損益が発生することはございません。

課税口座にてご売却をいただくことで、税制上有効となる取得価格80万円と売却代金の差額にて損益を計算することとなります。

【惜しい】もう少し内容を厚くしたい返答内容

チョット惜しい返答内容です。
もう少し説明が丁寧だと理解度が深まりそうです。

SBI証券のお問合せBOXより

お問い合わせの件につきましては、〇〇様のご認識のとおりとなります。

制度上、NISA口座での利益は非課税となり、損失についてはなかったものとされます。
この考え方は、非課税期間終了に伴う払出しの際にも同様となり、NISAでの買付単価と、払出し時の単価として採用される「2018年12月28日(年末最終営業日)の終値」との差額は非課税、もしくはなかったものとされます。

【不十分】物足りない返答内容

欲しい返答がきていません。この内容であれば再質問をしないといけません。

カブドットコム証券のお客様サポートセンター ご担当〇〇様より

>「NISA口座で20万円の損失確定となる」

事実上、ご理解のとおりとなります。
お客様の例の場合、課税口座での取得金額は80万円となりこの金額以上になった時に売却した売却利益分に課税がされてまいります。

ライブスター証券のカスタマーサポートより

お問合せの件でございますが、ご提示の例の場合、実質的に資産が減っているとしましても損失は計算されません。

あくまで80万円で取得したこととなりますので、仮に課税口座へ払出し後に100万円に戻った場合、80万円から100万円に値上がりした分の20万円に対して課税されます。

岡三オンライン証券のコールセンター ご担当〇〇様より

このたびお問い合わせいただいた例で、課税口座に払い出しされた場合、税制上の取得金額は100万円ではなく、80万円(非課税期間最終年の最終営業日の終値)となり、当該取得金額を基に譲渡損益を計算することとなります。

そもそも返答が遅い証券会社

1月10日の20時に質問していますが、返答のスピードが遅い証券会社です。
上記の証券会社はすべて翌日11日の返答でした。

1月16日の19時に返答あり。(実質3営業日目)
楽天証券のカスタマーサービスセンターより

課税口座へ払い出す場合、取得価額は実際の買付時の情報を引き継ぎません。
取得価額は払い出し時点の時価となります。

このため、お問い合わせの例の場合、当該銘柄の取得価額が80万円とみなされ、売却時には80万円を基準として譲渡損益が計算されます。

なお、課税口座へ払い出す時点で、損益の計算はおこなわれません。

ロールオーバーについては、下記URLをご参照ください。

NISA口座での損失の取り扱いについて

Twitterにて、NISA口座での損失の取り扱いについて教えていただきました。



一番、わかりやすいのは、おのじーさんの説明かも(笑)

返答がよい証券会社は口座開設しておきましょう。

こちらの記事は、株式投資歴15年の運営者が執筆しています。
元手20万円、投資実績は2018年末で+1220万2,237円。初心者にも分かりやすい記事を心がけています。

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