損切りの考え方と適切なタイミングとは?

株式投資を行う上で大切な損切り。
損切りの考え方やそのタイミングは人それぞれ。

初心者の参考になるようFIREを達成された「かつさんど」さんに、損切りのタイミングについて寄稿していただきました。

カブスルの考え方(損切りで投資が上手になる)と合わせて参考にしてみてください。

損切りとは?

損切り

「損切り」とは保有する株が下落し含み損になっている状態のものを、これ以上の損失を回避するために売却し、損失を確定することです。

「ロスカット」とも呼ばれています。


損切りは必要経費

残念だったね

投資は元本保証ではありません。
そのため思惑や想定が外れた場合には、損失で終わる場合もあります。

今は成功している有名な投資家でも、必ず失敗した経験があると思います。

つまり投資において失敗は付き物で、損切りは必要経費と考えられています。

しかし人間の心理として、少しの利益は受け入れることができますが、損失を確定することは一般的に難しいとされています。

投資する際に、何パーセント下落したら損切りするのか、いくらまでの損失なら耐えられるのかを考え、自身のリスク許容度を明らかにしておくことが大切だと思います。

損切りを行うタイミングとは?

損切りするタイミングは簡単ではないですが、経験上、以下の状況になった場合は損切りしたほうが良いと考えます。

  1. その銘柄の直近安値を明確に割り込んだ時
  2. 過去のレンジを下抜けした場合
  3. 年初来安値や上場来安値を更新した時

日本人の投資家に多いそうですが、以上のような買い方が圧倒的に不利な状況でも、「逆張り」の買いを入れる人もいます。それで利益を得られる場合もあります。

しかし最近はアルゴ取引や、AIを用いたシステムトレードの影響も大きくなっており、このような重要な節目を下抜けた場合、機械的な大きな売りが発生することも考えられ、下落が加速するケースも多くなってきている印象があります。

暴落

また、このような節目を割ったポイントには、ロスカットの逆指値を置いている投資家も多いことからその注文が執行され、ロスカットを巻き込んだ売りが加速することも考えられます。

他に損切りを行うタイミングとしては、当初の投資計画から外れた場合です。

例えば、短期のキャピタルゲイン狙いとしてエントリーしたはずなのに、株価が思惑通り上がらず逆に下がってしまった際には、損切りをするべきです。

この場合、当初の計画には無かった、短期投資を中・長期投資に勝手に変更してしまう行為は悪手になりかねません。
自身が当初に考えた目論見から外れた場合は損切りしたほうが良いと言えます。

逆指値を置いて、機械的に損切りする習慣をつけることで、思わぬ大きな損失を防ぐことにも繋がります。

他の投資家の心理状況を考える

投資はメンタルの部分が大きく作用すると言われています。

「投資家マインド」という言葉もあり、それぞれの状況において他の投資家がどういう心理状態にあるのかを考えることも重要な投資判断材料だと考えます。

例えば年初来安値や上場来安値を更新した場合、その銘柄を買っているほとんどの投資家は含み損を抱えた状態になっています。

投資家マインドは完全に弱気となり、これ以上損失を増やしたくないと思う投資家が多くなり、心理的にも資金的にも余裕がなくなっている状態と言えます。この心理状態がさらなる下落を呼ぶ要因になっているのかもしれません。

株価上昇

逆に年初来高値や上場来高値を勢いよく更新した際は、ほとんどの投資家に含み益があり、心理的・資金的余裕がある状態のため、少しの押し目を付けた際には大きな買いが入り更に株価は上昇していくパターンが見受けられます。

最近は上げ続ける株は上げ続け、下げ続ける株は より下げ続ける傾向があるように見えます。

塩漬けは機会損失を招く

塩漬け(発酵)

含み損で損切るに損切れない状態は「塩漬け」と呼ばれています。

この塩漬け銘柄があることで資金的に身動きが取れなくなり、他の銘柄が上昇に転じた際でも、これに乗ることができなくなる「機会損失」に繋がることもあります。

株価回復を根拠なく祈っているだけの「お祈り投資」状態に陥ると、大概の場合そのお祈りは通じず、より状況が悪化してしまうケースが多くなることを経験した人も多いのではないでしょうか?

もちろん助かるケースもありますが、一旦損切りして新たな機会を待つ方が賢明な判断になる場合が多いと思います。

投資は失敗から学ぶもの

失敗に終わった投資があると、自信が無くなり、悔しい思いや悲しい気持ちになってしまいます。
自分の大切なお金が失われたショックは大きいです。

しかし、投資は失敗を次の機会に活かすことができるものだと考えます。

ニコッ

失敗を受け入れて検証することで、同じ失敗をしなくなり、投資の経験がつきます。
この経験を活かして次に成功できれば、この失敗も必要だったと考えることができるのです。

投資で成功するには失敗することも大切な経験だと思います。
継続的に投資を続けていれば、勝率が上がってくる可能性もあります。

大事なのは、たった1回の取引で資金のほとんどを失ってしまうトレードを絶対にしない事です。

相場から退場しないようにするためにも、損切りは投資において大切な判断だと思います。


以上、FIREを達成されたかつさんどさんによる寄稿記事でした。

思わず、「お祈り投資」の部分で吹き出してしまいました。
アルゴ取引は相場のクラッシュを引き起こすことが問題で、2020年のコロナショックなど、まさしくそうでしたよね・・。

他にも聞いてみたい話題がありましたら、お気軽にお問い合わせよりどうぞ。

上へ戻る

カブスル限定のお得な口座開設タイアップ企画を行っています。