トランザクション・メディア・ネットワークスのIPO情報

2023/4/4(火)に上場する、トランザクション・メディア・ネットワークスのIPO情報です。

キャッシュレス決済サービスやそれに伴う決済端末の販売。
IPO「トランザクション・メディア・ネットワークス」の上場日
上場日 | 2023/4/4(火) | 証券コード | 5258 |
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市場 | 東証グロース | 業種 | 情報・通信業 |
公式サイト |
トランザクション・メディア・ネットワークスのブックビルディング期間
ブックビルディング期間になると、幹事証券からIPOに申し込めます。
市場注目度 |
B(やや高い) 銘柄により参加がおすすめ |
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ブックビルディング期間 | 2023/3/16 (木) ~ 3/23 (木) |
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仮条件 |
880円~930円 (抽選資金:8.8万円 ~ 9.3万円) |
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当選口数 | 113,512口 | ||
公募株数 | 5,971,700株 | 売出株数 | 5,379,500株 |
抽選資金が不足している方は、IPOの抽選資金が不要の証券会社があります。
また、IPOの申込や当選確認は姉妹サイト「庶民のIPO」の便利なシステムをご利用ください。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選確認を手軽に。 - IPOのメール通知システム
IPOの申込開始時にメールが届く。
トランザクション・メディア・ネットワークスの公開価格と初値
公開価格 | 930円 | 初値 | 1,388円 |
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騰落率 | 49.25% | 倍率 | 1.49倍 |
初値売りでの損益 | 45,800円(1,388円 - 930円)× 100株 |
※NISA口座利用による非課税額は9,304円になります。
トランザクション・メディア・ネットワークスの初値予想と予想利益
★仮条件 決定後の予想仮条件 |
880円 ~ 930円 ※抽選資金:8.8万円 ~ 9.3万円 |
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初値予想 | 1,110円 ~ 1,270円※3/15 修正 |
予想損益 | 1.8万円~3.4万円 |
★仮条件 決定前の予想
想定価格 |
880円あたり ※抽選資金:8.8万円あたり |
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初値予想 | 1,050円 ~ 1,200円 |
IPO「トランザクション・メディア・ネットワークス」の主な幹事証券
トランザクション・メディア・ネットワークスの主な幹事証券です。
トランザクション・メディア・ネットワークスの決算情報
単独 財務情報 (単位/千円)
決算期 | 2022年3月 | 2021年3月 | 2020年3月 |
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売上高 | 7,139,159 | 6,451,089 | 8,169,935 |
経常利益 | 712,345 | 158,690 | 1,648,730 |
当期利益 | -385,789 | 98,640 | 1,110,547 |
純資産 | 5,766,516 | 7,306,970 | 7,203,226 |
配当金※ | ― | ― | ― |
EPS※ | -12.23 | 3.13 | 17,631.65 |
BPS※ | 114,362.35 | 114,362.35 | 114,362.35 |
IPO参加のポイント
トランザクション・メディア・ネットワークスは、電子マネーを中心としたキャッシュレス決済サービスやそれに伴う決済端末の販売、関連する開発等を行っている企業です。
加盟店に対して電子マネーのみならずクレジット、QR・バーコード、ハウスプリペイド、共通ポイントといった幅広い43の決済サービスをワンストップで提供。1,000社を超える加盟店に導入。

決済サービスをクラウド化したことで、それまで店舗に複数台設置されていた決済ブランド毎の決済端末を1台に集約することが可能となった他、複雑な複数層のネットワークの簡素化による障害箇所の低減や、決済情報をデータベース化の上、一元管理することによる保守性の大幅改善等を実現。

2018年4月の経済産業省「キャッシュレス・ビジョン」において、2025年にキャッシュレス決済比率40%の実現を目指す(将来的には80%)ことがうたわれ、「国策」としてキャッシュレス決済が推進されいます。改正割賦販売法・軽減税率のポイントバック等の政策的な追い風も吹き、キャッシュレス決済の市場規模は拡大傾向に。
キャッシュレス関連の上場といえば、2020年7月に上場したGMOフィナンシャルゲートを思い出します。
コロナ禍ということもあり初値は好調。公開価格の157.8%(2.58倍)の価格をつけました。
株式投資の格言「国策に売りなし」
事業内容はまさに時代にマッチしているんですが、IPOの内容的には悪い条件が揃っております。
グロース市場としては吸収金額が114.8億円と非常に大きく、オファリングレシオも高いです。
ただ、今のところ4月上場のIPOは他になく、価格的にも買いやすいことから、公募割れのリスクは低いのかなとも思います。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。

- 業績は安定的(決算情報)
- 2023年3月期の業績予想(前期比)は、売上高 7,681百万円(+7.6%)、営業利益 418百万円(-41.4%)。2024年3月期の業績予想(前期比)は、売上高 9,423百万円(+22.7%)、営業利益 795百万円(+89.9%)
- 購入単価が低いIPOが好調
- 国策に売りなし(キャッシュレス事業)
- 特定顧客への売上比率(依存度)が高い。デンソーウェーブからの仕入が台数ベースで62%、金額ベースで57%
- 半導体不足による供給懸念
- オファリングレシオが35.4%と高い
- 市場からの吸収金額が121.4億円と非常に大きい
- 上位株主は大手企業がズラリ。90日間のロックアップ
3.15追記。仮条件が想定発行価格(880円)より5.7%の上振れ決定(880円 ~ 930円)したので、初値予想を1,110円 ~ 1,270円に修正。予想利益は1.8万円~3.4万円です。
目論見書の想定仮条件は880円。初値予想は1,050円 ~ 1,200円としました。
予想利益は1.7万円~3.2万円です。
カブスルは幹事証券にてIPOに参加します。
平等抽選で資金力関係なく当選チャンスがあるSMBC日興証券、落選してもポイントがもらえるSBI証券もおすすめです。
カブスルは上記の2社だけでIPOに54回当選しています。(全当選数の43.2%)
ブックビルディング時に抽選資金が不要の松井証券でもIPOの申込みが可能です。
抽選で当選してから入金すれば良いので、抽選資金が限られているときに有り難いです。
松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)
抽選資金に余裕があれば、楽天証券や岩井コスモ証券、auカブコム証券でもブックビルディングに参加したいところです。
カブスル限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設を行っていない方はお得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
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