株式投資に反対している家族を説得するコツ
カブスルは2004年から運営をしていますが、運営当初は「見返せ!未来の奥さま」をテーマとして掲げていました。

株式投資をはじめた初期、私は未来の奥さま(彼女)の猛反対にあっていました。
(反対していた身内の反応推移)
こちらのページでは、私が実践していた家族を説得する方法を紹介します。
目次
相手に投資の必要性をしっかり説明しよう!
株式投資は資産運用のひとつ。
「何故、大切な資産を運用したいのか?」をご家族にきちんと説明できるようにしておきましょう。この説明がきちんと出来ないと相手を納得させるのは難しいと思います。
家族の反対は「損をするのでは?」という不安感からくるもの。
その不安を解消できるよう努めましょう。
資産運用の必要性をポイントを抑えて説明すると、理解を得られやすいかと思います。
私なりの資産運用の必要性を伝えるポイントを紹介します。
説明したいポイント
- なぜ、資産を増やしたいのか?
- なぜ、株式投資を行う必要があるのか?
- 株式投資のメリットは何か?
- デメリットは何か?またその対応策は?
- 株式投資の正当性を主張
- 心配の解消
家族に説明する場合の私の一例を載せておきます。
参考までに
- なぜ、資産を増やしたいのか?
老後2,000万円問題で炎上したけど、老後に資金が必要なのは間違いない。老後に備えて2,000万円以上の余裕資金を作っておきたい。(参考) - なぜ、株式投資を行う必要があるのか?
今や銀行にお金を預けても、預金金利はかなり低く、資産は全く増えない。(参考)
給与は資産は増えないのに、物価は上昇しており、将来の暮らしに不安がある。
多くの人が取り組んでいる株式投資で資産を増やしていきたい。 - 株式投資のメリットは何か?
株を保有することでもらえる配当金の平均利回りは約2%。
ゆうちょ銀行の通常預金金利は0.1%。(2024.9.11時点)
100万円を一年間預けた銀行預金の利子は年1,000円、100万円の株を買うと配当金は年2万円で20倍も違う。
銀行の預金金利以上の資産運用ができれば、銀行預金とは比べ物にならないほど資産を増やせると思う。ココで預金と投資の資産運用の比較ができるみたい。(数値を見せる)(参考)
老後に焦って投資を始めるより、今から投資を経験することは大切じゃないかな。(参考) - デメリットは何か?またその対応策は?
もちろん損失を出すリスクもあるけれど、事前に書籍や株のサイトを見て損をしないように勉強します。
もし、損失が心配なら余裕資金の●●円から始めてみようかと思うんだけど。(参考)
また、株式投資で破産する人がいるんだけど、それは信用取引といういわば証券会社に借金をして取引をしているから。それは今回やらないので破産はありません。(参考) - 株式投資の正当性を主張
株式投資自体は決して危ないものではなく、国や銀行、保険会社なども株式投資を行っている。みな、目的は同じで自分のところの資産(運用額)を増やす為にね。 - 心配の解消
心配だと思うから株式投資の資産運用の推移はきちんと報告するね。
まずは●●円からやってみて良いかな?
大きな金額じゃなくても株式投資はできるみたい。(参考)
また、説得する相手によっては下記のような視点からの提案も良いかと思います。
参考までに
- 一緒に株主優待をもらってみない?
1株だけ購入しても もらえる株主優待もあるみたい。
(お得な株主優待) - IPO投資だけやっても良いかな?
損をするリスクがかなり低く、当選したら大きな利益となる宝クジみたいなもの。
(IPOとは?) - 反対するのは分かるけど、老後の生活資金をどうやって確保するか考えてる?
株式投資をやらずに資産を増やす方法があるならそちらの方法でも良いんだけど。
(老後の生活資金の確保方法は?) - 小学校から株式投資を行うと、ニュースとか購入した企業とかに興味を持つみたい。
こどもに株式投資を教えたいけど、まずは親が経験しないとね。
(こどもの未成年口座を活用しよう)
ぜひ、家族にご理解頂けるよう頑張ってみて下さい(  ̄∇ ̄)
ちなみに、封書などが自宅に届くので家族に黙って投資を行うことはほぼ不可能です。
資産運用の報告をきちんと行う
ご家族から投資の許可を得た場合、今、どれくらいの金額をどのように運用しているのか?を、きちんと伝えるようにしましょう。
大切な資産を運用している以上、ご家族に対する説明義務は発生します。
金銭面の問題は家庭内のトラブルに直結しやすいので気をつけてください。
カブスルも投資をはじめた最初の頃は特に徹底して、資産運用の報告をしました。
あまり興味は持たれていませんでしたが、こちらから自主的に報告するのと、相手から聞かれて報告するのでは意味合いが変わってくるかと思います!
銘柄フォルダで家族間の持ち株が見られる
わたしの場合、日経新聞電子版を有料購読していると利用できる銘柄フォルダを利用して、それぞれの持ち株をオープンにしています。

共有しているノートパソコンがあるので、いつでもお互いの持ち株と保有数、損益を確認できます。
カブスルの場合、
- フォルダ1:カブスルの持ち株
- フォルダ2:妻の持ち株
- フォルダ3:娘の持ち株
※蛇足ですがフォルダ5には売った株を登録して売却後の株価推移をチェック
持ち株を複数の証券会社で保有していますが、それを共有するのはなかなか難しいです。銘柄フォルダには「証券コード、株数、購入価格」を登録するだけなので、登録したすべての保有銘柄をお互いに確認することができます。(1株保有などの端株は登録せず)
利益がでたら家族と喜びを分かち合おう
株式投資を行い、購入した株価が上がり資産が増えるのは大変うれしいことですよね?
この嬉しさを応援してくれている家族にも還元してあげましょう。
具体的には、
ワンポイント
- 利益が出たことを伝える
- 利益の一部で美味しい外食を食べに行く
- 利益の一部で温泉など旅行へ出かける
- 株主優待を家族にあげる
私ははじめて出した利益の一部を使い、当時 投資を反対していた彼女と温泉旅行に行きました。
「私が株で○○円資産が増えた」といってもまったく興味・反応はありませんでしたが「株式投資で得た利益(配当金など)で温泉に行こう!」と誘ったときには大変喜んでました。
目に見えづらい・感じづらい「資産の増額」よりも、身近に感じられる「温泉・くつろぎ・ともに遊べる」などの充実感の方が、よっぽど未来の奥さまにとっては魅力的だったのかもしれません。
食事や旅行は大変喜ばれると思います。
また、食事券や商品が頂ける「株主優待」も家族にあげると喜ばれると思います。
株式投資による充実感を投資本人だけでなく、家族にも体験してもらい、

株式投資の成功(喜び)を家族と共有すること
がとても大事だと思います。
上記の事柄を実践していっていることで、徐々にですが投資に反対していた当時の彼女の反応も良くなりました。
NG行動:家族に黙って資産を運用しないように
株式投資は、ご家族にとっても大切な資産の運用です。
その大切な資産を運用する以上、資産を共有している相手方の「了承・了解」は必須です。
間違っても・・・
黙って勝手に資産を運用するのはやめましょう!
具体的には、
- 相手に説明なく、株式投資を始める
- 猛反対されているのに、株式投資を始める
- 了解を得たが、決められた資産額以上の投資を始める(ルールを破る)
上記の身勝手な行為は決して行わず、家族には株式投資の目的をしっかりと伝えましょう。
運用の失敗はもちろんのこと、たとえ運用に成功し資産がが増えたとしても「勝手に資産を動かした」という事実により、ご家族の方からの信頼・信用をなくすでしょう。
最悪、その後の株式投資ができなくなるばかりか、家庭崩壊にもつながりかねません。
続いて、家族を説得する材料のひとつでもある老後の生活資金についてです。
やや暗い話になりますが、現実を認識しないと将来の生活資金は作れませんので。
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