SBI新生銀行のIPO情報

評価B

2025/12/17(水)に上場する、SBI新生銀行のIPO情報です。

評価B

SBIグループ傘下で再スタート。


IPO「SBI新生銀行」の上場日

上場日 2025/12/17(水) 証券コード 8303
市場 東証プライム 業種 銀行業
公式サイト

SBI新生銀行

SBI新生銀行のブックビルディング期間

ブックビルディング期間になると、幹事証券からIPOに申し込めます。

市場注目度 B(やや高い)
銘柄により参加がおすすめ
ブックビルディング期間

2025/12/2 (火) ~ 12/5 (金)

仮条件 2025/12/01に決定
当選口数 2,220,000口
公募株数 89,000,000株 売出株数 133,000,000株

抽選資金が不足している方は、IPOの抽選資金が不要の証券会社があります。

また、IPOの申込や当選確認は姉妹サイト「庶民のIPO」の便利なシステムをご利用ください。

SBI新生銀行の公開価格と初値

公開価格 12/8 (月) 初値 2025/12/17(水)に上場予定
騰落率 -  倍率  -
初値売りでの損益 (予想利益)
1.4万円~5.1万円

SBI新生銀行の初値予想と予想利益

★仮条件 決定前の予想
想定価格 1,440円あたり
※抽選資金:14.4万円あたり
初値予想 1,580円 ~ 1,950円

IPO「SBI新生銀行」の主な幹事証券

SBI新生銀行の主な幹事証券です。

◆ 主幹事証券
割当数(当選数)が多いので参加必須!

◆ 幹事証券(委託含む)
ブックビルディング(抽選)に参加可能!


SBI新生銀行の決算情報

単独 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2025年3月 2024年3月 2023年3月
売上高 315,411 268,490 192,577
経常利益 60,863 58,261 54,361
当期利益 50,139 62,863 48,991
純資産 865,771 888,768 896,557
配当金 40,000,000.00 40,000,000.00 12.00
EPS 66.87 76.81 816,523,594.33
BPS 14,942,624,424.71 14,942,624,424.71 14,942,624,424.71
※配当金、EPS、BPSは(単位/円)

連結 財務情報 (単位/百万円)

決算期 2025年3月 2024年3月 2023年3月
売上高 614,001 530,771 421,853
経常利益 77,797 61,072 52,136
当期利益 84,499 57,924 42,771
純資産 959,249 966,724 966,506
EPS 112.70 70.77 712,851,750.13
BPS 1,151.40 1,273.48 16,033,315,142.95
※EPS、BPSは(単位/円)
単位/百万円

SBI新生銀行のPERとPBR

想定価格(1,440円)で算出したPERとPBRです。

決算月 PER PBR EPS BPS
2024年3月
(実績/連結)
20.35倍 1.13倍 70.77 1,273.48
2025年3月
(実績/連結)
12.78倍 1.25倍 112.70 1,151.40
2026年3月
(予想/連結)
11.86倍 - 121.38 -

※(予想)欄のPBRおよびBPSは、会社公表の業績予想を基に算出した参考値です。

SBI新生銀行の配当金と配当利回り

想定価格(1,440円)と配当金で算出した配当利回りです。

決算月 1株あたり
の配当金
配当利回り 配当性向
2024年3月
(実績)
2.85円 0.19% 3.72%
2025年3月
(実績)
2.85円 0.19% 4.24%
2026年3月
(予定)
34円 2.36% -

※(予定)欄の配当性向は、会社公表の業績予想および予定配当金を基に算出した参考値です。

IPO参加のポイント

SBI新生銀行は、旧長銀の流れを汲む金融機関で、SBIグループの中核銀行として再成長を目指す存在です。法人向けの融資や市場業務といった伝統的な銀行業務に加え、個人向け無担保ローン「レイク」やショッピングクレジット、リースなどノンバンク分野も展開する総合金融グループです。

事業内容

2023年の非公開化を経て財務・ガバナンスを強化。
法人金融や住宅ローンに強みを持ち、グループ連携による収益拡大が進行中です。

各サービスの内容

同業他社との比較です。事業の中身はあおぞら銀行に近いですが、株価指標の面では楽天銀行がベンチマークとなりそうです。
(住信SBIネット銀行はTOBにより2025年9月にスタンダード上場廃止のため指標は参考値です)

2025.11.15時点
企業名 SBI新生銀行
(8303)
楽天銀行
(5838)
あおぞら銀行
(8304)
住信SBIネット銀行
上場廃止
上場
市場
プライム プライム プライム スタンダード
上場廃止
時価
総額
12,895
億円
13,288
億円
3,186
億円
7,351
億円
参考値
事業
内容
法人金融・市場業務、カードローン「レイク」、リース・決済等の総合金融 ネット専業銀行(預金・決済・ローン/楽天経済圏連携) 中堅銀行(法人・個人バンキング、投資・市場関連) ネット専業銀行(個人・法人向け口座、住宅ローン、決済/NEOBANK連携)
経常
収益
6,140
億円
2025年3月
1,845
億円
2025年3月
2,314
億円
2025年3月
1,465
億円
2025年3月
経常
利益
777
億円
2025年3月
715
億円
2025年3月
175
億円
2025年3月
382
億円
2025年3月
配当
利回り
予想
0.19%
2025年3月
2.36%
2026年3月
予想
0% 3.86% 0%
PER 12.7倍
2025年3月
11.8倍
2026年3月
予想
20.7倍 14.3倍 21.6倍
参考値
PBR 1.25倍
2025年3月
3.93倍 0.73倍 4.2倍
参考値
公開
価格
1,440円 1,400円 570円 1,200円
初値
騰落率
- 1,856円
32.57%
495円
-13.16%
1,222円
1.83%
現在の株価
11/15時点
公開価格比
- 7,605円
5.4倍
2,441円
-57.2%
1:10の
株式併合
4,900円
4.0倍
TOB価格
  • 各社とも「経常収益」「経常利益」で統一しています
  • SBI新生銀行の2026/3期は、会社計画が「親会社株主に帰属する当期純利益:1,000億円」のみ開示で、経常収益・経常利益は未開示
  • 楽天銀行・あおぞら銀行・住信SBIネット銀行の2025/3期数値の出典は各社の決算短信/IRです

【IPO初心者、投資初心者の方へ】
IPOとは、未上場企業が株式を証券取引所に上場し、投資家が株を売買できるようになることです。
SBI新生銀行も、上場後は証券会社を通じて株の売買ができるようになります。

上場前に購入できるIPO株は、相場価格よりディスカウント(割引)された価格で購入できるため、上場後に売却することで売買の差額による利益を期待できます。また、保有していると配当金がもらえます。

下記の記事では、「SBI新生銀行はなぜ上場するのか?」「配当金と預金金利の比較」「よくある質問の回答」も載せていますので、参考にしてください。

事業の中身はあおぞら銀行に近いものの、株価指標の面では楽天銀行をベンチマークとすると、PBRの面で割安感があり、配当金も支払われています。
つまり、配当を受け取りながら、株価の上昇(PERの見直し)によるリターンも期待できると個人的に考えています。

仮条件の価格帯が想定価格より上昇した場合、割安性が薄れるため評価と初値予想は一段下に変更する可能性があります。

参考までに

以下の点を考慮し、中立の「B」評価に設定しました。

中立
  • SBIグループ入り後、業績が堅調に拡大中(決算情報
  • 2026年3月期の予定配当金は34円で、想定価格ベースの配当利回りは2.36%(配当利回り
  • レイクなどの個人ローンや決済、リースなどノンバンク事業も展開
  • 直近の銀行株の中間決算が軒並み好調(利益拡大、増配傾向)
  • 金利上昇局面にあり、銀行株全体の評価(PER)も上昇しやすい地合い
  • 知名度が高く、個人投資家にも馴染みがある
  • グローバルオファリング(海外投資家向け販売)あり
  • 同業他社と比較してPERに割安感あり
  • 楽天銀行や住信SBIネット銀行は上場後に株価が堅調に推移
  • 利益率やROEは、楽天銀行などネット銀行と比べて見劣りする
  • 需給が重く、初値が上昇しづらい構造(売出株数が多い)
  • オファリングレシオは28.5%とやや高め
  • IPOで人気が出にくい再上場案件
  • 想定価格と2026年3月期の業績予想(連結)によるPERは11.8倍と試算(PERとPBR
  • 価格のベンチマークを楽天銀行にすると割安感あり。あおぞら銀行にすると適正価格かやや割安
  • プライム市場のIPOは初値が控えめな一方、上場後は堅調に推移する傾向あり
  • 親引け先(IPO株の指定販売先)は農林中央金庫で、最大50億円分を取得予定
  • SBIホールディングス北尾会長の肝いりIPOとして注目

目論見書の想定仮条件は1,440円。初値予想は1,580円 ~ 1,950円としました。
予想利益は1.4万円~5.1万円です。

※初値や利益の数値はあくまで予想であり、将来の実際の結果を保証するものではありません。

カブスルは幹事証券にて全力でIPOに参加します。
仮に公募割れしたとしても配当金で投資元本を回収しようかなと個人的には考えています。(検証記事

ワンポイント

主幹事の一角は、平等抽選を一部採用しているSMBC日興証券と感じ数が多いSBI証券です。

IPOの一連の流れを取りしきる立場にあり、IPOの当選数が一番多いです。当選数が多いので、必ず参加するようにしましょう!

IPO当選に必須の証券会社
カブスル一家はSMBC日興証券で35回、SBI証券で41回もIPOに当選しています。

カブスルはこの2社だけでIPOに76回当選しています(全当選数の38.1%)

抽選資金が不要松井証券岡三オンラインでもIPOの申込みが可能です。
(どちらも口座開設タイアップ中)

抽選で当選してから入金すれば良いため、抽選資金が限られているときありがたいです。
特に松井証券はIPOの引受部門に力を入れており、幹事数の増加(5割を目標)にも積極的です。

追加の委託幹事としてSBIネオトレード証券が決まりました。
松井証券同様、抽選時に資金が必要ない証券会社です。

カブスル限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設を行っていない方はお得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)

口座開設タイアップ企画現金やポイントがもらえる!

口座開設タイアップ企画
  • 岡三オンライン
    抽選資金不要で幹事数が多い
    口座開設+入金で現金2,000円がもらえる!
  • 松井証券
    抽選資金不要で幹事数が多い
    口座開設+ネット銀行の入金で2,000ポイントがもらえる!
  • 三菱UFJ eスマート証券
    全体の2~3割の委託幹事に
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  • SBI証券
    幹事数は9割以上とかなり多い!
    口座開設+入金・振替で現金2,000円がもらえる!

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庶民のIPO

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IPO初心者も上級者も参考になる情報やデータが豊富です。

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