ソフトバンクのIPO情報
2018/12/19(水)に上場する、ソフトバンクのIPO情報です。
携帯会社大手のソフトバンク。いよいよ上場へ。
IPO「ソフトバンク」の上場日
上場日 | 2018/12/19(水) | 証券コード | 9434 |
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市場 | 東証一部 | 業種 | 情報・通信業 |
公式サイト |
ソフトバンクのブックビルディング期間
ブックビルディング期間になると、幹事証券からIPOに申し込めます。
市場注目度 |
C(やや低い) 不参加 or IPOチャレンジポイント狙い |
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ブックビルディング期間 | 2018/12/3 (月) ~ 12/7 (金) |
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仮条件 |
1,500円~1,500円 (抽選資金:15万円 ~ 15万円) |
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当選口数 | 16,036,937口 | ||
公募株数 | 0株 | 売出株数 | 1,603,693,700株 |
抽選資金が不足している方は、IPOの抽選資金が不要の証券会社があります。
また、IPOの申込や当選確認は姉妹サイト「庶民のIPO」の便利なシステムをご利用ください。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選確認を手軽に。 - IPOのメール通知システム
IPOの申込開始時にメールが届く。
ソフトバンクの公開価格と初値
公開価格 | 1,500円 | 初値 | 1,463円 |
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騰落率 | -2.47% | 倍率 | 0.98倍 |
初値売りでの損益 | -3,700円(1,463円 - 1,500円)× 100株 |
※NISA口座利用による非課税額は-751円になります。
ソフトバンクの初値予想と予想利益
★仮条件 決定後の予想仮条件 |
1,500円 ~ 1,500円 ※抽選資金:15万円 ~ 15万円 |
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初値予想 | 1,450円 ~ 1,550円※12/8 修正 |
予想損益 | -5,000円~5,000円 |
★仮条件 決定前の予想
想定価格 |
1,500円あたり ※抽選資金:15.0万円あたり |
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初値予想 | 1,450円 ~ 1,650円 |
IPO「ソフトバンク」の主な幹事証券
ソフトバンクの主な幹事証券です。
◆ 主幹事証券
割当数(当選数)が多いので参加必須!
◆ 幹事証券(委託含む)
ブックビルディング(抽選)に参加可能!
ソフトバンクの決算情報
単独 財務情報 (単位/百万円)
決算期 | 2018年3月 | 2017年3月 | 2016年3月 |
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売上高 | 3,199,361 | 3,194,948 | 3,151,476 |
経常利益 | 539,958 | 561,820 | 567,831 |
当期利益 | 380,682 | 395,798 | 423,848 |
純資産 | 657,334 | 1,370,790 | 1,391,722 |
配当金※ | 181.43 | 67,527.00 | 71,067.00 |
EPS※ | 92.75 | 96.47 | 72,311.92 |
BPS※ | 237,438.98 | 237,438.98 | 237,438.98 |
連結 財務情報 (単位/百万円)
決算期 | 2018年3月 | 2017年3月 | 2016年3月 |
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売上高 | 3,547,035 | 3,483,056 | 3,410,595 |
経常利益 | ― | ― | ― |
当期利益 | 418,527 | 440,368 | 391,418 |
純資産 | 718,134 | 1,538,814 | 1,508,396 |
EPS※ | 100.55 | 107.53 | 97.37 |
BPS※ | 155.75 | 375.05 | 367.63 |
IPO参加のポイント
ソフトバンク上場に関する情報を、IPOの姉妹サイトで見やすく時系列でまとめました。質問も掲載しています。
ソフトバンク上場に関するまとめ&質問
ソフトバンクは、上戸彩さんやお父さん犬のCMでおなじみの携帯会社です。
平成最後の大型IPOとして12月19日の上場が決定しました。
ところで、ソフトバンクが未上場だったってご存知でしたでしょうか?
現在、上場しているのは親会社の「ソフトバンクグループ(SBG)」になります。
孫正義氏が株主総会に出ている姿をニュースなどで見る機会もあるので、既に上場していると思っている人は少なくないかと思います。私の妻も身内も知りませんでした。
携帯会社のソフトバンクは、ソフトバンクグループ(SBG)の子会社になり、上場すれば親子上場になります。
ソフトバンクは上場することにより、携帯子会社として経営の独立性が高まり、親会社のソフトバンクグループ(SBG)は投資会社としての性格が強まります。
参考までに
姉妹サイト「庶民のIPO」にて、ソフトバンクの将来性や親子上場について詳しく紹介しています。
ソフトバンクの上場(IPO)が12月19日に決定。その内容は?
2.6兆円という調達金額は これまでに例がなく、投資家の注目度も高いです。
主幹事は通常1社ですが、今回は6社の共同主幹事となります。
知名度が高く市場からの調達金額(吸収金額)が1,000億円を超える大型IPOの過去データです。
調達金額の大きいIPOは公募割れのリスクが高いですが、知名度が高いIPOの場合は株価が健闘する傾向にあります。
上場日 | 企業名 | 市場からの調達金額 | 当選口数 | 初値売りによる利益 |
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2018年12月19日 | ソフトバンク(9434) | 2.6兆円 | 1,427万口 | - |
2018年6月 | メルカリ(4385) | 1,306億円 | 19万口 | 20万円 |
2017年12月 | 佐川急便(SG HD)(9143) | 1,276億円 | 71万口 | 2万8千円 |
2016年10月 | 九州旅客鉄道(JR九州)(9142) | 4,160億円 | 120万口 | 5万円 |
2016年7月 | LINE(3938) | 1,328億円 | 35万口 | 16万円 |
2015年11月 | 日本郵政(6178) | 6,930億円 | 495万口 | 23,100円 |
2015年11月 | ゆうちょ銀行(7182) | 5,980億円 | 412万口 | 23,000円 |
2015年11月 | かんぽ生命保険(7181) | 1,452億円 | 66万口 | 72,900円 |
過去の大型案件の実績を考慮し、ソフトバンクの初値予想を設定しました。
12.7 追記。大規模な通信障害をうけ、総務省が行政指導を検討しています。
なお 国内にIPOが約9割まわり、大半は個人投資家に配布されます。
その個人投資家に動揺が広がっていますので、初値予想を1,450円 ~ 1,550円に引き下げました。
11月19日 予想修正。
目論見書の想定仮条件は1,500円です。
- 初値予想は 1,450円 ~ 1,650円
- 予想利益は -5千円 ~ +1.5万円
初値予想は1,500円 ~ 1,600円、予想上限による利益は+1万円と設定しました。
予想の下限と上限を拡大しました。
下限を拡大したのは、損失のリスクもありますよ!と知って頂きたいからです。
上限を拡大したのは、TVCMが投入されていることと、配当利回りの良さが好感されているためです。
2018年12月7日の日本経済新聞より
投資家の申し込みが殺到するもっとも重要な局面で想定外の事態が起き、個人投資家の一部で購入をキャンセルする動きが出ている。現時点で19日の上場スケジュールに変更はなさそうだが、ソフトバンクが緊急で機関投資家向けに電話会見を開くなど、混乱回避に躍起になっている。
(中略)今回の上場は国内で約9割が売り出される。金額は2兆円を超え、その大半が個人投資家に販売される。
(中略)19日の大型上場を滞りなく終えるために、ソフトバンクも主幹事証券も投資家の不安を和らげるの必死だ。ただ個人投資家からは「説明責任が十分に果たされていない」との声も上がる。上場当日まで気の抜けない時間が続く。
by 「日本経済新聞 電子版」より
なお、スウェーデン通信機器大手エリクソンの交換設備でソフトウエアに異常がきたし、ソフトバンクの通信障害が発生しました。同社の通信機器はNTTドコモやKDDI auも使っているそうですが、トラブルを起こした機器がなかったようです。
参考までに
評価は下記を考慮して、公募割れのリスクもある「C」に設定しました。
プラスポイント
- 知名度 抜群。
- 配当性向は85%と高い。上場会社の平均は30%。
- 配当利回りは5%と高い。東証1部の平均は約2%。
- 業績が好調なこと。
マイナスポイント
- (12.7追記)6日に大規模な通信障害が発生し、個人投資家の買い控えが起きそうなこと。
- (12.7追記)SBと提携関係にある中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部がカナダで逮捕されたこと。
- 市場からの調達金額が2.6兆円と非常に大きいこと。
- 予想PERは17.1倍と割高(NTTドコモは13.7倍、KDDI auは9.6倍)
- 市場で敬遠される親子上場であること。
- IPO人気が非常に高い「Kudan」と同日上場。
事業の将来性については賛否があります。
親会社の投資事業は成功していますが、将来的には分からないなど。
読者の方より「評価Cは変わることはないの?」と、ご質問を受けました。
評価は変わる可能性があります。(変わった際は追記します)
2015年の日本郵政グループのIPOが、今回のソフトバンクに近いです。
日本郵政三社が上場する際も「規模が大きすぎる!」「親子上場だ!」「目新しい事業でない!」「下落は確実だ!」とネガティブな声が多く聞こえました。
最初の評価は公募割れリスクがある「C」でしたが、配当利回りの高さが見直され、ブックビルディングの申し込みも好調なことから、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の評価は中立の「B」へ見直されました。結果は上記の通り3社ともに初値はプラスです。
調達金額の大きさはケタ違いですが、状況的には似ています。
ワンポイント
主幹事は大手証券でありながら抽選資金が不要の野村證券のほか、公平抽選のSMBC日興証券や幹事数が多いSBI証券です。
主幹事は当選数が多いので、当選狙いの場合は必ず参加するようにしましょう!
管理人は思い出のひとつとして、ソフトバンクのIPO(ある意味お祭り)に参加しようと思っています。
カブスル限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設を行っていない方はお得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
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