キオクシアホールディングスのIPO情報

評価C

2024/12/18(水)に上場する、キオクシアホールディングスのIPO情報です。

評価C

初の承認前提出方式(S-1方式)によるIPO。時価総額は予定の半分に。


IPO「キオクシアホールディングス」の上場日

上場日 2024/12/18(水) 証券コード 285A
市場 東証プライム 業種 電気機器
公式サイト

キオクシアホールディングス

キオクシアホールディングスのブックビルディング期間

ブックビルディング期間になると、幹事証券からIPOに申し込めます。

市場注目度 C(やや低い)
不参加 or IPOチャレンジポイント狙い
ブックビルディング期間

2024/12/2 (月) ~ 12/6 (金)

仮条件 1,390円~1,520円
(抽選資金:13.9万円 ~ 15.2万円)
当選口数 719,426口
公募株数 21,562,500株 売出株数 50,380,100株

抽選資金が不足している方は、IPOの抽選資金が不要の証券会社があります。

また、IPOの申込や当選確認は姉妹サイト「庶民のIPO」の便利なシステムをご利用ください。

キオクシアホールディングスの公開価格と初値

公開価格 12/9 (月) 初値 (想定の初値)
1,470円 ~ 1,600円
※12/2 修正
騰落率 -  倍率  -
初値売りでの損益 (想定の利益)
-5,000円~8,000円
※12/2 修正

キオクシアホールディングスの初値予想と予想利益

★仮条件 決定後の予想
仮条件 1,390円 ~ 1,520円
※抽選資金:13.9万円 ~ 15.2万円
初値予想 1,470円 ~ 1,600円※12/2 修正
予想損益 -5,000円~8,000円

★仮条件 決定前の予想
想定価格 1,390円あたり
※抽選資金:13.9万円あたり
初値予想 1,320円 ~ 1,440円

IPO「キオクシアホールディングス」の主な幹事証券

キオクシアホールディングスの主な幹事証券です。

◆ 主幹事証券
割当数(当選数)が多いので参加必須!

◆ 幹事証券(委託含む)
ブックビルディング(抽選)に参加可能!


キオクシアホールディングスの決算情報

単独 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2024年3月 2023年3月 2022年3月
売上高 6,417 5,625 6,048
経常利益 1,169 1,224 1,474
当期利益 892 611 950
純資産 1,153,019 1,152,166 1,164,491
配当金
EPS -0.89 1.18 1.84
BPS 1,643.71 1,643.71 1,643.71
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2024年3月 2023年3月 2022年3月
売上高 1,076,584 1,282,101 1,526,495
経常利益 -343,330 -186,443 154,356
当期利益 -243,728 -138,141 105,921
純資産 449,635 658,068 793,855
EPS -470.97 -266.94 204.68
BPS 868.86 1,271.63 1,534.02
※EPS、BPSは(単位/円)
単位/百万円

キオクシアホールディングスの配当金と配当利回り

想定価格(1,390円)と配当金で算出した配当利回りです。

決算月 1株あたり
の配当金
配当利回り 配当性向
2024年3月
(実績)
0円 - -

IPO参加のポイント

キオクシアホールディングスは、メモリ及び関連製品の製造、販売、研究開発等を行っている企業です。グループは連結子会社22社(国内7社、海外15社)および関連会社等6社(国内4社、海外2社)により構成。

NAND型フラッシュメモリーの売上高で世界3位。(1位はサムスン電子、2位はSKグループ)

主要製品

デジタルデータの総量は増加の一途を辿っており、今後もAIの発展を筆頭にクラウド、5G、IoTなどの普及によりメモリが果たす役割が重要になることが見込まれます。世界における生成データ量は、2023年から2028年まで年平均成長率24.4%で成長し、2028年には394ZBまで伸長することが予想されています。

A世界でのデータ発生量の推移とフラッシュメモリの需要見通し

キオクシアは当初の予定の時価総額1.5兆円どころか、1兆円を切る時価総額に(7,493億円)
機関投資家からのヒアリング済みかと思いますが、評価が低かったことと、この時価総額でもこの時期に上場したいキオクシアの判断によるものかと。想定価格が割安になったとみるか、見向きもされていないとみるかは難しいところ。

東京メトロ(9023)のIPOと比べてどうですか?という質問もいただきますが、人気度は全く違います。東京メトロは同業他社と比較して割安感があり、配当利回りも魅力的、業績も安定していました。IPOは知名度が高いからといって人気化するわけではありません。

個人的な評価が難しいIPO。
仮条件の価格や半導体相場を考慮して評価と初値予想は変更する可能性があります。

【12.2追記】公開価格が仮条件の上限価格の+20%(1,824円)で決まる可能性があります。
公開価格が仮条件の価格帯より上振れる理由は?

  • キオクシアの時価総額の目標は1.5兆円
  • 想定価格(1,390円)の場合、7,492億円
  • 仮条件の上限価格(1,520円)の場合、8,193億円
  • +20%上振れた(1,824円)の場合、9,832億円

+20%の上振れありそうなんですよねぇ・・。
上振れた価格で購入したくない方は、IPOの申込時に「成行」を選択せずに「申込み価格」を入力しましょう!(例えば1,520円と入力)

参考までに

評価は下記を考慮して、公募割れのリスクがややある「C」に設定しました。

公募割れのリスクあり
  • 市況回復で業績は回復傾向。2025年3月期の中間利益は過去最高の1,760億円
  • フラッシュメモリ市場は中長期的に拡大する予測
  • AI関連市場の成長
  • オファリングレシオが15.3%と低い
  • 知名度が高い
  • グローバルオファリング(海外販売)あり。売出株の海外販売比率は65.7%
  • 配当実績なし
  • 直近の半導体株は軟調に推移
  • 業績に上下のブレがある。フラッシュメモリ市場の需要により市況の改善と悪化が周期的にあり(決算情報
  • 需給バランスによりフラッシュメモリ製品の販売価格が大幅に下落する可能性
  • 目標の時価総額1.5兆円を目指した経営をするはず(想定価格による時価総額は7,493億円)
  • 2024年3月期はAppleグループへの販売高が、当社の連結売上収益の10%以上、2023年3月期はDellグループへの販売高も10%以上
  • NAND型フラッシュメモリーの専業。DRAMも研究中

目論見書の想定価格は1,390円。初値予想は1,320円 ~ 1,440円としました。
予想利益は-7,000円~5,000円で、市況によっては公募割れのリスクがあるIPOになります。

IPOの参加・不参加の判断は非常に悩ましい。特に急いで買う必要もなさそう。
とはいえ、IPO好きとしては100株のみの当選を目指して参加してみようかなと思っています。当選したら初値では売らずに応援目的で長期保有します。

短期売買の利益を狙っている方は、公募割れのリスクもあるのでスルーでも良いIPOかなと思います。

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