バリュー投資
バリュー投資とは、
本来の価値を市場に認められていない銘柄を発掘して、
その銘柄が市場に認められるまで保有しておこう。
というのがバリュー投資となり、基本的なスタンスは長期投資です。
バリュー投資で利益を得るスタイルとは、市場が見放している時期(株価が安い時期)にその銘柄を仕込んで、市場が注目して人気が出て買いが集まる時期(株価が高い時期)に売り利益確定します。
たとえるならば・・・
今やメジャーリーガーとして大活躍しているイチロー選手。
イチロー選手がまだ現在のような人気を得ていない時期に、オリックスの2軍より見出し1軍に採用し愛称を与え、現在の活躍までに押し上げた当時の監督、仰木監督。
今のイチローが 2軍選手だった |
⇒ | 注目されていない時期 (本来の実力[価値]に気づいていない) |
1軍に採用し | ⇒ | 本来の実力を算出し、採用する |
現在の活躍 | ⇒ | 周りから注目を浴び始め人気が出る (本来の実力「価値」が認められる) |
となるわけです。
オリックス仰木監督の前監督はイチローの実力[価値]に気づかず2軍としてプレイさせていたんです。こういったことが、プロ野球でもあったように株式市場においても起こっていることがあるというわけです。
本来の企業価値が市場においてまともに評価されていない銘柄
これを見つけるのがバリュー投資の醍醐味というわけです。
数多くある上場企業の中で、イチローのように実力はあるが周りから認められていない銘柄を探し出し、株価が安い時期に購入して、イチローのように大活躍をし始め、周りから認められ、株価が高くなった時期に売るのがバリュー投資です。
ただし、イチローも下積み時代(無名時代)があったように、バリュー投資も注目されるまでは気長に待たないといけません。
どうやってバリュー銘柄を見つけるのか?
イチローの実力を図る一つとして、バッティング成績などを「成績表」として現し価値を図るのと同様に、上場している企業には「財務諸表」があり、企業の実力を知るためのさまざまな指標が載っています。
経常利益はいくらか?予算に対してどうか?前年よりは良いか?
借金はあるのか?手元に現金はあるのか?大株主はどこか?設備投資しているか?・・・などなど。
そういった企業の体質・本質を図る指標を見ながら、本来の企業価値より安い株価と判断できれば、購入するわけです。
財務諸表のような指標は無料で開ける証券会社で紹介している中でも「四季報情報」として見ることができます。また、スクリーニングを利用すると見つけやすくなります。
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