楽天銀行のIPO情報

評価C

2023/4/21(金)に上場する、楽天銀行のIPO情報です。

評価C

楽天グループ傘下のネット銀行。


IPO「楽天銀行」の上場日

上場日 2023/4/21(金) 証券コード 5838
市場 東証プライム 業種 銀行業
公式サイト

楽天銀行

楽天銀行のブックビルディング期間

ブックビルディング期間になると、幹事証券からIPOに申し込めます。

市場注目度 C(やや低い)
不参加 or IPOチャレンジポイント狙い
ブックビルディング期間

2023/4/5 (水) ~ 4/11 (火)

仮条件 1,300円~1,400円
(抽選資金:13万円 ~ 14万円)
当選口数 595,068口
公募株数 5,555,500株 売出株数 53,951,300株

抽選資金が不足している方は、IPOの抽選資金が不要の証券会社があります。

また、IPOの申込や当選確認は姉妹サイト「庶民のIPO」の便利なシステムをご利用ください。

楽天銀行の公開価格と初値

公開価格 1,400円 初値 1,856円
騰落率 32.57%  倍率  1.33倍
初値売りでの損益 45,600円(1,856円 - 1,400円)× 100株

NISA口座利用による非課税額は9,263円になります。

楽天銀行の初値予想と予想利益

★仮条件 決定後の予想
仮条件 1,300円 ~ 1,400円
※抽選資金:13万円 ~ 14万円
初値予想 1,330円 ~ 1,456円※4/5 修正
予想損益 -7,000円~5,600円

★仮条件 決定前の予想
想定価格 1,795円あたり
※抽選資金:18.0万円あたり
初値予想 1,685円 ~ 1,845円

IPO「楽天銀行」の主な幹事証券

楽天銀行の主な幹事証券です。

◆ 主幹事証券
割当数(当選数)が多いので参加必須!

◆ 幹事証券(委託含む)
ブックビルディング(抽選)に参加可能!


楽天銀行の決算情報

単独 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2022年3月 2021年3月 2020年3月
売上高 104,764 102,442 94,704
経常利益 29,530 27,870 26,755
当期利益 20,474 19,466 18,613
純資産 183,492 165,494 146,493
配当金
EPS 124.49 118.36 7,922.28
BPS 62,351.41 62,351.41 62,351.41
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2022年3月 2021年3月
売上高 106,026 103,386
経常利益 27,909 27,581
当期利益 20,039 19,337
純資産 206,494 186,790
EPS 117.57 117.57
BPS 1,137.52 1,021.34
※EPS、BPSは(単位/円)
単位/百万円

IPO参加のポイント

楽天銀行は、楽天グループ株式会社が100%出資するインターネット銀行です。
グループは同社と連結子会社23社及び非連結子会社4社で構成。

口座数1,338万口座、預金量8.8兆円。日本No1のインターネット銀行として最大の顧客基盤を有しています。

楽天銀行の口座数の推移と預金残高の推移

ネット銀行は物理的な支店を持たず、従来の銀行と比較して、比較的低コストでの事業運営が可能。

楽天エコシステムとのシナジーを追求し、楽天グループの1億超ID(2022年12月現在)の強固な顧客基盤を活用した新規顧客獲得及び当行へのロイヤルティを高める施策を推進。

楽天銀行自体は良い企業だと思うのですが、IPOとしての人気は次の理由で低くなりそう。

  • 楽天本体の業績悪化(モバイル事業の苦戦)
  • 次々と子会社を上場させる予定(楽天証券の上場も視野)
  • 米国のシリコンバレー銀行(SVB)の破綻。UBSのクレディ・スイス買収劇
  • 銀行株の株価が日米共に下落
  • 3/29に上場する住信SBIネット銀行の初値動向

ただでさえ楽天本体の業績悪化懸念があるのに、銀行業の信用不安も重なっており、IPOとしての人気は低くなりそうです。
(とはいえ、この記事を書いている時点から一ヵ月後の上場になるので、事態の改善があるやも、ないやも)

仮条件の価格、相場環境を考慮して評価は変更する可能性があります。(一段下に)

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

公募割れのリスクあり
  • 業績が好調(決算情報
  • 2023年3月期の業績予想(前期比)は、経常収益 120,255百万円(+13.4%)、経常利益 37,738百万円(+35.2%)
  • 口座開設数も伸びている
  • 楽天経済圏のデータ活用
  • ポイ活が人気(ポイント集め)
  • 知名度が高い
  • グローバルオファリング(海外販売)あり。海外販売比率は47.4% → 59.3%
  • 【4.5追記】仮条件は上限価格で28.6%の引き下げ(人気がない証ではあるが、割安感はでた)
  • 親会社である楽天グループの換金売り感が強い
  • オファリングレシオが37.6%と高い
  • 楽天本体の業績悪化(モバイル事業の苦戦)
  • 銀行株の株価が日米共に下落
  • 配当金なし(住信SBIネット銀行もなし)
  • 売出比率が90.7%と高い
  • 市場で敬遠される親子上場
  • 想定価格と2023年3月の予想実績(連結)によるPERは11.1倍(住信SBIネット銀行はPER9.8倍)
    【4.5追記】仮条件が28.6%も引き下がり、予想実績(連結)によるPERは8.6倍と割安感がでました
  • 時価総額3,051億円想定価格で試算
  • 3/29に上場する住信SBIネット銀行の初値がひとつの参考に
  • 上場日(一ヶ月後)の市況好転を期待(銀行株の信用不安も)

目論見書の想定仮条件は1,795円。初値予想は1,685円 ~ 1,845円としました。
予想利益は-1.1万円~5,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

上場日の相場環境により、利益にも損失にもなりそうなIPO。(やや損失寄りかも)
カブスルは相場の動向をみて、ブックビルディングに参加するか決めようと思います。

【4.8追記】仮条件の価格が引き下がり割安感はでましたが、カブスルは参加を見送りました。
理由としては、最近の市況が悪いことと、楽天関連の追加報道があるとやっかいな為。IPO当選者の売り圧力も大きいです。
なお、ブックビルディングの参加・不参加は最近はTwitterでつぶやいております。

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