東京地下鉄(東京メトロ)のIPO情報
2024/10/23(水)に上場する、東京地下鉄(東京メトロ)のIPO情報です。
旅客鉄道事業の運営など。株主優待の発行あり。配当利回りも高い。
IPO「東京地下鉄(東京メトロ)」の上場日
上場日 | 2024/10/23(水) | 証券コード | 9023 |
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市場 | 東証プライム | 業種 | 陸運業 |
公式サイト |
東京地下鉄(東京メトロ)のブックビルディング期間
ブックビルディング期間になると、幹事証券からIPOに申し込めます。
市場注目度 |
B(やや高い) 銘柄により参加がおすすめ |
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ブックビルディング期間 | 2024/10/8 (火) ~ 10/11 (金) |
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仮条件 |
1,100円~1,200円 (抽選資金:11万円 ~ 12万円) |
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当選口数 | 2,905,000口 | ||
公募株数 | 0株 | 売出株数 | 290,500,000株 |
抽選資金が不足している方は、IPOの抽選資金が不要の証券会社があります。
また、IPOの申込や当選確認は姉妹サイト「庶民のIPO」の便利なシステムをご利用ください。
- IPO管理帳 / IPO管理帳ログイン版
IPOの申込み、当選確認を手軽に。 - IPOのメール通知システム
IPOの申込開始時にメールが届く。
東京地下鉄(東京メトロ)の公開価格と初値
公開価格 | 10/15 (火) | 初値 | (想定の初値) 1,320円 ~ 1,560円※10/7 修正 |
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騰落率 | - | 倍率 | - |
初値売りでの損益 | (想定の利益) 12,000円~36,000円※10/7 修正 |
東京地下鉄(東京メトロ)の初値予想と予想利益
★仮条件 決定後の予想仮条件 |
1,100円 ~ 1,200円 ※抽選資金:11万円 ~ 12万円 |
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初値予想 | 1,320円 ~ 1,560円※10/7 修正 |
予想損益 | 1.2万円~3.6万円 |
★仮条件 決定前の予想
想定価格 |
1,100円あたり ※抽選資金:11.0万円あたり |
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初値予想 | 1,210円 ~ 1,430円 |
IPO「東京地下鉄(東京メトロ)」の主な幹事証券
東京地下鉄(東京メトロ)の主な幹事証券です。
◆ 主幹事証券
割当数(当選数)が多いので参加必須!
◆ 幹事証券(委託含む)
ブックビルディング(抽選)に参加可能!
東京地下鉄(東京メトロ)の決算情報
単独 財務情報 (単位/百万円)
決算期 | 2024年3月 | 2023年3月 | 2022年3月 |
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売上高 | 370,420 | 327,042 | 289,953 |
経常利益 | 63,361 | 16,431 | -24,042 |
当期利益 | 45,809 | 26,614 | -15,029 |
純資産 | 632,803 | 598,631 | 581,226 |
配当金※ | 32.00 | 20.00 | 16.00 |
EPS※ | 78.85 | 45.81 | -25.87 |
BPS※ | 1,000.39 | 1,000.39 | 1,000.39 |
連結 財務情報 (単位/百万円)
決算期 | 2024年3月 | 2023年3月 | 2022年3月 |
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売上高 | 389,267 | 345,370 | 306,904 |
経常利益 | 65,866 | 19,694 | -20,497 |
当期利益 | 46,262 | 27,771 | -13,397 |
純資産 | 668,395 | 633,344 | 618,360 |
EPS※ | 79.63 | 47.80 | -23.06 |
BPS※ | 1,150.42 | 1,090.09 | 1,064.30 |
IPO参加のポイント
東京地下鉄(東京メトロ)は、旅客鉄道事業の運営(運輸業)、都市・生活創造事業の運営(不動産、流通・広告事業)などを行っている企業です。
運輸業は東京都区部を中心に、9路線からなる地下鉄ネットワークを保有し、鉄道の運行及び運営並びに鉄道施設等の保守管理を行っています。運輸業による収益が全体の95.1%(2024年3月期)
不動産事業による収益が全体の3.5%、流通・広告事業による収益が全体の6.1%(2024年3月期)
個人的に注目しているのは、コロナ禍により行われたコスト削減。
2024年3月期の営業利益率は19.6%。2025年3月期の業績予想による営業利益率は21.6%(2023年3月期は8.0%)
2024年7月の旅客運輸収入はコロナ前と比較して95%まで回復しており、高収益体制に。
東京メトロは株主優待の発行が決まっています。
仮条件の上限価格は1,200円。優待は200株以上からなので、投資額24万円で片道切符が年間6枚もらえます。
2025年3月期の業績予想(連結)が発表されています。
仮条件の上限価格で算出したPERは13.3倍。前期実績で算出したPERは15.0倍、PBRは1.04倍。
予定されている配当金は40円。仮条件の上限価格で算出した配当利回りは3.33%
東京の私鉄3社と2016年に上場したJR九州の比較です。
※2024年10月7日時点の株価で算出。東京メトロは仮条件の上限価格
IPO | 東京 メトロ (9023) |
東急 (9005) |
小田急 電鉄 (9007) |
JR九州 (9142) |
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売上高 (百万円) 2024年3月期 |
389,267 | 1,037,819 | 409,837 | 420,402 |
時価総額 (億円) |
6,972 | 11,526 | 6,277 | 6,498 |
株価 | 1,200 | 1,882 | 1,619.5 | 4,227 |
PER | 15.0倍 | 18.8倍 | 15.3倍 | 15.7倍 |
PBR | 1.04倍 | 1.38倍 | 1.21倍 | 1.52倍 |
配当利回り | 2.66% | 0.93% | 1.85% | 2.20% |
EPS | 79.6円 | 106.4円 | 227.8円 | 244.7円 |
上場規模が大きいIPOは当選口数も多くなり、IPOの内容によっては、当選しやすく利益になりやすいチャンス銘柄となります。
【IPO初心者、投資初心者の方へ】
IPOとは未上場企業が上場すること。証券会社を通じて東京メトロの株の売買が可能になります。
上場前のIPO株は、算出された相場価格よりディスカウント(割引)された価格で購入できるため、IPO株を上場前に購入し、上場後に売却することで、売買の差額による利益を期待できます。また、保有していると株主優待や配当金がもらえます。
姉妹サイトの記事でさらに丁寧に説明していますので、IPO参加の判断材料としてください。
お寄せいただいた質問もすべてこちらで回答しております。
同業他社と比較して、割安な価格設定で配当利回りが高く、株主優待の発行もあり。
コロナ禍によるコスト削減で利益もだしやすく。需給は重いですが買い需要も多そうなIPOで、積極的に参加されるのがおすすめです。
参考までに
評価は下記を考慮して、中立の「B」に設定しました。
- 業績は安定的(決算情報)
- 2025年3月期の業績予想(前期比)は、営業収益 407,500百万円(+4.7%)、営業利益 88,000百万円(+15.2%)
- 仮条件の上限価格と2025年3月期の予想実績(連結)によるPERは13.3倍。前期実績で計算したPERは15.0倍、PBRは1.04倍
- 2025年3月期の配当金は40円の予定。仮条件の上限価格による配当利回りは3.33%。同業他社と比較して高い利回り
- 連結配当性向は40%以上を目指す
- 不採算路線なし
- 知名度が高い
- 個人投資家に人気の高い株主優待の発行あり
- 国策事業。倒産の心配もなく長期投資しやすい
- 同じ10月に上場予定だったキオクシアが上場延期に
- グローバルオファリング(海外販売)あり。海外販売比率は20%
- 成長をイメージしにくい事業内容
- 需給がかなり重い
- コロナ禍のような事態で影響をうける事業内容
- 上位株主は国と東京都。上場で多くの個人株主に保有してもらいたい意図がありそう
- 海外景気の下振れリスク(インバウンド減少)
- 独自アンケート結果:長期投資(優待目当て)が39.3%、長期投資(その他)が24.8%、長期投資しないが36%
10.7追記。仮条件が1,100円 ~ 1,200円に決定。
(想定価格は1,100円。上限価格で9.1%の上振れに)
初値予想を1,320円 ~ 1,560円に修正し、予想利益を1.2万円~3.6万円としました。
目論見書の想定仮条件は1,100円。初値予想は1,210円 ~ 1,430円としました。
予想利益は1.1万円~3.3万円です。
カブスルは東京メトロのIPOに一家3名で全力参加する予定です。
郵政3社のIPOで合計1,300株のIPOに当選し、約50万円の利益を得たことがあります(思い出の当選IPO BEST5)
平等抽選で資金力関係なく当選チャンスがあるマネックス証券やSMBC日興証券がおすすめです。
ほかに、落選してもポイントがもらえるSBI証券もおすすめです。
カブスルはこちらの3社だけでIPOに81回当選しています(全当選数の52.3%)
ブックビルディング時に抽選資金が不要の松井証券や岡三オンライン、主幹事証券のみずほ証券と野村證券でもIPOの申込みが可能です。
抽選で当選してから入金すれば良いので、抽選資金が限られているときに有り難いです。
特に松井証券はIPOの引受部門にチカラを入れており、幹事数が増えています。(5割目標)
委託幹事として大和コネクト証券とauカブコム証券、SBIネオトレード証券が決まりました。(委託幹事は気づかれないことが多い)
大和コネクト証券は、認知度が他社と比べるとまだ低く、狙い目です!(カブスルは3回当選)
委託幹事証券とは?裏幹事と呼ばれている理由は?(庶民のIPO)
追加でDMM.com証券でもIPOの申込みが可能になりました!
抽選時に資金が必要ない上、口座開設すると株式新聞を無料で見られます。
動画でも東京メトロのIPOについて説明しています。
カブスル限定のタイアップ企画を行っていますので、口座開設を行っていない方はお得なこの機会に是非どうぞ(  ̄∇ ̄)
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IPOの当選確率を上げるコツなど
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